モンスターのスキルを奪って進化する〜神になるつもりはなかったのに〜(修正中)

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第8話:祝福の儀(前編)

   俺が自分のステータスがどういう風になるか、や両親のステータスについて考えてストレス解消(?)をしていると、とある建物の前で馬車が止まった。ここで止まったということは‥‥‥これが教会か‥‥‥白いな。真っ白とまでは言わないが‥‥‥兎に角、白い。

   俺は父さんの手を借りながら馬車から降りた。馬車から降りるとき、ギリギリ足が地面に届かない‥‥‥早く大きくなりたいものだ。まあ、今は乗っている最中お尻を痛める馬車から解放されたことを喜ぼう。

   父さんが教会のドアを開けた。俺は父さんと母さんに連れていかれて教会の中に入った。
   教会の中に入った早速目にしたのはーー壁だった。だが、ただの壁ではないようだ。い《→》とでもいうのか、壁が光っている。この雰囲気を俺は知っている。えーと‥‥‥女神がいた部屋(?)だ。何処と無く心が温かくなってくる雰囲気が似ている。

   父さんが受付らしき場所に立っている女の人と何かを話している。

「おはようございます。本日はどのようなご用件で」
「今日は5歳になる私の息子ーーシズナ・フォン・ラートリアに祝福の儀を受けさせてもらうために来た」

   聞こえてくる会話の内容から察するに祝福の儀を受ける手続きをしているようだ。
   緊張してきた‥‥‥祝福の儀って何をすればいいのか分からない。ローズ先生は教える必要がないと思ったのか教えてくれなかったし‥‥‥。
   そうこうしているうちに受付の人がいなくなっていた‥‥‥どこに行ったんだ?

   暫く待っていると、受付の人が誰かを連れて戻ってきた。

   白い服を纏った気が良さそうな男の人だ。大してこれといった特徴はない。強いて言うなら、身長が低いくらいだ。あと、禿げている‥‥‥。

「久し振りだな、司祭よ」
「久し振りですね、ガルドさん。お元気でしたか?」
「ああ、元気だ。学園生時代には何度も死に掛けたがな」

   信じられない‥‥‥!いつも厳格な父さんが男の人としている。この人は何者なんだ‥‥‥!?

「さて、会話はここまでにしましょう。これからシズナ君の『祝福の儀』を執り行うので付いてきてください」
「ああ、分かった」

   俺は父さん、母さんと一緒に司祭と呼ばれていた人に付いて行った。勿論、父さんと母さんも一緒に。

   少し歩くと、奥の壁の方に像が付いている部屋に着いた。その像の内の一体は転生時に会った創造神である。となると、他の像は神様達か‥‥‥全員美形だな‥‥‥。すこし、羨ましい‥‥‥いや、妬ましい。

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