102話！！彼方の一日 (休日編）後編

「れっつ・ごー！」

「おー…」

あれから俺らは準備をして、デートに行くこととなった。未だにどこに行くか決まっていないらしいのであまり行きたくはない。なぜならさまようことでさっぶい外をウロウロしなければならない…ということで俺は家にこもりたいし、行くのであれば行き先が決まってからがいい…
俺って自分勝手だなぁ。

「さーて…どこ行こうか？…水族館でも行く？」

「いいけどこの時間だとあんま長くいられないぞ」

「いいのいいの！さっ！行こー！」

「はいよ」

そう言ってあるきだす。ここから最寄りの水族館までは歩いてだいたい25分〜30分程度だ。

その時間は歩きながら桜と雑談を交わし、時に道がわからなくなったり…そのせいで着くのは遅れたが水族館には着いたので良しとする…

「ふぅ…ついた！」

「だいぶ遅れたけどな」

「ごめんね？」

「いやいいんだけどね？」

水族館はちょっと前にお母さんと来た場所だ。目新しさは全くないが、とりあえず適当に回ろうということになり、水族館の中に入った。
その後は本当にブラブラ回っていただけだった。それでも桜は楽しそうだった。なんでも楽しめるんだよな桜は…いやお化け屋敷とかは違うか…

「楽しかったね！」

「そうだな〜」

可愛い魚は好きだなぁ…ってなんだかんだ俺も楽しんでるじゃんか…
適当に回っているだけでも桜と一緒ならたのしい…何恥ずかしいこと思ってんだよ俺…

その後も水族館の感想を話しながら、まぁ途中から雑談になったが…まぁそんなことを話しながら家へ戻った。久しぶりのちゃんとしたデートだったなと思ったりした。ショッピングデートもいいんだけど俺財布と荷物持ちとかいう苦行だったし…

「ただいま〜」

「たっだいま〜！」

家に着いた。さてもう6時半か…ご飯の準備しないとだなぁ…何にするかまだ決めてないや。

「お兄ちゃん！夕ご飯オムライスがいい！」

「え？あ、じゃあそうしようか」

キッチンに立って考えていると桜が夕ご飯のご要望を言ってきた。

「ん？なんかもう考えてた？」

「いや全く。思いいてなかったから逆に助かった」

マジで何も思いつかなかったので助かった…いやー俺の料理はレパートリーが少ないからなぁ…増やしたいな。
そんなことを考えながら材料を取り出し、調理するのであった。

「出来たぞ〜」

「いぇーい！いただきまーす！」

「早い早い」

いやまだ机に置いてすらいないんだけど…まだお茶とかも出してないしケチャップもまだだしなぁ…

「はやくはやく〜ぅ！」

「待ってなさい！」

「ぶぅ…」

急かされて俺は急いで色々を机に運ぶ。そしてようやく全部終わって食べるだけ…

「いただきます」

「いただきまーす！」

うん美味しい。まぁ自画自賛なのだが…
桜は笑顔で食べ進めている。食べるの早いな…好きなものだけは早いタイプな人だ。嫌いなものはとことん遅い。俺は基本なんでも食べられるから遅くなったりはしない。

「ご馳走様でした！」

「はやっ！？」

俺まだ1/4も食べてないのに…
本当に好きなものだけは早いなぁ…

「えっへん！」

「その調子でピーマンだとかも食べて欲しいなぁ…あ、食べ終わったんだったらお風呂入れて先入っててもいいぞ」

「ピーマン…むり。お風呂は入る〜」

そう言ってお湯を入れるボタンを押す桜。栓閉めたっけ…

そうしてご飯を食べ終え、桜がお風呂から出出来たら俺目お風呂にはいって、あとは寝るだけとなった。

「お兄ちゃん〜一緒に…」

「分かってるよ…」

「流石！」

もう一緒に寝ることが定番というか当たり前だ。昔とは違ってもう慣れた。慣れって怖いなぁ…
そうしてベッドに入りぬくぬくしていると桜も入り込んできた。

「お兄ちゃん〜！」

「はぁ…抱きつくなよ」

「どうして？」

「分かってるくせに」

「まぁ分かってるんだけどね！しょうがないな〜離れてあげるよ〜」

「うざいなぁ」

「……私3回ぐらい死んでくる」

「やめろ！？」

重いな！？疲れましたよ…桜の相手は以外と疲れるけど楽しい。こういう所で好きになっちゃったのかな…

後書きはお休みです…
次回は平日編だ！めっさ疲れたので寝てきマース！

　　　∧∧
　　（*･ω･）　おやすみ
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＿人人人人人人人人＿
＞　　　寝　る　　＜
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　　　　　ｵﾊﾖｰ!!
　　　　∧∧ ∩
　　　 (`･ω･)/
　　　⊂　　ノ
　　　　(つノ
　　　　 (ﾉ
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ちーん…
　 _,,..,,,,_
/ ,' 3　 `ヽｰっ
l　　 ⊃　⌒_つ
`'ｰ---‐'''''""

＿人人人人人人＿
＞　突然の死　＜
￣^Y^Y^YY^Y￣