妹との日常。

あいす/Aisu

123話 台風 後編!





「あったあった…」

「ん…お兄ちゃん」

「ありゃ…起こしちゃったか?」

「んーん…ちょっと前から起きてた」

「そっか」

懐中電灯を取ったらすぐ戻ろうと思ってたけど…桜起きてたし桜しだいかな?

「下いくか?」

「暗い~」

「あぁ…そうだな」

俺は懐中電灯を付ける。

「えー?電気つければいいじゃん」

「停電」

「……ほんと?」

「本当」

「嫌だなぁ…」

「まぁまぁ…」

桜が外を見ながら言う。
まぁたしかに色々と不便だけども…

「あーあ…お腹すいた」

「俺もだなってか今日お腹すいたしか言ってないよな?」

「それ以外にも言ってるよ」

「まぁそれは知ってるけどさ…」

さてどうしよう。ご飯を作るとは言っても炊飯器は使えない、冷凍のご飯も解凍できない…となると火だけでできるなんかの麺類かな。
野菜は色々あるし、適当に切って鍋にぶちこんで…よしそれで行こう。

「ご飯作ってくる」

「ありがとー!」

「火しか使えないから文句言うなよ?」

「言わない言わない!」

絶対嘘だなぁ…野菜マシマシだと知ったらボッコボコに言われる。

まぁそんときゃそんときや!気にせずつーくろっと…




「お兄ちゃん…」

「何?」

「なんで野菜こんなに入ってるの!?」

ご飯ができて桜に出したら…まぁ予想通りに文句言われた。

「それぐらいしか作れないし文句言わないって言ったじゃんか」

「っ…もう」

「食べないなら食べなくてもいいんだぞ?」

「食べる!」

背に腹は変えれないって奴かな?まぁどうでもいっか…

「いただきます」

「いっただっきまーす!」

元気のいい事…相当お腹が減っていたのか物凄いスピードで減って行くご飯…流石に少し引いたかな…
なんとなく外を見てみると周りの家は電気が着いていた。

「あ…」

直ぐに席を立って電気のスイッチをつける。

「おぉ!」

桜が声を上げた。いやぁ電気があるっていいなぁ…
電気は生活に必要だね!
いつの間にか台風も収まっていたのでした。




あいすです!
昨日開設したTwitterですが…3人フォロワーがいるのですがこれはノベルバの影響ですかね?まぁテキトーなツイートとかばっかなのですけども…
それそうと、次回からはどうしようか迷い中です。
さーてどんな感じにしようかな~…
考えるのでおしまい!
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