腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜
88話 平和な平和な冬休み 〜陽だまりの温もり〜
お待たせしました…。
こっちも更新再開します。
再開してそうそうですが二学期編は終わりですw
それではどうぞ。
「突然ですが今日は大掃除をします。」
冬休みも残り2日。
優が突然切り出した。
「え?普通大晦日じゃないの?」
ミーシェが煎餅をかじりながら答えた。
「大晦日とかミーシェの家にいて出来なかったろ?それにおじさんとかも来てたから出来てないだろ。」
「まあそうだね。」
「という訳で大掃除します。」
「でも私の部屋そこまで汚くないよ?」
「よく言うよ。ぬいぐるみとか死ぬほど転がってんだろ。」
「うぅ…だってあの子たち私が帰ってくるとつぶらな瞳で迎えてくれるんだよ?」
「そ、そうか…。ってそれでも少しは整理しろよ!」
「そ、そうだよね…。」
「…とりあえず今のお前の部屋の状況を見せてくれ…。」
「え?あ、うん。」
「お、おう…。」
「お、思ったより綺麗じゃない?」
「…そうだな。ぬいぐるみどかせばな。」
「うう…。」
ミーシェの部屋はぬいぐるみだらけでもはや足の踏み場もなかった。
「お前こんなに沢山どうやって手に入れてるんだ?」
「お姉ちゃんがゲーセンで沢山取ってくるの。」
「お姉ちゃんって…サラさんか?」
「うん。お姉ちゃんすごい得意だから。」
「へ、へえ…それは分かったけどなんでこんなに?」
「お姉ちゃん絵で行き詰まった時に憂さ晴らしでゲーセン言ってるから…。」
「まさかお前…それ全部貰ってきてるわけじゃないよな?」
「え、えっと〜…えへへ…。」
「えへへじゃねえよ…。こんな数どうするつもりだよ…?」
「じ、実はまだ押し入れの中に…。」
「…は?」
優が押し入れを開ける。
バサバサ〜ッ!
「のわーっ!」
優の体はぬいぐるみに埋もれてしまった。
「優!大丈夫?!」
「おまっ!どんだけいるんだよ!」
「だ、だってぇ…。見てよこの猫さん!肉球まで再現されてるんだよ?こんなの触ったらもう…はふぅ…はわわぁ…。」
「そ、そうか…。それは良かったな…。」
「だから捨てるなんて出来ません!」
「誰も捨てろとは言ってないだろ…。」
「じゃ、じゃあどうしよう?」
「そうだな…そうだ!…ってのはどうだ?」
「…なるほど。話は分かったわ。」
「すいません…奈美さん。」
優とミーシェは陽だまり園に訪れていた。
「ぬいぐるみを寄付してくれるのは大歓迎よ。でも…」
「うぅ…どの子とも別れたくないよぅ…。」
「彼女さんべそかいてるけど大丈夫?」
「今回ばかりは仕方ないだろ…ミーシェ。多すぎるんだから。このままだとお前の部屋ぬいぐるみで埋もれるぞ?てかもう埋もれてるんだから。どうせなら利美や瑠美他の子達に使ってもらおうぜ?」
「うぅ…でもぉ…」
「とりあえずこのぬいぐるみを…」
「え?!何するの?!」
優はぬいぐるみの入った袋を持ってみんなに呼びかけた。
「おーい!お前ら〜!ミーシェお姉ちゃんがぬいぐるみくれるってよ〜!」
「「「わぁ〜!!」」」
