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腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜

けん玉マスター

40話 修学旅行8

「ここだ。僕のおすすめの定食屋だ。」
「…へえ…結構いい感じのお店じゃない…。」
「ここのにしんそばが美味しいんだ。」
「…いい匂い…楽しみかも…。」
「だろ?早速入ろう。」
視点は代わって陸&松山。
2人は陸が調べたおすすめの定食屋さんに来ていた。



「…どうだ?」
「…うん…うん!…美味しい…。」
「そ、そうか…調べた甲斐があった。」
「…陸ってさ…行事とか楽しむタイプだったっけ?」
「え?」
「…いや、1年の時同じクラスだったじゃん?その時は行事とかそんなに楽しそうじゃなかったからさ。」
「そ、そうだったか?まあ今年は…優やミーシェがいるからね。」
「…やっぱりか。」
「やっぱり?」
「…だってあの二人といる時の陸楽しそうだもん。」
「ま、まあ…。楽しいからな。」
「…ふふ。少し心配だったんだよ?2年の最初の始業式の時陸誰とも話そうとしなかったから。」
「そ、そんなこと…」
「…あるわよ。結局私が話しかけに行ったんじゃない。」
「あ、ああ…それはありがとう。」
「…ま、藤山くんもミーシェもいるし、保護者としては安心かな〜。」
「誰が保護者だ。」
「…ふふ、冗談。」
「まあ僕も反省してる。僕の家は父が厳しくてね。勉強の邪魔になると思って小学校高学年くらいから友達と遊ばなくなったんだ。その後も勉強ばかりしていたらあのザマだ。」
「…陸…。」
「でも優やミーシェのおかげで気付けた。」
「…何が?」
「と、友達ってのは…いいな…。」
「…そうだね…。」
「もちろん君のおかげでもある。」
「…私?私は別に…。」
「あの時君が話しかけてくれたから優に話しかけてみようと思ったんだ。」
「…そ、そうなんだ…。」
「だから…その…これからも友達でいてくれたら…その…嬉しい。」
「…」
「いや!別に嫌ならいい…んだ。」
「…嫌じゃないけど?」
「!、そ、そうか…。」
「…でも…私は…その…友達では終わりたくないって言うか…その…」
松山は顔を赤くする。
「え?…どういう意味だ?」
「!…な、何も無い!」
「?」
「…っ〜!もうっ!」
「え?」
「…何にもないっ!…鈍感…。」
「?、本当にどうした?」
「…にしんそば美味しい。」
「?」


「由希…どうしたんだ?」
「…何が?」
「いや…店出たあたりから機嫌悪いって言うか…。」
「…別に。」
「いや…でも…」
「…それは自分に聞いてみたらいいんじゃない?」
「自分に聞く?僕がなにかしたのか?」
「…知りません。」
「敬語やめてくれよ…。」
「…」
「…デ、デザートでも食べに行くか?抹茶アイスとか…。」
「…」
「い、要らないよな〜。」
「…く。」
「え?」
「…行く…。」
「そうか…じゃあ商店街にでも…。」
「…陸の奢りね。」
「わ、分かった…。」
「…ふふ。よしっ。じゃ、行こっか。」
「ああ。」


「…ねえ陸。」
「ん?」
2人はベンチに座りながらアイスクリームを食べていた。
「…陸はさ…コンタクトにしないの?」
「どうしてだ?」
「…だって陸メガネとった方がかっこいいじゃん。」
「っ…え?…はあ?!」
「…ふふふ…何その反応。」
「だって…その…え?」
「…何よ…正直に言っただけじゃない。クラスのみんなも言ってるよ?小宮くんはメガネとるとやばいって。」
「メ、メガネの方が慣れてるからな…。」
「…ふーん。」
「由希は…メガネとった方がいいと思うか?」
「…え?そりゃあ…」
「そうか。」
陸はメガネを外す。
「…やば…。」
由希は慌てて後ろをむく。
「どうだ?ってなんでそっち向いてるんだ…。」
「…い、いいから…メガネかけて。」
「…」
「…かけた?」
「…ああ。」
「…ふぅ…急に外すからびっくりする…え?」
そこにはメガネをかけていない陸。
「…君がとれと言ったんだろ…。」
「…っ…う、うん…そうだね!」
「コンタクトは一応持っているんだ。由希がこっちの方がいいと言うなら…そ、そうする…。」
「…だ、ダメよ!」
「へ?この流れで?」
「…だ、だって…直視出来ないじゃん…!」
「そ、そうなのか?」
「…そ、そうだよ…それに…」
「それに?」
「…それだと…陸モテちゃうじゃん?」
「?…モテちゃダメなのか?」
「!…ほんとにもう…鈍感すぎ…。」
「え?本当にどうしたんだ?」
「…もういいよ。アイスクリームもう一個食べる。買ってきて。」
「な!僕のおごりなのか?」
「…嫌なの?」
「…はぁ…分かった。買ってくるよ。」


「…はぁ…いくら人付き合い無かったからって…こんなに鈍感なもんかね〜…。」
陸が買いに行っている間、由希はため息を吐き、愚痴をこぼした。
「…なんで私陸のこと好きになったんだろ。」
嘘だ。由希自身気づいていた。
2年生になる前から由希は陸のことを見ていたし、気になっていた。


「…はぁ…ミーシェは凄いなぁ…自分の気持ち伝えられるなんて…。」



次回は由希ちゃんと陸くんの過去編?
何があったんでしょうね??

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コメント

  • 豆腐

    いやぁ、いつかダブルデートやるんでしょうねぇ!

    1
  • かつあん

    小宮様&松山さん最高!小宮様ぁ。こ、小宮様ァァァァァァァ!(語彙力の低下)

    1
  • ペンギン

    わぁ〜!!!!!!!!!気になるぅ〜!!!!!!!!!
    なんか、久しぶりに読んだ気がしましたw
    今までが早かったので...ww
    これからも頑張ってください!応援してします!

    1
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