腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜
52話 デート
「優。」
「おう、おはよう陸。」
「ああ、おはよう。その…デートの事だが…。」
「ああ…。」
「映画に行くことになった。」
「映画か…。いいんじゃねえの?」
「あ、ああ。君に提案された映画かアイススケートで悩んだんだが…由希がちょうど見たい映画があるらしくてな…。」
「ふ…楽しんでこいよ?」
「ああ…ありがとう。」
「じゃ、俺とミーシェは選ばれなかった方のアイススケートにでも行くかな。」
「アイススケート?!」
会話にミーシェが入ってきた。
「ああ、週末空いてるか?」
「空いてる空いてる!!」
「陸の楽しいデートにばったり出くわすなんてことがないように俺たちはアイススケート行こうぜ?」
「行く行く!」
「じゃあ決まりだな。」
「うん!」
「ふ…相変わらずだな…2人は。」
仲良しの二人を見て呟く陸だった。
週末
「母さん、今日は昼ごはん食べてくるからいらない。」
陸が母に告げる。
「あら?どこか出かけるの?」
「まあ…ちょっとね。」
「…もしかして前迎えに来た子?」
「!…誰でもいいだろ…。」
「そう…。」
「陸。」
「…父さん…。」
「この前家に来たのはお前の彼女か?」
「…」
「ふん…お前が女を作るとはな…。」
「ちょっと!あなた!」
「女遊びで成績を下げるようなバカはするなよ?」
「遊びじゃない。…第一父さんは関係ないだろ?」
「なんだと?」
「2人とも落ち着きましょ?ね?」
母は2人を座らせる。
「陸、相手のお名前はなんて言うの?」
「…別に…なんでもいいだろ。」
「そうやって何も言わずに女作って子供が出来ちゃったとかで親に迷惑をかけるんだろ?」
「…なんだと?」
「今の若者はデキ婚が多いと聞くぞ?」
「僕と由希はそんな事しない。」
「どうだか…。」
「っ…ごちそうさま。」
「陸、まだ残ってるわよ?」
「いや…もういい。ごめん。母さん。」
「陸…。」
陸は早々に準備を済ませ家を出た。
「あなた…陸のことが心配なのは分かりますけど…今のはあんまりじゃありませんか?」
「ふん…。」
「あの子だってもう高校生ですよ?色恋の1つぐらいありますよ。」
「…」
「相手の女の子だっていい子そうでしたし…大丈夫ですよ。」
「しかし…だな…。」
「あんまり過保護だと嫌われますよ。既に二人の間に溝が出来てるじゃありませんか。」
「俺だって…自由にさせてやりたい…。だが放任主義の親のせいで俺は苦労した…。陸にはそうなって欲しくないんだ…。」
「あなた…。それでも限度というものがありますよ。さっきの言葉は陸だけじゃなくて相手の子にも失礼ですよ。」
「…っ…」
「帰ってきたらちゃんと謝るんですよ。」
「…ああ…分かってる。」
駅前広場
集合時間の10分前に陸は広場で待っていた。
「…陸、お待たせ。」
そこに由希がやってきた。
「あ、ああ…おはよう由…」
そこで言葉を止める。
「?…どうしたの?陸。」
「その…髪型…」
「…ああ…これ?」
由希の髪型はいつもの肩までの流していたのとは違い、後ろで束ねたポニーテールだった。
「…最近髪伸びてきたから…切る時間なくって。面倒だから結んできちゃった。…変?」
「へ、変じゃない!その…似合ってる。」
「…そ、そうかな…。」
「あ、ああ…その…なんというか…可愛い…。」
「…っ…バカっ!」
由希は顔を背ける。
「…行こ?」
由希は顔を真っ赤にしながら手を差し出す。
「ああ。」
「ゆ、由希ちゃんと陸くん大丈夫かなぁ?」
「あいつらなら大丈夫だろ。それに…」
…ガクガク…ぷるぷる…
スケートリンクの手すりに捕まり震えるミーシェ。
「お前が大丈夫か?」
「うう…ユウ〜…!」
「お前スケート初めてか?」
「うん〜…」
「足が生まれたての子鹿見たくなってるぞ。」
「だって〜…滑る〜。」
「スケートだからな。」
「なんで〜…なんでユウ滑れるのぉ?」
「俺は…なんか出来た。慣れだよ慣れ。」
「そんなこと言っても…きゃっ!」
ミーシェはその場に尻餅を着く。
「うわぁーん…痛い〜…!」
「たく…大丈夫…」
「え?どうしたの?ユウ…。」
「いや、なんもない。起きれるか?」
ユウは手を差し出すが何故か違う方向を見ている。
「?…あ…」
ミーシェは気づく。
正面から見るとスカートから中身が丸見えだったのだ。
「っ〜!ユウ!見た?!」
「…見てない。」
「今の間何?!」
「だ、第一お前がそんな短いスカート履いてくるからだろうが!クソ寒いってのに…俺は悪くない!」
「あー!開き直った〜!」
「こっちは大変いいものを見せてもらいました。ごちそうさま。」
「っ〜!バカぁ!」
そう言ってポカポカと叩いてくるミーシェ。
「馬鹿!そんな動くと…」
「え…」
つるん…
コケるミーシェ。
「痛たた〜…」
「…」
「…え?」
見ると優の顔はミーシェのスカートの中に埋まっていた。
「…言っておくが俺は悪くないからな?」
「…バカぁ!!!」
パァン!
どこぞのラッキースケベ主人公みたいなことになってますね…。
フォローorコメントよろしくお願いします!
