腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜
55話 愛の形
パクパク…
モグモグ…
「…」
「…」
「…っ…あの…」
「…ん?どうしたの?陸くん?」
「あ、はい、その…パスタ…美味しいです。」
「…そう?ありがとう。」
由希の母の店である洋食屋で、何故か陸と由希に加え、由希の母と一緒にパスタを食べるという謎の時間になったことで陸はどうすればいいか分からずにいた。
「…2人はどこ行ってたの?」
「…映画よ。」
「…へえ…面白かった?」
「は、はい。」
「…由希からよく聞いてるわ。由希と付き合ってくれてありがとね?」
「…ちょ!お母さん!」
「…この子…結構モテるんだけどね…。ツンケンしてるから…。」
「…か、勝手なこと言わないでよ!」
「…あら?だってそうじゃない。この前菜々ちゃん連れてきた時も男の人に絡まれてたの睨んで撃退してたでしょ?」
「…そ、それは…」
「そんなことないです。由希は…その…優しくて…その…素敵な女性ですよ?今まで彼氏がいなかったのがおかしいくらいです。」
「…陸…」
「…ふふふ…ごめんなさい。悪く言ってるつもりじゃなかったのよ?でも…あなたなら大丈夫そうね。」
「…お母さん…」
「…陸くん、由希のこと…よろしくお願いしますね?」
「はい…!」
「…さて、なんか変な雰囲気になっちゃったわね…。これからどうなるの?まだ二人でいる?」
「…うん。」
「…分かったわ。」
「あ、じゃあ会計を…」
「…いいわよ。」
「え?でも…」
「…いいのよ。由希の彼氏なんだから家族みたいなもんでしょ?」
「ありがとうございます…。」
「…なんかごめんね…うちのお母さんが…。」
「いや…パスタ美味しかったし…素敵なお母さんだな…。」
「…ま、まあ…。それよりも…嬉しかった…。」
「なにが?」
「…わ、私の事…素敵な女性だって…。お母さんの言う通り私菜々が凄くモテたからそのついでみたいに思われがちだったから…その…ありがと…。私と…付き合ってくれて…。陸ならもっといい人いるかもだけど。」
「別に…本当のことだ。ついでなんかじゃないし由希は可愛いよ。」
「…っ〜!何言って…」
「それに…僕は由希が好きだから付き合ってるんだ。告白したのは僕からだろう?」
「…そ、そうだけど…」
「だったらお礼は僕から言わせてくれ。僕と付き合ってくれてありがとう…由希…。」
「…陸…ふふ…陸のそういうとこ…大好き…。」
「ふ…ありがとう。さて…この後どうしようか?」
「…そうね…まだ時間あるし…デザートでも食べいかない?」
「そうだな…。僕は和菓子がいいな。」
「…私パンケーキ。」
「いや、和菓子だろ?」
「…ええ〜?」
「じゃあ…2つとも食べるか?」
「…ふふ…うん!」
「おりゃあ〜!!」
ミーシェはゲーセンのパンチングマシンをぶん殴る。
パンチングマシンには90と表示される。
「ダメだ〜…。」
「いや、すごい方だろ?女子にしては。」
「そうなの?じゃあユウやってみて。」
「いいけど…。」
「本気でね?」
「本気?…いいのか?」
「…え?」
「よい…しょっとぉ!!」
ドゴーン!!
「さ、300!?」
「もっと出せるぞ?」
「た、確かこの機械だと高校生男子の平均150くらいじゃ…。」
「ちなみに本気はやめといた。疲れるし。」
「へ、へえ…。」
「ん?ランキング2位?」
優の記録はランキング2位だった。
「い、1位の人350だって…化け物じゃん…。」
「どうせなら塗り替えてくか…。」
「へ?」
「見てろよ…」
優は思い切り振りかぶる。
「よっ!」
ドゴッ!!
「よ、400…」
「ふぅ…」
「す、すご…」
「さ、ホッケーでもやるか?」
「う、うん。」
「そう言えば…さ!…由希ちゃん達…どうかな!」
「どう…だろうな…!…よっしゃ、1点!」
「わぁん…またぁ?…手加減してよぉ…。」
「してるぞ?お前が弱い。」
「むぅ…もっかい!」
「またか?変わんないと思うぞ?」
「勝つまでやるもん!」
「マジかよ…。」
「次こそ勝ってやるんだから!」
「わーったよ。ほれ。」
「それ!」
「ふい。」
「そりゃ!」
「ほい。」
「でりゃ!」
「ん。」
「あ〜!!」
ミーシェのゴールにパックが入る。
「言っとくが本気じゃないぞ?」
「むぅ〜!もういい!ユウのバカ!」
「はぁ?!」
「アイス奢ってもらうから!」
「普通逆だろ?!」
「私のプライドを傷つけた!」
「手加減しろって言ったのお前だろ?」
「私チョコね!」
「あのなぁ…。」
「早く買ってきて!」
「たく…」
「ふふふーん♪」
アイスを食べたことにより上機嫌で歩くミーシェ。
「ユウ、この後私んちいかない?」
「お前ん家?なんで?」
「昨日ケーキ作って今冷蔵庫で冷やしてるの。食べよ?」
「まじで?行くわ。」
「ふふ…。今家に誰もいないんだぁ…。」
「そ、そうか…。」
(これは誘われてるのか?)
