腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜
54話 それらしい事
映画館を出た2人は先程のこともあり、無言のまま歩いていた。
「…ど、どうする?遅くなっちゃったけど昼ごはんにする?」
「そ、そうだな。何か食べたいものとかあるか?」
「…わ、私は別になんでも…!」
「決めてくれよ…。」
「…じゃ、じゃあ…パスタ…とか?」
「パスタか…。分かった。行こう。」
「…うん…!」
「どうした?」
「…な、なんか…ここまで来たなぁって。」
「?…何が?」
「…前にも言ったけど私ね…1年の時から陸のこと見てたの。だから…陸と…その…キ、キスするとか思ってなかったから…嬉しくて…!」
「!、そ、そうか…。ぼ、僕も…その…嬉しい。」
「…ふふ…うん!」
由希は陸の腕に抱きつく。
「!、お、おい…!」
「…ふふ…いいでしょ?」
「あ、歩きづらい…。」
「…嫌なの?」
「嫌じゃない…。」
「…行こ?」
「ああ。」
2人は仲良く歩き出した。
一方その頃。
「そうそう…いい感じだぞ。」
「う…うう〜…怖いぃー…」
「大丈夫だって。滑れると楽しいぞ?」
「うん…。」
優とミーシェはアイススケートを楽しんでいた。
「ゆっくりな…。」
「うう…」
ミーシェは優の手を握りながらゆっくりと滑る。
(これは…あれか…傍から見るとラブラブのカップルに見えるんだよな…。)
優は改めてミーシェを見る。
涙目になりながら頑張って滑るミーシェ。
(なんか…あれだな…)
「…可愛いな。お前。」
「…え?急に何言って…」
急に言われ、思わず手を離しあたふたするミーシェ。
「馬鹿!今離すと…」
「きゃっ!」
ミーシェは転びそうになる。
「おっと…」
優はミーシェを抱いて受け止める。
「大丈夫か?」
「う、うん…。」
「たく…急に手離すから…。」
「だ、だってそれはユウが…!」
「?…俺か?」
「き、急にか、可愛いとか言うから…」
「…もしかして声に出てた?」
「…うん。」
「マジか…!恥ずかしくね?」
「わ、私の方が恥ずかしいよ!」
「悪い。でも本当のことだ。お前はまじで可愛いよ。」
「っ〜!」
顔を一気に紅潮させるミーシェ。
「ん?どうした?」
「…バカぁ!」
───ちっ…バカップルが…!
帰り際そんな感じの視線を感じたのは言うまでもない。
「…私、たらこパスタで。」
「僕はカルボナーラでお願いします。」
洋食店に来た陸と由希は手早く注文をおわらせる。
「…こんな所に洋食店あるなんて知らなかったでしょ?」
「ああ。いい感じの店だな。」
「…でしょ?私は何度か菜々と一緒に来たことあるんだ〜。」
「そうなのか…。ストイックな感じで落ち着くな…。」
「…そうなんだよね〜。だからテスト前とかここで勉強してるんだよね。」
「たしかにこの雰囲気なら集中出来そうだな。」
「…良かったらこれからもここ来ない?勉強教えてくれると嬉しいな。」
「ふ…そうだな。その時は誘ってくれ。」
「…うん…!」
「そう言えば優とミーシェも今日はデートらしいぞ。」
「…そうなの?」
「ああ。僕達が行かなかったアイススケートに行ってるらしい。」
「…へぇ…アイススケートかぁ…。私やった事ないからなぁ…。」
「僕もない。」
「…でも陸は運動神経いいからすぐ出来そうだよね。」
「どうだろうな。」
「…今度はアイススケートも行ってみよ?」
「ふ…いつにする?」
「…考えとく…!」
「ああ。」
そんなことを話しているうちにパスタ注文したパスタがやってきた。
「美味そうだな…。」
「…うん。美味しいよ。」
「「(…)いただきます。」」
「うん…美味いな…。」
「…ふふ…でしょ?」
自分の事のように自慢する由希。
「君が作ったんじゃないだろ…?」
「…そ、そうだけど…実は…」
「?」
「…あなたが陸くんね…?」
「え?」
店の奥から一人の女性が出てくる。
「あなたは…」
「…いつも由希がお世話になってます。」
「…ちょっと!お母さん!」
「んん?!」
…オカアサン?
…OKASAN?
…お母さん…
「…え?」
「…じ、実はこの店…私のお母さんの店なの…。」
「あ…えっと…え?」
「…どうも。由希の母です。」
「こ、こんにちは!僕は小宮陸というもので…!」
「…知ってるわよ。由希から聞いてるわ。」
「…お母さん…!」
「…何よ〜?連れてきたのはあなたでしょ〜?」
「…っ…そ、そうだけど…!」
「…よろしくね?陸くん?」
「は、はい…!」
…え?
由希の…
…お母さん?!
すいません本編出せないです…。
フォローorコメントよろしくお願いします!