優の声に子供たちがぞろぞろと出てくる。
そして優がカーペットの上にぬいぐるみを解き放った。
「沢山あるからな〜?喧嘩するなよ?」
「「「うん!!」」」
「それから、ミーシェお姉ちゃんにちゃんとお礼言おうな?」
「「「お姉ちゃんありがと〜!!」」」
そう言って子供たちはぬいぐるみ片手にミーシェに飛びつくのだった。
「わっ、わわっ…えへへ、まあいっか…。喜んでくれてよかったよ〜。」
「「「お姉ちゃん!鬼ごっこしよ〜!!」」」
子供たちはミーシェの手を引き外へと向かう。
「ふふ…よーしっ!負けないぞ〜!」
「ミーちゃん人気だね!」
「ようカナ。受験勉強は進んでるか?」
「うん!でも分からないところあって…優教えて?」
「任せろ。」
「頑張って勉強して奨学金貰えるようにしないと…。」
「カナ…。」
優はカナの頭を優しく撫でる。
「頑張るのは良いが…あまり無理すんなよ?くま出来てるじゃねえか。」
「!…でも…。」
「でもじゃない。 女の子なんだから…奈美さんも心配してたぞ?それに…俺だってお前に体調崩されるのは困るよ。」
「…うん。」
カナは頬を朱に染めながら頷く。
「ほら、分からないとこ見せてみろ。」
「うん!」
まだまだ季節は真冬。
冷たい風が今日も街を吹き抜ける。
寒いですねぇ…。
僕はもう鼻水やばいですw
皆さん風邪だけにはお気をつけて(←お前が言うな)
フォローorコメントよろしくお願いします!
こっちも更新再開します。
再開してそうそうですが二学期編は終わりですw
それではどうぞ。
「突然ですが今日は大掃除をします。」
冬休みも残り2日。
優が突然切り出した。
「え?普通大晦日じゃないの?」
ミーシェが煎餅をかじりながら答えた。
「大晦日とかミーシェの家にいて出来なかったろ?それにおじさんとかも来てたから出来てないだろ。」
「まあそうだね。」
「という訳で大掃除します。」
「でも私の部屋そこまで汚くないよ?」
「よく言うよ。ぬいぐるみとか死ぬほど転がってんだろ。」
「うぅ…だってあの子たち私が帰ってくるとつぶらな瞳で迎えてくれるんだよ?」
「そ、そうか…。ってそれでも少しは整理しろよ!」
「そ、そうだよね…。」
「…とりあえず今のお前の部屋の状況を見せてくれ…。」
「え?あ、うん。」
「お、おう…。」
「お、思ったより綺麗じゃない?」
「…そうだな。ぬいぐるみどかせばな。」
「うう…。」
ミーシェの部屋はぬいぐるみだらけでもはや足の踏み場もなかった。
「お前こんなに沢山どうやって手に入れてるんだ?」
「お姉ちゃんがゲーセンで沢山取ってくるの。」
「お姉ちゃんって…サラさんか?」
「うん。お姉ちゃんすごい得意だから。」
「へ、へえ…それは分かったけどなんでこんなに?」
「お姉ちゃん絵で行き詰まった時に憂さ晴らしでゲーセン言ってるから…。」
「まさかお前…それ全部貰ってきてるわけじゃないよな?」
「え、えっと〜…えへへ…。」
「えへへじゃねえよ…。こんな数どうするつもりだよ…?」
「じ、実はまだ押し入れの中に…。」
「…は?」
優が押し入れを開ける。
バサバサ〜ッ!
