漂流先の魔法世界で生き残りサバイバル!

大吉祭り

再開する学園生活!

 長期休みが終わり、今日からいつも通りの生活がスタート。
 とは言え、俺からすればいつも通りではないわけだが。


 「おはようございます、大樹さん」

 「おはよう、フローラ。プレゼントは持ってるな?」


 今日は魔道具店で買ったプレゼントを渡す予定。
 フローラはニコニコしながら、カバンから取り出し。


 「もちろんです。喜んでくれたらいいですね」

 「喜ばないわけないだろ」


 こうしてまた、フローラと一緒に登校するのだった。


 「それでフローラ、プレゼントはいつ渡そうか」

 「そうですね、先輩のこともありますから、サークル活動の時がいいと思います」

 「わかった。なら俺も、その時リッシュへ渡すよ」


 フローラと話しているうちに学園へ着く。
 少し来なかっただけで、随分と久しぶりな気もしてくるから不思議だ。

 それだけ休みが充実してたのかもしれない。
 フローラも同じなのか、キョロキョロしている。


 「フローラ、早く行かないと初日から遅れるぞ」

 「あっ、待ってください〜」


 そう言いながらフローラは小走りで寄ってくる。
 日本にいた時よりも、もしかしたら楽しんでるのかな?
 なぜかそう言う気持ちになった。

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