「…ど、どうする?遅くなっちゃったけど昼ごはんにする?」
「そ、そうだな。何か食べたいものとかあるか?」
「…わ、私は別になんでも…!」
「決めてくれよ…。」
「…じゃ、じゃあ…パスタ…とか?」
「パスタか…。分かった。行こう。」
「…うん…!」
「どうした?」
「…な、なんか…ここまで来たなぁって。」
「?…何が?」
「…前にも言ったけど私ね…1年の時から陸のこと見てたの。だから…陸と…その…キ、キスするとか思ってなかったから…嬉しくて…!」
「!、そ、そうか…。ぼ、僕も…その…嬉しい。」
「…ふふ…うん!」
由希は陸の腕に抱きつく。
「!、お、おい…!」
「…ふふ…いいでしょ?」
「あ、歩きづらい…。」
「…嫌なの?」
「嫌じゃない…。」
「…行こ?」
「ああ。」
2人は仲良く歩き出した。
一方その頃。
「そうそう…いい感じだぞ。」
「う…うう〜…怖いぃー…」
「大丈夫だって。滑れると楽しいぞ?」
「うん…。」
優とミーシェはアイススケートを楽しんでいた。
「ゆっくりな…。」
「うう…」
ミーシェは優の手を握りながらゆっくりと滑る。
(これは…あれか…傍から見るとラブラブのカップルに見えるんだよな…。)
優は改めてミーシェを見る。
涙目になりながら頑張って滑るミーシェ。
(なんか…あれだな…)
「…可愛いな。お前。」
「…え?急に何言って…」
急に言われ、思わず手を離しあたふたするミーシェ。
「馬鹿!今離すと…」
「きゃっ!」
ミーシェは転びそうになる。
「おっと…」
優はミーシェを抱いて受け止める。
「大丈夫か?」
「う、うん…。」
「たく…急に手離すから…。」
「だ、だってそれはユウが…!」
「?…俺か?」
「き、急にか、可愛いとか言うから…」
「…もしかして声に出てた?」
「…うん。」
「マジか…!恥ずかしくね?」
「わ、私の方が恥ずかしいよ!」
「悪い。でも本当のことだ。お前はまじで可愛いよ。」
「っ〜!」
顔を一気に紅潮させるミーシェ。
「ん?どうした?」
「…バカぁ!」
───ちっ…バカップルが…!
帰り際そんな感じの視線を感じたのは言うまでもない。
「…私、たらこパスタで。」
「僕はカルボナーラでお願いします。」
洋食店に来た陸と由希は手早く注文をおわらせる。
「…こんな所に洋食店あるなんて知らなかったでしょ?」
「ああ。いい感じの店だな。」
「…でしょ?私は何度か菜々と一緒に来たことあるんだ〜。」
「そうなのか…。ストイックな感じで落ち着くな…。」
「…そうなんだよね〜。だからテスト前とかここで勉強してるんだよね。」
「たしかにこの雰囲気なら集中出来そうだな。」
「…良かったらこれからもここ来ない?勉強教えてくれると嬉しいな。」
「ふ…そうだな。その時は誘ってくれ。」
「…うん…!」
「そう言えば優とミーシェも今日はデートらしいぞ。」
「…そうなの?」
「ああ。僕達が行かなかったアイススケートに行ってるらしい。」
「…へぇ…アイススケートかぁ…。私やった事ないからなぁ…。」
「僕もない。」
「…でも陸は運動神経いいからすぐ出来そうだよね。」
「どうだろうな。」
「…今度はアイススケートも行ってみよ?」
「ふ…いつにする?」
「…考えとく…!」
「ああ。」
そんなことを話しているうちにパスタ注文したパスタがやってきた。
「美味そうだな…。」
「…うん。美味しいよ。」
「「(…)いただきます。」」
「うん…美味いな…。」
「…ふふ…でしょ?」
自分の事のように自慢する由希。
「君が作ったんじゃないだろ…?」
「…そ、そうだけど…実は…」
「?」
「…あなたが陸くんね…?」
「え?」
店の奥から一人の女性が出てくる。
「あなたは…」
「…いつも由希がお世話になってます。」
「…ちょっと!お母さん!」
「んん?!」
…オカアサン?
…OKASAN?
…お母さん…
「…え?」
「…じ、実はこの店…私のお母さんの店なの…。」
「あ…えっと…え?」
「…どうも。由希の母です。」
「こ、こんにちは!僕は小宮陸というもので…!」
「…知ってるわよ。由希から聞いてるわ。」
「…お母さん…!」
「…何よ〜?連れてきたのはあなたでしょ〜?」
「…っ…そ、そうだけど…!」
「…よろしくね?陸くん?」
「は、はい…!」
…え?
由希の…
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コメント
に~ムア
少し空けるのはお母さんもなのか…
かつあん
えーーー!まさかの松山さんのお母さん登場!?これには小宮さんも読者も驚き!