タナトスの剣

隆醒替 煌曄

0.語り

 世界の片隅で誰かが言った。

「世界は理不尽で満ち溢れている」

 と。

 あなたは、理不尽というものを知っているだろうか?

 この世界に存在する、どうしようもない不条理。圧倒的強者と敗者の間に生じる、愉悦と絶望。

 敗者は、何をどう足掻こうと、その殆どがその『理不尽』に負ける。そう、は。

 あなたも、創作物を見たことがあるのならば、ご存じだろう。よくよく、それらの主人公はその『理不尽』に立ち向かう。

 しかし、現実が全てそうとは限らない。いっそ、それに投げやりになって、人生そのものを諦めようとするものも少なくはない。

 結局何が言いたいのかというと、理不尽とは、少なからず存在する、ということだ。

 これから綴る物語は、かつて世界に存在した、英雄たちのように、1人の少年が、仲間たちとともに理不尽に立ち向かった物語。1度くじけた少年が、死を乗り越えて、世界の不条理を壊す物語。




 こんな感じで始まってしまいましたが、どうも上手く書けない……。表現力低くてすみません……。

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