妹との日常。
81話 停電…?中編
「さてと…ブレーカー確認してきますか…」
「行っちゃだめ…」
「そうは言ってもな…もしかしたらブレーカーかもしれないし…」
桜の頭を撫でる手を止めずにそういうが桜は納得が行かないのか、俺の胸に顔をうずくめる。
そんなにめり込ませても筋肉とかはないんだけどな…
「やだ」
「じゃあ一緒に行くか?」
「え…………うん…」
桜はしばらく迷っていたようだが、最終的には行くらしい。
「じゃあ行こっか」
「うん…」
「うんにゃー!」
何故かにゃーれが前を歩いているが気にしないでブレーカーのある洗面所に向かう。
「怖い…」
洗面所に着いたはいいものの桜が予想以上に怖がっている。体は小刻みに震えいる。一応手を繋いでいるのだが凄く震えているのがよく分かった。
「もう少しだから…」
桜の手を握ったままブレーカーを見る方法を考えたが身長が低い俺には台がないと蓋を開けれないので申し訳ないと思いながら手を離し、素早くそこら辺においてあった椅子を動かし、乗る。
「あっ…」
桜が嫌そうな声を上げたので一言『ごめん』とだけ言い、蓋を開けて中を確認する…
「…落ちてないか」
確認したが落ちてはいなく、いつもの位置にある。
一方桜はやはり震えが止まらないようだ。暗いところの体勢がないのだろう。暗所恐怖症なのだろうか。
「お兄ちゃん…」
「ああ、ごめんごめん…あと2秒ぐらい待って…」
俺は宣言通り、約2秒。もしかしたら3秒かかっていたのかもしれないがそこはご愛嬌ということで…
桜の手を再び握り、桜の表情に少し余裕が出来た。
俺は一息ついてリビングに戻ろうとすると、やはりにゃーれが先導する。何がしたいのだろうか…?
リビングに戻り、洗面所に行ったんだったら懐中電灯持ってこればよかった…と後悔していると…
「お、お兄ちゃん…」
「なんだ?」
「その…お手洗い…」
「…マジ?」
「……うん」
桜がトイレに行きたいようだ。ついて行って欲しいということだと思うが、少し自意識過剰だろうか…
「そいで?」
「その…ついてきて…」
やっぱりか…何か少し気が引けるがしょうがない…
「わかった。行こうか」
「ありがとう…」
そしてトイレに向かう…覗きたおっとあぶない。
ついた。もちろん電気はつかないのでスマホの電灯を使うように言った。
「さみ」
そういやストーブつかないんだっけ…うぅ…上着羽織っておけばよかったかな…
あいすです!
唐突ですが今これを書いている時点でお気に入り数が199なんですよ…まどろっこしい…!
あと1です!早く…お願いします…
あと、今のところ投稿を初めて2ヶ月と27日です。こんなに経ったのか…!
なんだかこまめに確認してしまいます。
最近ランキングにも乗るようになってきて嬉しくてたまりません…
これからもよろしくお願いしますっ!
誤字脱字の報告お願いします!
コメント
あいす/Aisu
ありがとうございます!((( *´꒳`* )))
投稿して約15分でら200いきました!ありがとうございます!(2回目)