「のわーっ!」
優の体はぬいぐるみに埋もれてしまった。
「優!大丈夫?!」
「おまっ!どんだけいるんだよ!」
「だ、だってぇ…。見てよこの猫さん!肉球まで再現されてるんだよ?こんなの触ったらもう…はふぅ…はわわぁ…。」
「そ、そうか…。それは良かったな…。」
「だから捨てるなんて出来ません!」
「誰も捨てろとは言ってないだろ…。」
「じゃ、じゃあどうしよう?」
「そうだな…そうだ!…ってのはどうだ?」
「…なるほど。話は分かったわ。」
「すいません…奈美さん。」
優とミーシェは陽だまり園に訪れていた。
「ぬいぐるみを寄付してくれるのは大歓迎よ。でも…」
「うぅ…どの子とも別れたくないよぅ…。」
「彼女さんべそかいてるけど大丈夫?」
「今回ばかりは仕方ないだろ…ミーシェ。多すぎるんだから。このままだとお前の部屋ぬいぐるみで埋もれるぞ?てかもう埋もれてるんだから。どうせなら利美や瑠美他の子達に使ってもらおうぜ?」
「うぅ…でもぉ…」
「とりあえずこのぬいぐるみを…」
「え?!何するの?!」
優はぬいぐるみの入った袋を持ってみんなに呼びかけた。
「おーい!お前ら〜!ミーシェお姉ちゃんがぬいぐるみくれるってよ〜!」
「「「わぁ〜!!」」」
優の声に子供たちがぞろぞろと出てくる。
そして優がカーペットの上にぬいぐるみを解き放った。
「沢山あるからな〜?喧嘩するなよ?」
「「「うん!!」」」
「それから、ミーシェお姉ちゃんにちゃんとお礼言おうな?」
「「「お姉ちゃんありがと〜!!」」」
そう言って子供たちはぬいぐるみ片手にミーシェに飛びつくのだった。
「わっ、わわっ…えへへ、まあいっか…。喜んでくれてよかったよ〜。」
「「「お姉ちゃん!鬼ごっこしよ〜!!」」」
子供たちはミーシェの手を引き外へと向かう。
「ふふ…よーしっ!負けないぞ〜!」
「ミーちゃん人気だね!」
「ようカナ。受験勉強は進んでるか?」
「うん!でも分からないところあって…優教えて?」
「任せろ。」
「頑張って勉強して奨学金貰えるようにしないと…。」
「カナ…。」
優はカナの頭を優しく撫でる。
「頑張るのは良いが…あまり無理すんなよ?くま出来てるじゃねえか。」
「!…でも…。」
「でもじゃない。 女の子なんだから…奈美さんも心配してたぞ?それに…俺だってお前に体調崩されるのは困るよ。」
「…うん。」
カナは頬を朱に染めながら頷く。
「ほら、分からないとこ見せてみろ。」
「うん!」
まだまだ季節は真冬。
冷たい風が今日も街を吹き抜ける。
寒いですねぇ…。
僕はもう鼻水やばいですw
皆さん風邪だけにはお気をつけて(←お前が言うな)
フォローorコメントよろしくお願いします!
「腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
甘え上手な彼女2
-
564
-
-
甘え上手な彼女
-
881
-
-
僕と彼女たちのありきたりなようで、ありきたりではない日常。
-
479
-
-
俺の高校生活がラブコメ的な状況になっている件
-
499
-
-
学園のアイドルと同居することになりましたが・・・
-
629
-
-
甘え上手な彼女3 秋編
-
366
-
-
《冷姫》に告白をした結果泣かれてしまったが、なぜかその後積極的に話しかけてくる件
-
904
-
-
超絶美少女の彼氏(凡人)は尽くされているが気苦労が絶えない
-
1,027
-
-
99回告白したけどダメでした
-
833
-
-
美少女同級生が新たな家族に!!
-
1,394
-
-
部活の後輩と付き合ってみた
-
1,775
-
-
ヘタレ魔法学生の俺に、四人も美少女が寄ってくるなんてあり得ない!
-
452
-
-
草食系男子が肉食系女子に食べられるまで
-
989
-
-
奴ら(許嫁+幼馴染諸々)が我が家に引っ越してきたのだが…
-
962
-
-
先輩はわがまま
-
366
-
-
家族に愛されすぎて困ってます!
-
549
-
-
妹との日常。
-
919
-
-
学園の人気者のあいつは幼馴染で……元カノ
-
259
-
-
非リアの俺と学園アイドルが付き合った結果
-
4,280
-
-
二次元美少女と恋をしたいっ!←そんなことさせないですよ?
-
638
-
コメント
かつあん
幸せそうでいいな〜wこんな生活してみたい
イルネス
部屋が埋もれるほどのぬいぐるみを見てみたい