腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜
79話 平和な平和な?冬休み 〜母親〜
「ん?…ううん…」
「あ、大丈夫ですか?」
「ここは…?」
目を覚ますミーシェの母。
「あ、俺んちのリビングです。」
「あなたは…」
そこで先程のことを思い出す。
「あなた…とんでもないことしてくれたわネ…。」
ミーシェの母は優をキッと睨む。
「…まああれだけのことをしたんです…。腹を括りますよ…。敢えてこう呼ばせてもらいます…お母さん。娘さん…その…ミーシェと付き合うことを許して貰えないでしょうか?」
「…」
「大事な三女で…真心込めて育てた大事な娘さんなのは…ミーシェを見てれば本当にわかります…。でも俺は…貴方と同じ…いえ、それ以上に…俺はミーシェのことが好きです。」
「そんなこと…あなたのミーシェを見る目を見れば分かるワ。ミーシェだって…あなたのこと本当に大好きなのが分かる…。」
「それなら…」
「でも!ミーシェは…私たちにとって…天使…いえ…神よ!」
「…は?」
「あの笑顔!あの天然さ…髪!至高よ!」
「は、はあ…。」
「可愛すぎるのよ…!あの子はもう…可愛すぎるのよォ!」
「そ、そうですね…。」
「…あなたなんかに独り占めさせないわ…。」
「あの…」
「何よ?!」
「ミーシェ…隣にいますけど?」
「ママ…。」
「ミ、ミーシェ…!」
「ママ…ママが私の事大事に思ってるのは嬉しいし…私もパパとママのこと大好き。でも…ママ達への大好きはユウのとは違う。私ね…ユウのこと…愛してるの。」
「ミーシェ…。」
「私からもお願いします。ママたちが大事に思ってくれて私に戻って来てって言ってるのは分かる…でも!私は…ユウと…一緒にいたいです。」
「ミーシェ…!」
「…セイラ…もういいだろう…。」
「アナタ…。」
「藤山優くん…だったね。」
「はい。」
「君に…ミーシェを託していいかい?」
優は一呼吸置いて答える。
「はい…!」
「ごめんね…ユウ…。ママ達が急に…。」
「いや…ミーシェ思いで…いい親御さんだな…。」
「うん!パパもママも大好き!」
「ミーシェ…お前のお母さん達が日本にいる間は帰ってやれよ。」
「でも…。」
「俺なら心配ない。これでも1人で暮らしてたわけだし。年末年始開けたら帰っちまうんだろ?」
「そう…だね。私…1度家に戻るよ。」
「ああ。」
「それで今は家に帰ってるわけか…。」
「ああ。」
近くのマックで陸と話す優。
「大変だな…。」
「いや…まあどの道ミーシェの親には挨拶しとかないとって思ってたからな…。ちょうどいいさ。」
「そうか…。それで?ミーシェのいない部屋はどうだ?寂しいか?」
「うっせ。」
「おぅい…ユウ〜、陸く〜ん。」
「お、話をしてたら到着だな。」
そこにトレイいっぱいのハンバーガーを持ったミーシェがやってきた。
「おう、おはようミーシェ。」
「おはよぉ…。昨日はママとパパと沢山話したから夜更かししちゃった…。おかげで食欲無いや…。」
「その量は食欲無いとは言わないだろ…。」
「えへへ…いただきますっ!」
そう言ってミーシェはハンバーガーにかぶりついた。
「んん〜!!おいひぃ!」
「それは良かったな…。ほら、ケチャップ付いてるぞ。」
優はミーシェの頬に付いたケチャップを取り舐める。
「あらあら朝っぱらからイチャイチャ…きーっ!羨ましいったらありゃしないわネッ!」
「あ…ど、ども…。」
後ろにはミーシェの母親が立っていた。
「マ、ママ。着いてきてたの?」
「……た、たまたまよ。」
「今の間何?」
「と、とにかくっ!」
ミーシェ母は優の方に向き直る。
「あの人は簡単に認めたけど…私はまだ認めてないから!あなたがミーシェに相応しいか…確かめさせてもらうワ。」
「確かめるって言っても…どうやって?」
ミーシェが尋ねる。
「この年末年始のあいだ…あなた達にストーカーしてあなたがミーシェに相応しいかテストするノ!」
「「…」」
なんて言うか…あれだな…
…やっぱりミーシェの母さんだな…。
ちょっと忙しくて最近登校できてないですごめんなさい。
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「あ、大丈夫ですか?」
