〜I will never forget you〜 東方ver.

あいす/Aisu

I will never forget you...

僕の名前は 一 和哉にのまえ かずやだ。今は俺の彼女はクレーンゲームをしている。

「あー!また取れなかった!惜しかったのにぃ…もっかい!」

こう言って何と23回目!2300円分使ったことになる。

「あ"ーーー!またーっ!」

こいつはとても負けず嫌いでこうなったら取れるまで終わらない。

「ぬぅ…何でこんなに取れないの!?店員に文句言ってやる!!」

やめなさい僕の彼女。もう5000円ぐらい使ったような気がする。

「ちょっと店員さん!あのクレーンゲーム取れないんですけど!」

「あの〜ちゃんと取れるよう調整してありますので…」

文句言い始めた。やめなさい店員困惑してるでしょ。

「もういいもん!」

いいもんって…君は何歳なんだよ…もう高2なのに。
僕の彼女のレミリアは怒って喫茶店に入って行った。

「はぁ〜。ここの紅茶美味しいわぁ〜」

美味しいらしい。僕は飲んでいないから分からない。僕も頼もうかな…。

「店員さん〜。紅茶もう一杯!」

お?僕のために頼んでくれたのかな?流石レミリア!

「はい。紅茶一杯の追加注文ですね。ただいまお持ちします」

レミリアは紅茶を待っている間は何故か僕の方を向かずに鞄をどこか寂しそうに見ていた。

「はい。紅茶です」

紅茶が来た。それをレミリアは飲み始める。って僕のじゃないのね…

しばらくしてレミリアは紅茶を飲み干し、会計を済まして喫茶店を出る。
そしてレミリアが向かった先はデパートだった。何か欲しいものでもあるのだろうか。

「ふふふ〜ん♪」

レミリアは鼻歌交じりにエスカレーターに乗った。どうやら欲しいものは2回にあるらしい。

「あったあった!」

そこにはハート形のとても可愛らしいキーホルダーがあった。レミリアはそれを2つ手にとってノンホールピアスを1つ手にとって会計へ向かった。

「和哉。この片方は和哉にあげるからね、、、」

何故か寂しそうに言う。何故だろうか。僕はここにいるのに。

「あとは、お洋服買お!」

とレミリアが言って上りのエスカレーターに乗っていく。
そして女性用の洋服屋に入っていった。僕も後を追う。
レミリアは青色のワンピースか茶色のブラウスで迷い、結果どっちも買った。

「帰ろ!」

おう!と言ったつもりだがレミリアには聞こえていないようで、寂しそうな表情を浮かべる。
そこからレミリアは一言も発さず、静かに家に帰った。

「だだいま」

「お帰りなさいませ。お嬢様」

レミリアはお金持ちで専属メイドも居て、メイドもたくさんいる。いわゆるお嬢様だ。

「あ、咲夜さくや

「何でしょうか?お嬢様」

「今日の夜一人で出かけるから」

どこへいくのだろう。ずっと聞いて居たがそんな話は聞いて居なかった
筈だ。浮気なら許さないけど。

「え!?お嬢様一人でですか!?ダメですよ!危ないです!変な人に連れ去られでもしたら…」

「大丈夫だから!」

「あ、お嬢様!」

レミリアは部屋に行ってしまった。咲夜さんも大変だな。




午後8時。レミリアは外へ出て行った。こっそりと後をつけている。
これはストーカーではない。浮気じゃないかを確認するためだ。

「……」

レミリアは笑顔で、でも無言で歩いて林の中へ入っていく。
そしてしばらく歩くとそこは…


小さな池だった。蛍が綺麗な場所。僕とレミリアの思い出の場所。

「ねぇ和哉。貴方は今、何処にいるの?」

それはここに決まっているでしょ?
だがレミリアは気付きてくれない。

「ここに来るには勇気が必要だった。それは和哉…貴方を思い出してしまうから」

そうだ……僕は…

そう思いながら黙っているしかなかった。

「和哉。貴方と過ごした時はとても楽しかった!でも!貴方は自分の病気のことを隠して私と居た…」

気がつくとレミリアは泣いて居た。
とても大粒の涙を流しながら。

「余命も長くはなかった!なのに…私に何も言ってくれなかった!辛いなら話してよ…頼ってよ…!私ってそんなに頼りなかった!?こんなこと言っても貴方はきっと…自分が勝手に言わなかっただけ。って言うのはわかってる!でも…頼って欲しかったよ…でも、貴方はもう居ない。でも、貴方のことを思い出すたびに寂しくなる!悲しくなる!」

そこで僕は気が付いた。喫茶店で鞄を見て居たが、そこには僕が渡したお揃いのキーホルダーが付いて居たことに…





「だから…私は貴方を忘れに来た…楽しかったことも、悲しかったことも…。きっと貴方もそれを望んでいるんでしょ…和哉…」

私は叫んで叫んで叫びまくった。
その時ーーー

「レミリア!」

「かず…や?」

その時、和哉の姿が目の前に映った。

「和哉!」

私は和哉に抱きついた。

「レミリア…」

和哉が私の頭を撫でてくれる。
この時、私は幻覚じゃないことを確信した。

「レミリア…ごめんな、お前にこんな辛い思いにさせて。僕のことは忘れて、これからを楽しんでな…。でも、記憶の片隅には僕のことを覚えていてほしい」

「当たり前だよ…和哉…」

「ごめんな。もう本当のお別れだ。」

「嫌だよ…和哉…もっと一緒にいたいよ…」

「それは無理なんだ。本当にごめん」

和哉は言い終わった瞬間。私の唇と和哉の唇が触れ合った。そして、唇は離れた。その時間は短かった。でもとても長かった。

「じゃあな、レミリア。あの世で待ってるよ。でも、あまり早く来るなよ。後追いも絶対しちゃダメだ。わかったな?」

「うん!」

「そうだ!お前は笑顔が一番可愛いから、ずっと笑顔でいてな」

そう和哉が言い終わると、徐々に消えていった。

「本当のお別れみたいだな、幸せになってな、レミリア!」

「まだ行っちゃだめ!もっと和哉と一緒にいたい!」

涙が頬を伝っていく、とても大粒の涙が。、

「それは無理なんだ…ごめんなレミリア。最後に言わせてくれ、レミリア。愛してる!」

和哉は泣いていた。私より。

「和哉!かず…や…」

「じゃあな!絶対幸せになれよ!」

そう言い終わると和哉は消えてしまっていた。

「私も、愛してるよ…。和哉っ!」

今までで流したことのないような量の涙を流しながらこう言った。

「さようなら。私の、最愛の人…」

そう言い終わったら、私はただ泣きじゃくった。
最愛の人を想いながらーー。

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コメント

  • あいす/Aisu

    あ、ホントだ。
    多分…『「』のミスかな?
    スマホだからね。仕方ないね

    0
  • あいす/Aisu

    続編…ですか。期待しない程度に期待しといてくださいw
    (?)いつか出るかも…?
    (;-ω-)ウーン

    1
  • ミツキ

    東方プロジェクトは学生の時から今に続くまでとてもお世話になってます。
    (´∀`)

    続きが出るようなら即見ますね
    (`・ω・´)

    1
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