腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜
32話 中間テストと修学旅行幕開け
「修学旅行楽しみだな〜。」
体育祭も終わり、気分は修学旅行へと向いていた。
「ねえユウ。この学校はどこに行くの?」
「京都だよ。」
「京都か〜。八ツ橋とか抹茶とか?」
「食べ物のことばっかだな…。お前は。」
「えへへー…楽しみ〜。」
「ミーシェ…お前な…。」
「ん?」
「修学旅行の前に…中間テストだからな?」
「…」
「聞いてんのか?」
「エ?ナニ?キコエナイナ〜。」
「お前なぁ…。」
「い、いいじゃん!テストなんてぱっぱと終わらせてさ!どうせなんとかなるって!」
「「それは聞き捨てならないな(なりませんね)。」」
「陸…。」
「み、美琴ちゃん?」
「二学期のテストは大事だぞ?」
「それに難しいですよ。」
「そ、それは…。」
「そう言えば夏休み明けの実力テストの結果ミーシェのは見せてもらってないな。」
「…え?」
「確かに。返してもらっただろ?見せてみろよ。」
「そ、それは…。」
「お、あったあった。お前テスト無防備に机の中に入れてるからな〜。」
「ちょ…ダメ!」
山田  ミーシェ
数学  5点
国語  9点
英語  15点
社会  31点
理科  28点
「お…おう…。」
「ここまでとは…。」
「ミーシェさん…これはさすがに…。」
「…うぅ…。」
「数学5点?嘘だろ?」
「実力テストは別に補習とかないんでしょ?なら安心だよ!」
「お前なぁ…。」
「仕方ない。また勉強会するか…。」
「えぇ!?やだよぉ!遊ぼうよぉ!」
「あのなぁ…。」
「ミーシェさん。何言ってるんですか!こんな点数じゃ進級出来ませんよ?」
「進級…出来ない?」
「はい。留年ですよ?」
「留…年…。や、やだ!」
「そうでしょう?なら勉強会しましょう。」
「あ!私達も混ぜて〜。」
「…私も。」
そこに江ノ島と松山も加わる。
「どこでやる?」
「この人数だと図書館は迷惑ですしね…。」
「あ、ユウの家は?」
「優くんの…家…。」
「…藤山くんの家…。」
「藤山さんの家ですか…。」
「あ!そっか!3人はまだ行ったことないんだっけ?」
「まあ俺は別にいいけど。今日行くならミーシェ。先みんなと上がっててくれ。バイト先にシフトだしに行かなきゃ行けないんだよ。」
「あ、うん。分かった。」
「「「(…)先にあがる?」」」
優の部屋。
「ここだよ〜。ユウの部屋。」
「そ、そうなんだ…。」
「…それで?」
「先にあがるというのは…。」
「え?普通に…」
ミーシェは鍵を取り出し部屋に入る。
「合鍵で。」
「「「(…)合鍵…。」」」
「ん?なんだ…知らないのか?優はミーシェに合鍵渡してるんだぞ?」
「そ、そうなんだ…。」
「…さすがは藤山くんね。」
「お、お邪魔します。」
「…へぇ…藤山くん意外と綺麗に使ってるじゃん。」
「そ、そうですね…。」
「ご飯とかはどうしてるのかなぁ?」
「最近は私が作ってるよ?ユウいつもコンビニ弁当ばっかだから。お茶入れるね〜。」
ミーシェは慣れた感じでキッチンに向かい準備をする。
「座ってて?」
「あ、はい。」
「もしかして優くんとミーシェって…。」
「…同棲してるの?」
「ど、同棲?し、してないよ?よくご飯作りに来てるだけだよ。ほら。」
ミーシェが冷蔵庫を開けるとそこにはタッパーに入ったおかずがたくさん入っていた。
「ユウいつもバイトで自分で作る時間ないからさ、こうして作ってあげてるの。」
「…へぇ〜。」
「…ただいま。」
そうこうしているうちに優が帰ってきた。
「あ、おかえり〜。」
「おう。さて…ミーシェ。勉強するぞ。」
「ゲ!ゲームしようよ!スマブラやろ?!スマブラ!」
「…」
「ほら!前にスイッチ持ってきたじゃん?みんなで交代ばんこで…」
「ミーシェ。」
陸がゆっくりとミーシェに話す。
「ひっ…!ぅ…わ、分かったよぉ…。」
ミーシェは渋々とノートを取り出す。
「やっぱり1番は数学ですよね…。」
陸と花園がミーシェと2対1で向き合う。
「あの二人に任せとけば大丈夫だろ。さ、俺達も勉強するか…。」
優、松山、江ノ島も勉強に取り掛かる。
「そう言えばさ…修学旅行の班ってどうやって決めるの?」
「あ、それなら自由ですよ。」
副委員長である花園が答える。
「そうなの?じゃあさ、もし良かったらこのメンバーで一緒になろうよ!」
「…いいんじゃない?」
「うん!私もさんせー!」
「ま、いつも通りのメンツだな。」
「わ、私もいいんですか?」
「もちろん!」
「あ、ありがとうございます。」
「「修学旅行か…。」」
陸と優がしみじみと話す。
「どうしたの?」
「いや、去年の林間学校はあんまり楽しめなかったからな…。」
「楽しみだ。」
「去年はどうしてたの?」
「俺は1日目に風邪ひいてずっと宿舎で寝てた。」
「僕はバスに酔って散々な目にあった。」
「そ、そうなんだ。」
「京都だよな?」
「今のうちに観光地リサーチしておくか?」
「そうしよそうしよ!」
「ミーシェさんは勉強しなさい。」
「はい…。」
勉強会が幸を奏して、ミーシェはなんとか赤点を取らずに中間テストを突破した。(数学はおまけで1点もらい30点だった。)
そして、修学旅行が幕を開ける。
遅めの投稿。
一周まわって早めの投稿です!
