異世界転生〜貰ったスキルはバグ並みでした〜(仮題)
Ep0 プロローグ
「はぁ〜、やっと学校が終わった〜。」
俺は八神優羽。
成績も、運動神経も、顔も、普通で少しラノベを読むどこ〜にでもいそうな高校1年生だ。
「ゆ〜う〜、一緒に帰ろうよ〜!」
そう言ってきたのは、俺の幼馴染の桜井結月。
髪は艷やかでポニーテール、目はぱっちりと大きく、唇はキレイな桜色で厚くもなく薄くもなく、肌も雪のように白い。そしてスタイルもいい。
結月とは家が小さい頃近所だったから、よく遊んだ仲だった。
まぁ、色々あって俺は親戚の家に引き取られて、離れてしまったが…。
周りのやつからは、学校1、2位を争う美少女だ。と言われているそうな。まぁ、結月自身は無自覚だけど。
最初、一緒に帰ろ〜って言われたときは、教室があれだけ騒がしかったのが、一瞬で静まり返って、皆固まってたな〜。マネキンチャレンジかよ(笑)って思ったな。まぁ、何であんな奴と、とは思わなくは無いな。
だけど、今は慣れたのか、そんなこともなくなった。
一部殺意を向けてくるものがいるが…。
「お~い優羽、聞いてるの〜?」
「はいはい、聞こえてますよ〜。」
「今日もカップルでお帰りか?」
こいつは俺の1番の親友の宍戸旬平。
普段はことあるごとに茶化してくるが、いざという時に頼りになるやつだ。
「カ、カップルなんて…。でも優羽なら(ブツブツ…」
お〜い結月さんや、身体をクネクネさせながら
自分の世界に入らないでもらえますかねぇ。
「旬平茶化すなよ。一緒に帰るだけだ。お〜い、結月〜帰らないのかぁ〜?」
あっこれだめなやつだわ〜。聞こえてないやつだな〜。早く帰りたいなぁ〜。
「結月帰るぞ〜。帰りに何か奢ってやるから。」
「ホントに!?」
「近い、近い。もうちょい離れて。」
鼻と鼻が当たりそうなくらい近づいてきたぞ…。変わり身早いし、がっつきすぎだろ…
将来詐欺に会わないか心配だな。。。
〜帰り道〜
「あそこのセブ○イレブンで買うか?」
「うん!」
店員「ありがとうございました〜。」
「結月何買ったんだ?」
「う〜んとね、ガリ○リ君と、ク○リッシュと、ショートケーキ。」
うん、いや。ちょっと待ってね、ツッコミどころ多いよね
そんな食うのこの娘、腹壊さない
あと、最後のは家で食べる分かな?それにしても、もうちょっと遠慮するもんじゃないのかよ…。
多分俺、今の顔すげー引き攣ってると思う…。
はぁ…もういいや考えるだけ無駄ですね〜。←思考の放棄
「腹壊すなよ。」
「うん!ありがとね、優羽!」
夕日に照らされた結月の笑顔はとても綺麗で芸術品のようだった。
俺は照れくさくて、結月から目をそらした。
「あっ、照れたぁ〜。」
「う、うるせぇ。」
しばらくして、結月と大通りに出て信号待ちしていた。
そして、信号が青に変わり、もう少しで渡り終えるときに、車が猛スピードで走ってくるのが見えた。
その車は一向に減速する気配がなく、怪しく思った優羽が目を凝らして視てみると、運転手はハンドルにうつ伏せになって倒れていた。
そうこうしているうちに、その車は、20mぐらいまで迫っていた。
優羽はまだ冷静さを保ってはいたが、結月はパニックになって動けないでいた。
「結月!走れ!!」
「えっ…あっえっ?」
車とぶつかるまであと1秒あまり、結月はパニックになってて動けない。
でも、結月だけならなんとかなる!
「えっ、きゃあ!」
結月は、優羽に歩道まで突き飛ばされた。
「優羽!!」
へぇ〜、車に轢かれたりする直前ってホントにスローモーションのように感じるんだ
な〜。
優羽の眼前には車が、ゆっくりとしかし確実に迫ってきていた。
そして、優羽の体感時間で数秒が経ち、カウントダウンが0になったとき、大音量の音とともに、優羽の体は数十m吹き飛ばされ、ガードレールにぶつかって止まった。
「優羽!!」
結月は優羽のもとまで駆け寄った。しかし、優羽の体の四肢は、左腕だけ無事な状態だった。最早、痛覚はなくなっていた。
ただ、出血による寒さという感覚だけが優羽の中を埋め尽くそうとしていた。
「優羽……死んじゃ…やだよ…。」
「それは…無理そうだな…。
…そんなに泣くなって。せっかくの可愛い顔が台無しだぞ?」
「でも…私の…せいで優羽が…。」
「俺は結月を助けられて悔いはない。だからさ、泣いてる顔より、笑ってる顔を見せてくれないか?」
優羽はゴボッと、口から血を吐き出した。
「俺はもうすぐ限界だな…。結月今まで本当に…ありがとう。そして…俺の分まで生きてくれ…。」
「うん!優羽の分まで頑張って生きていくからね!」
と目尻を手で擦り、一点の曇りも無い笑顔で応えた。
やっぱり、結月は笑ってる顔が1番だよ。
そう思いながら優羽は生涯の幕を閉じた。
誤字脱字など間違えているところがあれば教えてください!
