妹との日常。
71話 桜とお風呂
今日は日曜。今は桜に膝枕をしてもらいながらテレビを見ている。ちなみに桜が好きだというサスペンスドラマだ。
あ〜桜の膝ムニムニで気持ちいい…なんかドラマ怖いし寝ようかな…
実は俺は臆病で、怖いものが苦手。ってか桜はお化け屋敷苦手だったよな?なんでこっちはいけるのだろうか…え?俺?お化け屋敷も無理して桜を怖がらせようと我慢した…なんか俺の記憶だと俺の方が声を荒げていたと思う。
「あ!」
桜がいきなり大きな声を上げるので思わず俺はビクッ!と体が震えた。
「なんだ?」
「あ、ごめん…ドラマの方だよ」
「なるほど…わかった〜」
「あ、私の膝枕どう?」
「ん?気持ちいいぞ…膝辛くないか?」
「全然?まだまだ出来るし、寝てていいよ?」
「じゃあそうするわ…」
ちょうど考えていたのでよかった。
そして俺は桜のムニムニのお膝を堪能しながら眠りにつくのだった…
…むにゃ。おはようございます…
ん?なんか…暖かいな〜…毛布でもかけてくれたのかな?
……いやこれ毛布の暖かさじゃないぞ…
なんだ…液体…?シャワーの音…いやこれ絶対お風呂やん。桜もいるでしょ…嬉しい…じゃなくて!え?桜裸?それやばいよね?俺は辛うじてタオル巻いてある…いやまくまでに絶対見ただろ!?……やばい。
俺はまだそんなことする気は無いんだが!?
「お兄ちゃん?」
「はい?」
しまった!いつもの癖で…
「えっ!?起きてるの!?」
「大丈夫だ…目は開けてない…」
「…え!?じゃなくて!なんで開けないの!じゃなくて!どうしようね?」
「…まずどうしてこうなった」
「起きないから…」
起きないから一緒にお風呂だと!?おかしいよね?そんなことは普通ないよね?
「えっと…私今裸…」
「わかってる…目は開けない…」
「ちょっと待ってね…」
ゴソゴソと音がする…桜の裸…じゅるり…違う違う!見ない見ない…
俺だって思春期だもん…みたいよね…?
「た、タオル巻いたからもう目開けて大丈夫…」
「大丈夫じゃないだろ…」
タオル巻いても際どいだろ…目は開けない…開けない…開けよう!(?)
「…あ、あんまりジロジロ見ないで…」
やばい。顔が熱い…さよなら、俺の理性。
えっと…ここは…ムニムニしてる…
「桜?」
「何〜?」
目を開ける。桜は平然としている。俺は別にお風呂に入った感覚はない…
「夢かよぉぉぉおおおおおおおおおおお!!!!!」
ま さ か の 夢 オ チ 。
え?期待した?残念でしt(殴
なんか弟が絵をかけうるさいので終わりたいと思います!
最後に一言。
小学生は最高だっ…!!
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