「ここは…?」
目を覚ますミーシェの母。
「あ、俺んちのリビングです。」
「あなたは…」
そこで先程のことを思い出す。
「あなた…とんでもないことしてくれたわネ…。」
ミーシェの母は優をキッと睨む。
「…まああれだけのことをしたんです…。腹を括りますよ…。敢えてこう呼ばせてもらいます…お母さん。娘さん…その…ミーシェと付き合うことを許して貰えないでしょうか?」
「…」
「大事な三女で…真心込めて育てた大事な娘さんなのは…ミーシェを見てれば本当にわかります…。でも俺は…貴方と同じ…いえ、それ以上に…俺はミーシェのことが好きです。」
「そんなこと…あなたのミーシェを見る目を見れば分かるワ。ミーシェだって…あなたのこと本当に大好きなのが分かる…。」
「それなら…」
「でも!ミーシェは…私たちにとって…天使…いえ…神よ!」
「…は?」
「あの笑顔!あの天然さ…髪!至高よ!」
「は、はあ…。」
「可愛すぎるのよ…!あの子はもう…可愛すぎるのよォ!」
「そ、そうですね…。」
「…あなたなんかに独り占めさせないわ…。」
「あの…」
「何よ?!」
「ミーシェ…隣にいますけど?」
「ママ…。」
「ミ、ミーシェ…!」
「ママ…ママが私の事大事に思ってるのは嬉しいし…私もパパとママのこと大好き。でも…ママ達への大好きはユウのとは違う。私ね…ユウのこと…愛してるの。」
「ミーシェ…。」
「私からもお願いします。ママたちが大事に思ってくれて私に戻って来てって言ってるのは分かる…でも!私は…ユウと…一緒にいたいです。」
「ミーシェ…!」
「…セイラ…もういいだろう…。」
「アナタ…。」
「藤山優くん…だったね。」
「はい。」
「君に…ミーシェを託していいかい?」
優は一呼吸置いて答える。
「はい…!」
「ごめんね…ユウ…。ママ達が急に…。」
「いや…ミーシェ思いで…いい親御さんだな…。」
「うん!パパもママも大好き!」
「ミーシェ…お前のお母さん達が日本にいる間は帰ってやれよ。」
「でも…。」
「俺なら心配ない。これでも1人で暮らしてたわけだし。年末年始開けたら帰っちまうんだろ?」
「そう…だね。私…1度家に戻るよ。」
「ああ。」
「それで今は家に帰ってるわけか…。」
「ああ。」
近くのマックで陸と話す優。
「大変だな…。」
「いや…まあどの道ミーシェの親には挨拶しとかないとって思ってたからな…。ちょうどいいさ。」
「そうか…。それで?ミーシェのいない部屋はどうだ?寂しいか?」
「うっせ。」
「おぅい…ユウ〜、陸く〜ん。」
「お、話をしてたら到着だな。」
そこにトレイいっぱいのハンバーガーを持ったミーシェがやってきた。
「おう、おはようミーシェ。」
「おはよぉ…。昨日はママとパパと沢山話したから夜更かししちゃった…。おかげで食欲無いや…。」
「その量は食欲無いとは言わないだろ…。」
「えへへ…いただきますっ!」
そう言ってミーシェはハンバーガーにかぶりついた。
「んん〜!!おいひぃ!」
「それは良かったな…。ほら、ケチャップ付いてるぞ。」
優はミーシェの頬に付いたケチャップを取り舐める。
「あらあら朝っぱらからイチャイチャ…きーっ!羨ましいったらありゃしないわネッ!」
「あ…ど、ども…。」
後ろにはミーシェの母親が立っていた。
「マ、ママ。着いてきてたの?」
「……た、たまたまよ。」
「今の間何?」
「と、とにかくっ!」
ミーシェ母は優の方に向き直る。
「あの人は簡単に認めたけど…私はまだ認めてないから!あなたがミーシェに相応しいか…確かめさせてもらうワ。」
「確かめるって言っても…どうやって?」
ミーシェが尋ねる。
「この年末年始のあいだ…あなた達にストーカーしてあなたがミーシェに相応しいかテストするノ!」
「「…」」
なんて言うか…あれだな…
…やっぱりミーシェの母さんだな…。
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コメント
かつあん
予想以上に修羅場にならなくて良かった〜w
ミーシェの母さんはやっぱりミーシェですなw
ユウには期待してもいいんですかね〜?w
イルネス
ユウなんかやらかしそうだなぁ…いい意味で