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腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜

けん玉マスター

34話 修学旅行2

修学旅行1日目の昼。
今回は陸のオススメのうどん専門店に来ていた。
「うーん!うどんおいひ〜!」
ミーシェはちゅるちゅるとうどんをすする。
「そうですね…。だしが本格的です。」
「…さすが小宮くん。よく知ってたね。」
「ま、まあ…インターネットっで色々な。」
「徹夜で調べてたもんな?お前。」
「う、うるさい…。」
「でも本当に美味しいよ。ありがとう、小宮くん!」
「ふ、ふん…。」
「すいませーん!もう一杯くださーい!」
「…ミーシェ、そんなに食べると後きついわよ?」
「大丈夫大丈夫!うどんなんてペロリだよ!」
「…ほんとに大丈夫?」
「大丈夫大丈夫!わ!きたきた〜。うーん!美味しいなぁ〜!」
「…そ、そう…。」



「…って言ってたのが30分前だな。」
「うーん…食べすぎたぁ…。なんで法隆寺まで歩くのぉ?バスで行こうよバスでぇ…。」
「あのなぁ…別にバスで行くような距離じゃねぇんだよ。」
「だってぇ…きもぢわるい〜…。」
「たく…少し休むか?」
「うーん…あ!ソフトクリーム!」
「は?おい、何バカ言ってんだ。食いすぎて気持ち悪いんだろ?」
優はミーシェの服の襟を掴み止める。
「そんなぁ〜、アイス〜!」
「たく、君が無計画に食べるからだろ?」
「だってぇ〜、うどん美味しかったんだも〜ん…。」
「…たく、彼氏なんだからちゃんと管理しないとだめでしょ?藤山くん。」
「俺かよ?!」
「…そうよ、ミーシェのご飯代全部藤山くんが奢ってたでしょ?」
「そ、それは…ミーシェが食べてるの見るの好きだし…。」
「ユウ…。」
「ミーシェ…。」
「…はいはい、分かったから。2人だけの空間作り出さないで。」
「はぁ〜、相変わらずバカップルだね、優くんとミーシェは。」
「「ば、バカップルじゃねえし!(ないし!)」」
「ははは…ハモってるハモってる。」
「そろそろ行かないと集合時間に間に合いませんよ?」
「ほら、とっとと行くぞ。」
「あ、待ってよぉ…陸くーん、美琴ちゃーん。」


その後は法隆寺で集合写真を撮った。
そのまま2年1組はバスに乗り旅館を目指し進んでいた。
「うぅ…少し酔ったな…。」
「なんだ、てっきりミーシェが酔うと思っていたが…君が酔ったのか。」
グロッキー状態で俯く優。
「バス酔いしやすいんだよ…俺。」
「…情けないわね。」
「そうだよ?男なんだからしっかりしないと。」
「修学旅行楽しめませんよ?」
「は、はい…。なんで俺は女子にこんなに集中砲火されてるんでしょうかね…。」
「大丈夫?ユウ?」
「!」
隣に座っていたはずの陸とミーシェが席をチェンジしており、ミーシェは座席の肘掛をあげ、自分の膝に優の頭を迎え入れる。
「お、おい…。」
「いいから。休んでて?」
「あ、ああ。」
「…ミーシェ…。みんな見てるのよ?」
「いいのいいの。」


藤山のやつ…死ねばいいのに…。


「…なんか今俺の耳にすごいこと聞こえてきたんだけど。」
「…まあこれだけ見せつけてたらしょうがないんじゃない?」
「おい藤山!ミーシェさんになんてことしてるんだ!!」
地味に席の近い天城が優を怒鳴る。
「あ〜、せっかくミーシェのおかげで良くなってきたのに…。お前の声のせいで余計気持ち悪くなってきた…。」
「なんだと?!」
「っ…うるせぇよ…聞こえてるから怒鳴るなよ…。」
「ふざけやがって…ミーシェさんから離れろ!」
「天城くん、私がやりたくてやってることだから…」
「ミーシェさん…何度も言ってるだろう?無理しなくていいんだ。藤山に無理やりやらされているなら我慢せず俺に言ってくれていいんだよ?」
「…はぁ…ミーシェのが無理やりやらされてるわけないでしょ?」
後ろで聞いていた松山が話す。
「…あの顔を見なさい。」
ミーシェは優しい表情で優の髪を撫でる。
「…あれが無理やりやらされてる女の顔に見える?」
「っ…だが…!藤山のやつがミーシェさんと付き合えるわけが…!」
「…はぁ…いい加減諦めなさいよ…。」

────ああ…藤山のやつ…いいなぁ…羨ましい…。

クラスの男子からそんな声がヒソヒソと聞こえてきた。


「ありがとう、ミーシェ。だいぶ落ち着いたよ。」
「そお?よかった。」
「相変わらず仲がいいな。君たちは。」
「あ、陸くん。席変わってくれてありがとね。」
「別に…僕には優の酔いをなんとかすることなんて出来ないからな。」
「じゃ、チェンジしよ?」
「別にいいよ。そのままで。」
「ダメだよ。ユウも陸くんも友達との時間ちゃんとしなきゃ。私も美琴ちゃんと話したいし。」
「そういうことなら…分かった。」


「ミーシェとは上手くいってるみたいだな。保護者としては安心だ。」
「何が保護者だよ。」
「君たちの恋を一番近くで見守ってきたのは僕だぞ?」
「へいへい。そういうお前はどうなの?」
「は?何が?」
「好きなやつとかいないのかよ?」
「ぼ、僕は別に…!」
「…小宮くん。」
後ろから松山から話しかけられる。
「ま、松山…。」
「…さっきの件、自由行動の時間でいいよね?」
「あ、ああ。分かった。」
「…よろしくね。」
「ああ…。」
「…」
「なんだ…その目は。」
「ハイハイハイハイ、なるほどねぇ〜。」
「な、なんの納得だ!」
「自由行動の時間ねぇ…。ま、確かに陸と松山はお似合いだと思うよ。」
「べ、別にそんなつもりは…!」
「ほぉ〜。なら自由行動の時はなんの約束をしたのかなぁ?」
「べ、別に…。」
「別にぃ?」
「た、体育祭で手伝ってもらった時のお礼を…自由行動の時間にする約束をしただけだ。」
「陸…。」
優は陸の肩に手を置く。
「な、なんだ?」
「頑張れよ。」
「は?」
「いや〜、やっと陸にも春が来たなぁ…。」
「ま、まて!別にそんなんじゃ!」
「いや〜、良かった良かった。」
「は、話を聞け!」

一行は旅館に到着した。



ただいま本編、「腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが」の方でクリスマス特別編を執筆中でございます。特別編1は投稿済みですので是非ご覧ください。
2話目は夜出します。(夜の予定ですが恐らく深夜になる可能性が…。許してちょ。)
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コメント

  • 垂直抗力(元ラノベ大好きサムライ)

    天城…だいきらい…もうあんなやつ…要らないでしょ…

    2
  • かつあん

    相変わらずのクソ天城...
    俺の友達よりもメンタルだけは強いっすよ...
    そう!メンタルだけは!

    2
  • ペンギン

    天城諦めわりぃ...w

    2
  • 豆腐

    天城が未練タラタラっすな

    3
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