妹との日常。
彼方と桜のメリークリスマス!『番外編』
俺は今、チキンを買いに行こうとケ○タッキーへ向かっている最中だ。
桜がしっかりと俺の手を握っている。
それにしてもカップルしかいないな〜…非リアは家にこもってる感じ?
俺も去年まではそうだったな…
「お兄〜ちゃ〜ん?」
「ふぁい?」
「なにその変な声?あと、まだ着かないの〜?寒い〜!」
「はいはい。もうちょっとだから我慢しなさい!」
なんということでしょう。恋人から親子に早変わり!
ケン○ッキーはあと3分ぐらいで着くはず…あ、看板が見えた。
「ほら、看板見えたぞ」
「えー?どこ〜?」
「ほらあっち!」
「あ!みつけた!でも遠い…」
看板は建物で少し見辛いがチラッと見えている。
そのとき俺の携帯が『ピロッ!』と音を発した。
「誰だ?」
そう言って手を繋いでいない左手でスマホを操作する。
俺はLIMEを開く。そこには江青からメッセージがあった。
『クリパ!』
クリパ、クリスマスパーティーの略だろう。
それにしてもクリパて…良いけどな〜…桜と過ごしたい気もする。
ピロッ!
また来た。
『みんないるぞ!』
みんないるなら行かない訳がなくなってしまった。
江青の戦略か!まんまとはめられた!
「ん〜なになに〜?」
桜が背伸びをしてスマホの画面を覗き見る。
「はいはい」
俺はスマホを少し下げて桜に見やすいようにする。
そうすると桜は読み始め、2秒ぐらいでうんうんと頷いた。
「よし!行こう!」
「マジか」
「お兄ちゃんは行きたくないの?」
「どっちでも良い感じ」
率直な意見を言う。
そうすると桜は俺のスマホを強引に奪い取り何か文字を打ち始めた。
それから10秒ぐらいしたら俺にスマホを返す。
「行くって送っておいた!」
「勝手に…」
スマホを覗くと本当に返信してあった。
しかも桜も行くと言うこともきっちりと書いて…まぁ別に良いが…
早速返信が来た。
『おけ!メンバーは俺、お前、桜ちゃん、愛梨、駆、楓ちゃんの6人らしいからよろしくな!』
なるほど六人か…
駆と楓ちゃんは付き合っているらしい。
駆はザ・スポーツ男子的な感じなイケメン君。クリパとか参加するタイプなのか…対したて楓ちゃんはどちらかと言うとロリ体型で清楚。
これだけ聞くと駆がロリコンみたいだな…決して駆がロリコンというわけではないらしい。
また返信が来た。
『駆は楓ちゃんが行くって言ったらしいからついてくるはみたいだぞ』
なるほど…
ばにらあいす。
クルシミマス編の3話目!
まだ続きそうです。
次の話はいつ投稿されるかは分かりません。まだ書いてすらいないですw
闇の魔法少女という曲を聴きながら書いてます。歌詞があれなのでクルシミマスに聞くにはちょうど良い曲です。わからない人は一度聞いて見ましょう!ということでまた次回〜!
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コメント
あいす/Aisu
直しました!ありがとうございます!
アキ
返信が変身になってます