妹との日常。
77話 桜の料理…!?
「あぁ…俺のデータ…」
俺は今、データの消えたソシャゲを起動してみた…昨日はダウンロードはしたものの、怖くて開けなかった。が、今日なんとなく開いてみることにした。
もちろんデータは消えていて最初から。課金した8万は帰ってこない…泣いていい?
「余裕…」
最初のステージは当たり前だが簡単だ。このゲームは考えるだけでなくテクニックも必要なので元ガチ勢だった俺には余裕だ。
そういや江青にフレンドIDまた教えなければ…面倒だなぁ…
「お兄ちゃ〜ん!」
桜に呼ばれた気がする。
そう思ったらドタバタと足音がした。
「なんだ〜?」
そう問返す。俺は画面に夢中で桜の方は見ていなかったが、なにか嫌な予感がする…
「あっ!」
的中。桜が転んで零れたカフェオレが俺にヒット!いやぁ〜これは許せませんね〜!
「ごめんなさい…」
前言撤回。やっぱ許す!めっちゃ可愛いもん…
両手をお腹のあたりに当ててしゅんとした状態の桜。視線は俺…より少し左に向いている。こんなにジロジロ見ている俺は変態なのだろうか。
「いいよ。あんまり熱くないし」
湯気が出ている?多分今の桜の体温の方が熱いだろう。めっちゃ顔赤い。
「許して…」
許さないわけないよなぁ!?…いいこと思いついた…
「じゃあ今日の晩御飯桜が作って」
「え!?」
やはり困惑している。追い打ちをかけてやろう!
「あ〜桜の作ったご飯食べたいな〜?」
少しウザイ程度に言ってみる。
「わかった!分かったよぉ…そうしたら許してくれるんだよね…?」
「おう」
効果はてきめん。ということで今日は桜の愛情がこもった料理が食べられるだろうな〜…
ごっ飯〜ごっ飯〜♪
俺は子供のように箸を机にとんとんしている。
「で、出来たよ〜…」
自信のないような声だったが、桜が作ってくれたのだからどんなゲテモノでも食べてやろう。俺からお願いしたことだし。
そんなことを思っていたら、料理が運ばれてきた。
…………これは料理なのだろうか。
……あれ?これってあれ?ジャイ○ンシチュー?
「ど、どう?」
「…た、食べてないんだからわかるわけないだろ?」
「じ、じゃあどうぞ…」
そう言ってスプーンを渡してくる桜。箸いらんかったやん…
「いただきます」
そう言ってシチュー?をすくって意を決し食べる…
あれ?美味い…
「めっちゃ美味い!」
「ほんと!? よかったぁ…」
その後、完食して桜がお風呂に入っている間に、吐いた。
いうせ…あいす。
今更ですがにゃーれと言うのはTwitterの名前だったりようつべのアカウントの名前だったりします。猫派にゃので。
最近異様に眠いんですよね。9時には眠いです。小説を書く時は大体8時半ぐらいから9時半ぐらいなので投稿されていなかったら寝落ちしてると思ってくださいw
そしてここ4日間、この物語のPV数が465、392、386、461という謎に多いんですよね。凄く嬉しいです!
最近他の方の小説を読んでいると1話1話が長い人が多いんです。なのでもう少し長くした方がいいのかなぁと思ったりします。
まぁ検討します。
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コメント
あいす/Aisu
いえいえ…私が悪いので…
あいす/Aisu
すいません…!
昔に1回話を消してしまったことがあったんです。
対処法はこのタイトルの場所を開いて第1話の所を長押しして未読の状態にしたらなくなると思います…
分かりにくかったら仰ってください。再度説明します…