「おう、おはよう陸。」
「ああ、おはよう。その…デートの事だが…。」
「ああ…。」
「映画に行くことになった。」
「映画か…。いいんじゃねえの?」
「あ、ああ。君に提案された映画かアイススケートで悩んだんだが…由希がちょうど見たい映画があるらしくてな…。」
「ふ…楽しんでこいよ?」
「ああ…ありがとう。」
「じゃ、俺とミーシェは選ばれなかった方のアイススケートにでも行くかな。」
「アイススケート?!」
会話にミーシェが入ってきた。
「ああ、週末空いてるか?」
「空いてる空いてる!!」
「陸の楽しいデートにばったり出くわすなんてことがないように俺たちはアイススケート行こうぜ?」
「行く行く!」
「じゃあ決まりだな。」
「うん!」
「ふ…相変わらずだな…2人は。」
仲良しの二人を見て呟く陸だった。
週末
「母さん、今日は昼ごはん食べてくるからいらない。」
陸が母に告げる。
「あら?どこか出かけるの?」
「まあ…ちょっとね。」
「…もしかして前迎えに来た子?」
「!…誰でもいいだろ…。」
「そう…。」
「陸。」
「…父さん…。」
「この前家に来たのはお前の彼女か?」
「…」
「ふん…お前が女を作るとはな…。」
「ちょっと!あなた!」
「女遊びで成績を下げるようなバカはするなよ?」
「遊びじゃない。…第一父さんは関係ないだろ?」
「なんだと?」
「2人とも落ち着きましょ?ね?」
母は2人を座らせる。
「陸、相手のお名前はなんて言うの?」
「…別に…なんでもいいだろ。」
「そうやって何も言わずに女作って子供が出来ちゃったとかで親に迷惑をかけるんだろ?」
「…なんだと?」
「今の若者はデキ婚が多いと聞くぞ?」
「僕と由希はそんな事しない。」
「どうだか…。」
「っ…ごちそうさま。」
「陸、まだ残ってるわよ?」
「いや…もういい。ごめん。母さん。」
「陸…。」
陸は早々に準備を済ませ家を出た。
「あなた…陸のことが心配なのは分かりますけど…今のはあんまりじゃありませんか?」
「ふん…。」
「あの子だってもう高校生ですよ?色恋の1つぐらいありますよ。」
「…」
「相手の女の子だっていい子そうでしたし…大丈夫ですよ。」
「しかし…だな…。」
「あんまり過保護だと嫌われますよ。既に二人の間に溝が出来てるじゃありませんか。」
「俺だって…自由にさせてやりたい…。だが放任主義の親のせいで俺は苦労した…。陸にはそうなって欲しくないんだ…。」
「あなた…。それでも限度というものがありますよ。さっきの言葉は陸だけじゃなくて相手の子にも失礼ですよ。」
「…っ…」
「帰ってきたらちゃんと謝るんですよ。」
「…ああ…分かってる。」
駅前広場
集合時間の10分前に陸は広場で待っていた。
「…陸、お待たせ。」
そこに由希がやってきた。
「あ、ああ…おはよう由…」
そこで言葉を止める。
「?…どうしたの?陸。」
「その…髪型…」
「…ああ…これ?」
由希の髪型はいつもの肩までの流していたのとは違い、後ろで束ねたポニーテールだった。
「…最近髪伸びてきたから…切る時間なくって。面倒だから結んできちゃった。…変?」
「へ、変じゃない!その…似合ってる。」
「…そ、そうかな…。」
「あ、ああ…その…なんというか…可愛い…。」
「…っ…バカっ!」
由希は顔を背ける。
「…行こ?」
由希は顔を真っ赤にしながら手を差し出す。
「ああ。」
「ゆ、由希ちゃんと陸くん大丈夫かなぁ?」
「あいつらなら大丈夫だろ。それに…」
…ガクガク…ぷるぷる…
スケートリンクの手すりに捕まり震えるミーシェ。
「お前が大丈夫か?」
「うう…ユウ〜…!」
「お前スケート初めてか?」
「うん〜…」
「足が生まれたての子鹿見たくなってるぞ。」
「だって〜…滑る〜。」
「スケートだからな。」
「なんで〜…なんでユウ滑れるのぉ?」
「俺は…なんか出来た。慣れだよ慣れ。」
「そんなこと言っても…きゃっ!」
ミーシェはその場に尻餅を着く。
「うわぁーん…痛い〜…!」
「たく…大丈夫…」
「え?どうしたの?ユウ…。」
「いや、なんもない。起きれるか?」
ユウは手を差し出すが何故か違う方向を見ている。
「?…あ…」
ミーシェは気づく。
正面から見るとスカートから中身が丸見えだったのだ。
「っ〜!ユウ!見た?!」
「…見てない。」
「今の間何?!」
「だ、第一お前がそんな短いスカート履いてくるからだろうが!クソ寒いってのに…俺は悪くない!」
「あー!開き直った〜!」
「こっちは大変いいものを見せてもらいました。ごちそうさま。」
「っ〜!バカぁ!」
そう言ってポカポカと叩いてくるミーシェ。
「馬鹿!そんな動くと…」
「え…」
つるん…
コケるミーシェ。
「痛たた〜…」
「…」
「…え?」
見ると優の顔はミーシェのスカートの中に埋まっていた。
「…言っておくが俺は悪くないからな?」
「…バカぁ!!!」
パァン!
どこぞのラッキースケベ主人公みたいなことになってますね…。
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コメント
かつあん
小宮様&松山さんはかわいい!
ユウ&ミーシェはエロい!