アドバイスもお待ちしております!優し〜く(人д`*)オネガイシマス
10/26 一部修正
11/25 一部追加
俺は八神優羽。
成績も、運動神経も、顔も、普通で少しラノベを読むどこ〜にでもいそうな高校1年生だ。
「ゆ〜う〜、一緒に帰ろうよ〜!」
そう言ってきたのは、俺の幼馴染の桜井結月。
髪は艷やかでポニーテール、目はぱっちりと大きく、唇はキレイな桜色で厚くもなく薄くもなく、肌も雪のように白い。そしてスタイルもいい。
結月とは家が小さい頃近所だったから、よく遊んだ仲だった。
まぁ、色々あって俺は親戚の家に引き取られて、離れてしまったが…。
周りのやつからは、学校1、2位を争う美少女だ。と言われているそうな。まぁ、結月自身は無自覚だけど。
最初、一緒に帰ろ〜って言われたときは、教室があれだけ騒がしかったのが、一瞬で静まり返って、皆固まってたな〜。マネキンチャレンジかよ(笑)って思ったな。まぁ、何であんな奴と、とは思わなくは無いな。
だけど、今は慣れたのか、そんなこともなくなった。
一部殺意を向けてくるものがいるが…。
「お~い優羽、聞いてるの〜?」
「はいはい、聞こえてますよ〜。」
「今日もカップルでお帰りか?」
こいつは俺の1番の親友の宍戸旬平。
普段はことあるごとに茶化してくるが、いざという時に頼りになるやつだ。
「カ、カップルなんて…。でも優羽なら(ブツブツ…」
お〜い結月さんや、身体をクネクネさせながら
自分の世界に入らないでもらえますかねぇ。
「旬平茶化すなよ。一緒に帰るだけだ。お〜い、結月〜帰らないのかぁ〜?」
あっこれだめなやつだわ〜。聞こえてないやつだな〜。早く帰りたいなぁ〜。
「結月帰るぞ〜。帰りに何か奢ってやるから。」
「ホントに!?」
「近い、近い。もうちょい離れて。」
鼻と鼻が当たりそうなくらい近づいてきたぞ…。変わり身早いし、がっつきすぎだろ…
将来詐欺に会わないか心配だな。。。
〜帰り道〜
「あそこのセブ○イレブンで買うか?」
「うん!」
店員「ありがとうございました〜。」
「結月何買ったんだ?」
「う〜んとね、ガリ○リ君と、ク○リッシュと、ショートケーキ。」
うん、いや。ちょっと待ってね、ツッコミどころ多いよね
そんな食うのこの娘、腹壊さない
あと、最後のは家で食べる分かな?それにしても、もうちょっと遠慮するもんじゃないのかよ…。
多分俺、今の顔すげー引き攣ってると思う…。
はぁ…もういいや考えるだけ無駄ですね〜。←思考の放棄
「腹壊すなよ。」
「うん!ありがとね、優羽!」
夕日に照らされた結月の笑顔はとても綺麗で芸術品のようだった。
俺は照れくさくて、結月から目をそらした。
「あっ、照れたぁ〜。」
「う、うるせぇ。」
しばらくして、結月と大通りに出て信号待ちしていた。
そして、信号が青に変わり、もう少しで渡り終えるときに、車が猛スピードで走ってくるのが見えた。
その車は一向に減速する気配がなく、怪しく思った優羽が目を凝らして視てみると、運転手はハンドルにうつ伏せになって倒れていた。
そうこうしているうちに、その車は、20mぐらいまで迫っていた。
優羽はまだ冷静さを保ってはいたが、結月はパニックになって動けないでいた。
「結月!走れ!!」
「えっ…あっえっ?」
車とぶつかるまであと1秒あまり、結月はパニックになってて動けない。
でも、結月だけならなんとかなる!
「えっ、きゃあ!」
結月は、優羽に歩道まで突き飛ばされた。
「優羽!!」
へぇ〜、車に轢かれたりする直前ってホントにスローモーションのように感じるんだ
な〜。
優羽の眼前には車が、ゆっくりとしかし確実に迫ってきていた。
そして、優羽の体感時間で数秒が経ち、カウントダウンが0になったとき、大音量の音とともに、優羽の体は数十m吹き飛ばされ、ガードレールにぶつかって止まった。
「優羽!!」
結月は優羽のもとまで駆け寄った。しかし、優羽の体の四肢は、左腕だけ無事な状態だった。最早、痛覚はなくなっていた。
ただ、出血による寒さという感覚だけが優羽の中を埋め尽くそうとしていた。
「優羽……死んじゃ…やだよ…。」
「それは…無理そうだな…。
…そんなに泣くなって。せっかくの可愛い顔が台無しだぞ?」
「でも…私の…せいで優羽が…。」
「俺は結月を助けられて悔いはない。だからさ、泣いてる顔より、笑ってる顔を見せてくれないか?」
優羽はゴボッと、口から血を吐き出した。
「俺はもうすぐ限界だな…。結月今まで本当に…ありがとう。そして…俺の分まで生きてくれ…。」
「うん!優羽の分まで頑張って生きていくからね!」
と目尻を手で擦り、一点の曇りも無い笑顔で応えた。
やっぱり、結月は笑ってる顔が1番だよ。
そう思いながら優羽は生涯の幕を閉じた。
誤字脱字など間違えているところがあれば教えてください!
アドバイスもお待ちしております!優し〜く(人д`*)オネガイシマス
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コメント
激しく補助席希望
はぁーいプロローグにお邪魔しまーす!後で読ませて頂きますね〜