「よし!じゃ…いこ?」
そう言ってミーシェはアイスのゴミを丸めた。
本編明日で。
フォローorコメントよろしくお願いします!
モグモグ…
「…」
「…」
「…っ…あの…」
「…ん?どうしたの?陸くん?」
「あ、はい、その…パスタ…美味しいです。」
「…そう?ありがとう。」
由希の母の店である洋食屋で、何故か陸と由希に加え、由希の母と一緒にパスタを食べるという謎の時間になったことで陸はどうすればいいか分からずにいた。
「…2人はどこ行ってたの?」
「…映画よ。」
「…へえ…面白かった?」
「は、はい。」
「…由希からよく聞いてるわ。由希と付き合ってくれてありがとね?」
「…ちょ!お母さん!」
「…この子…結構モテるんだけどね…。ツンケンしてるから…。」
「…か、勝手なこと言わないでよ!」
「…あら?だってそうじゃない。この前菜々ちゃん連れてきた時も男の人に絡まれてたの睨んで撃退してたでしょ?」
「…そ、それは…」
「そんなことないです。由希は…その…優しくて…その…素敵な女性ですよ?今まで彼氏がいなかったのがおかしいくらいです。」
「…陸…」
「…ふふふ…ごめんなさい。悪く言ってるつもりじゃなかったのよ?でも…あなたなら大丈夫そうね。」
「…お母さん…」
「…陸くん、由希のこと…よろしくお願いしますね?」
「はい…!」
「…さて、なんか変な雰囲気になっちゃったわね…。これからどうなるの?まだ二人でいる?」
「…うん。」
「…分かったわ。」
「あ、じゃあ会計を…」
「…いいわよ。」
「え?でも…」
「…いいのよ。由希の彼氏なんだから家族みたいなもんでしょ?」
「ありがとうございます…。」
「…なんかごめんね…うちのお母さんが…。」
「いや…パスタ美味しかったし…素敵なお母さんだな…。」
「…ま、まあ…。それよりも…嬉しかった…。」
「なにが?」
「…わ、私の事…素敵な女性だって…。お母さんの言う通り私菜々が凄くモテたからそのついでみたいに思われがちだったから…その…ありがと…。私と…付き合ってくれて…。陸ならもっといい人いるかもだけど。」
「別に…本当のことだ。ついでなんかじゃないし由希は可愛いよ。」
「…っ〜!何言って…」
「それに…僕は由希が好きだから付き合ってるんだ。告白したのは僕からだろう?」
「…そ、そうだけど…」
「だったらお礼は僕から言わせてくれ。僕と付き合ってくれてありがとう…由希…。」
「…陸…ふふ…陸のそういうとこ…大好き…。」
「ふ…ありがとう。さて…この後どうしようか?」
「…そうね…まだ時間あるし…デザートでも食べいかない?」
「そうだな…。僕は和菓子がいいな。」
「…私パンケーキ。」
「いや、和菓子だろ?」
「…ええ〜?」
「じゃあ…2つとも食べるか?」
「…ふふ…うん!」
「おりゃあ〜!!」
ミーシェはゲーセンのパンチングマシンをぶん殴る。
パンチングマシンには90と表示される。
「ダメだ〜…。」
「いや、すごい方だろ?女子にしては。」
「そうなの?じゃあユウやってみて。」
「いいけど…。」
「本気でね?」
「本気?…いいのか?」
「…え?」
「よい…しょっとぉ!!」
ドゴーン!!
「さ、300!?」
「もっと出せるぞ?」
「た、確かこの機械だと高校生男子の平均150くらいじゃ…。」
「ちなみに本気はやめといた。疲れるし。」
「へ、へえ…。」
「ん?ランキング2位?」
優の記録はランキング2位だった。
「い、1位の人350だって…化け物じゃん…。」
「どうせなら塗り替えてくか…。」
「へ?」
「見てろよ…」
優は思い切り振りかぶる。
「よっ!」
ドゴッ!!
「よ、400…」
「ふぅ…」
「す、すご…」
「さ、ホッケーでもやるか?」
「う、うん。」
「そう言えば…さ!…由希ちゃん達…どうかな!」
「どう…だろうな…!…よっしゃ、1点!」
「わぁん…またぁ?…手加減してよぉ…。」
「してるぞ?お前が弱い。」
「むぅ…もっかい!」
「またか?変わんないと思うぞ?」
「勝つまでやるもん!」
「マジかよ…。」
「次こそ勝ってやるんだから!」
「わーったよ。ほれ。」
「それ!」
「ふい。」
「そりゃ!」
「ほい。」
「でりゃ!」
「ん。」
「あ〜!!」
ミーシェのゴールにパックが入る。
「言っとくが本気じゃないぞ?」
「むぅ〜!もういい!ユウのバカ!」
「はぁ?!」
「アイス奢ってもらうから!」
「普通逆だろ?!」
「私のプライドを傷つけた!」
「手加減しろって言ったのお前だろ?」
「私チョコね!」
「あのなぁ…。」
「早く買ってきて!」
「たく…」
「ふふふーん♪」
アイスを食べたことにより上機嫌で歩くミーシェ。
「ユウ、この後私んちいかない?」
「お前ん家?なんで?」
「昨日ケーキ作って今冷蔵庫で冷やしてるの。食べよ?」
「まじで?行くわ。」
「ふふ…。今家に誰もいないんだぁ…。」
「そ、そうか…。」
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コメント
黒音
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かつあん
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