魔法学園で最強に

足占畏友

第1話 家族

「あぁ、そうだった。俺、トラックに轢かれて死んだのか。いや、でも今天井とか見えてるから九死に一生を得たのか?でも、東京にこんな古そうな木造の家あったんだな、普通、病院だと思うけどなぁ。」

そう思いながら体が動くか試してみた。

「なんだこれ、動きにくい。痛くないけど窮屈な感じがするな。」

改めて自分の体を見てみた。そこには包帯を巻いた体は無く、ぷっくりした腕、足、胴体があった。

「は?まるで赤ちゃんだなぁ。試しに喋ってみるか。「あぅあぅあー(こんにちは)」いや、おかしいだろ。なんでトラックに轢かれたら赤ちゃんになってるんだよ。いや待てよ、これは夢か、じゃなかったら転生ってやつか。まぁどっちにしろあんなブラック企業には戻りたくないけど…」

と、考えていたとき急に部屋の扉が開いた。そこからは、金髪の20歳になっているかどうかくらいの女性と銀髪の同じく20歳になっているかどうかくらいの男性が入ってきた。[ちなみに、女性の方は長い髪、身長160センチくらい、眼の色は青と水色の間くらい、バストはcカップくらい、白い肌、男性は、髪は背中に少し届くくらいで後ろでまとめている、身長180センチくらい、眼の色は青、白い肌]

「誰だ?」と、思っていると急に抱き抱えられ、

「ママですよ〜、こっちにいる我が子を前にしてキョドッている男の人がパパですよ〜」

「誰がキョドッている!?」

あぁ、この人たち俺のお父さんとお母さんか、くそっ、俺一度も彼女できなかったのに、その前で
イチャイチャしやがって。
とりあえず、喋れないけど声出して反抗してみるか。

「あぁうぁうー!」よし!このくらい大きな声出しとけばいいだろう。と思っていたが、

「あら〜声出したわっ!きっとパパーママーって言ったのね!」
「あぁ、きっとそうだな。」

と、全然俺の意思は伝わっていなかった。
あぁ、なんか無駄に疲れた。しかもお腹空いてきたし。
と思っていたら
「ウワァー!ウワァー!」
泣きだしてしまった。自分でも止められない。どうしようか考えているとお母さんがおっぱい をくれた。自分でも焦っていたからありがたかった。お父さんの方はどうしているかみると、どうすればいいかキョロキョロしていた。見た目かっこいいのに残念だなぁ。とか考えてるうちにお腹がいっぱいになった。これからどうしようか考えようと思ったら眠くなってそのまま寝てしまった。

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