俺のスキルは最強だけど!武器化スキルが中でもチートすぎてかっこよすぎる件

卵の黄身

魔神獣(1) 二章64話


「[捕縛弾ほばくだん

魔人が魔神獣に網のようなものを手から無数に出す。

その攻撃に対し魔神獣が攻撃をする。

「[なみ]」

魔神獣が攻撃をすると、捕縛弾が打ち消される。

「くっ、大人しく死ねぇぇ!」

魔人が剣を取り出すと魔神獣に向かって走り出す。

「剣に魔力を込める。行けぇぇ![炎の龍フレイムドラーク] ︎」

魔人の剣が炎に包まれ魔人の背中から炎のドラゴンが現れる。

魔人の剣が魔神獣を切り裂く。

「手応えあり!」

その瞬間魔神獣が魔人に向かって攻撃する。

「[対等反射]」

魔神獣が魔人に向かって炎のドラゴンを放つ。

「え、嘘だろ」

魔神獣が放った攻撃が魔人を焼き尽くす。

その光景を見た良が驚愕する。

「(強いな…)」

すると闘技場の真ん中に突然魔人が現れ。交代するように魔神獣が消えた。

「勝負アリ!」

と言う声が聞こえてくる。
その声と同時に闘技場の観客席から声が聞こえてくる。

「くっそー勝てると思ったのに」

「やっぱりなぁー魔神獣に勝てるわけが無いんだよなぁー」

「くっそー!2銀貨損した」

その声がしたと思うと良の目の前にあった柵が上に上がり、良の後ろにある壁が柵の方へと向かい、良を闘技場の中へと押しやる。
良が闘技場の真ん中へと歩いて行くと、魔人が大声で叫ぶ。

「次の命知らずの挑戦者の名は!」

と審判の魔人が良に名を問う。 

「お、俺の名は、秋山良だ!」

良が魔人と同じ大きさの声で叫ぶ。

「おぉー気合がありますね」

魔人が良に言う。

「では紹介も終わりましたし、では戦っていただきましょう」

そう魔人が言うと、魔人が突然消え交代するように魔神獣が現れる。

「(ん?突然消えて突然現れた?なんでだろう)」

良が疑問に思っているところに早速魔神獣が攻撃してくる。

「[(三重の追撃波トリプルパルス]」

早速先手を取られたので良が動揺する。

「早いな、まあいい[縮地の極み]」

良が波動を避ける。

「よし、回避成功」

良が追撃を回避すると、もうまた二つ波動が来る。

「ま、まだあんのかよ[短縮地]」

良が連続で波動を避ける。
その光景を見た観客が歓声を上げる
普段はストレートに褒められる機会があまりない良は応援の声に照れる。
「こ、これは。負けるわけにはいかねぇな。次は俺の番だ」




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