体育祭も終わり、気分は修学旅行へと向いていた。
「ねえユウ。この学校はどこに行くの?」
「京都だよ。」
「京都か〜。八ツ橋とか抹茶とか?」
「食べ物のことばっかだな…。お前は。」
「えへへー…楽しみ〜。」
「ミーシェ…お前な…。」
「ん?」
「修学旅行の前に…中間テストだからな?」
「…」
「聞いてんのか?」
「エ?ナニ?キコエナイナ〜。」
「お前なぁ…。」
「い、いいじゃん!テストなんてぱっぱと終わらせてさ!どうせなんとかなるって!」
「「それは聞き捨てならないな(なりませんね)。」」
「陸…。」
「み、美琴ちゃん?」
「二学期のテストは大事だぞ?」
「それに難しいですよ。」
「そ、それは…。」
「そう言えば夏休み明けの実力テストの結果ミーシェのは見せてもらってないな。」
「…え?」
「確かに。返してもらっただろ?見せてみろよ。」
「そ、それは…。」
「お、あったあった。お前テスト無防備に机の中に入れてるからな〜。」
「ちょ…ダメ!」
山田  ミーシェ
数学  5点
国語  9点
英語  15点
社会  31点
理科  28点
「お…おう…。」
「ここまでとは…。」
「ミーシェさん…これはさすがに…。」
「…うぅ…。」
「数学5点?嘘だろ?」
「実力テストは別に補習とかないんでしょ?なら安心だよ!」
「お前なぁ…。」
「仕方ない。また勉強会するか…。」
「えぇ!?やだよぉ!遊ぼうよぉ!」
「あのなぁ…。」
「ミーシェさん。何言ってるんですか!こんな点数じゃ進級出来ませんよ?」
「進級…出来ない?」
「はい。留年ですよ?」
「留…年…。や、やだ!」
「そうでしょう?なら勉強会しましょう。」
「あ!私達も混ぜて〜。」
「…私も。」
そこに江ノ島と松山も加わる。
「どこでやる?」
「この人数だと図書館は迷惑ですしね…。」
「あ、ユウの家は?」
「優くんの…家…。」
「…藤山くんの家…。」
「藤山さんの家ですか…。」
「あ!そっか!3人はまだ行ったことないんだっけ?」
「まあ俺は別にいいけど。今日行くならミーシェ。先みんなと上がっててくれ。バイト先にシフトだしに行かなきゃ行けないんだよ。」
「あ、うん。分かった。」
「「「(…)先にあがる?」」」
優の部屋。
「ここだよ〜。ユウの部屋。」
「そ、そうなんだ…。」
「…それで?」
「先にあがるというのは…。」
「え?普通に…」
ミーシェは鍵を取り出し部屋に入る。
「合鍵で。」
「「「(…)合鍵…。」」」
「ん?なんだ…知らないのか?優はミーシェに合鍵渡してるんだぞ?」
「そ、そうなんだ…。」
「…さすがは藤山くんね。」
「お、お邪魔します。」
「…へぇ…藤山くん意外と綺麗に使ってるじゃん。」
「そ、そうですね…。」
「ご飯とかはどうしてるのかなぁ?」
「最近は私が作ってるよ?ユウいつもコンビニ弁当ばっかだから。お茶入れるね〜。」
ミーシェは慣れた感じでキッチンに向かい準備をする。
「座ってて?」
「あ、はい。」
「もしかして優くんとミーシェって…。」
「…同棲してるの?」
「ど、同棲?し、してないよ?よくご飯作りに来てるだけだよ。ほら。」
ミーシェが冷蔵庫を開けるとそこにはタッパーに入ったおかずがたくさん入っていた。
「ユウいつもバイトで自分で作る時間ないからさ、こうして作ってあげてるの。」
「…へぇ〜。」
「…ただいま。」
そうこうしているうちに優が帰ってきた。
「あ、おかえり〜。」
「おう。さて…ミーシェ。勉強するぞ。」
「ゲ!ゲームしようよ!スマブラやろ?!スマブラ!」
「…」
「ほら!前にスイッチ持ってきたじゃん?みんなで交代ばんこで…」
「ミーシェ。」
陸がゆっくりとミーシェに話す。
「ひっ…!ぅ…わ、分かったよぉ…。」
ミーシェは渋々とノートを取り出す。
「やっぱり1番は数学ですよね…。」
陸と花園がミーシェと2対1で向き合う。
「あの二人に任せとけば大丈夫だろ。さ、俺達も勉強するか…。」
優、松山、江ノ島も勉強に取り掛かる。
「そう言えばさ…修学旅行の班ってどうやって決めるの?」
「あ、それなら自由ですよ。」
副委員長である花園が答える。
「そうなの?じゃあさ、もし良かったらこのメンバーで一緒になろうよ!」
「…いいんじゃない?」
「うん!私もさんせー!」
「ま、いつも通りのメンツだな。」
「わ、私もいいんですか?」
「もちろん!」
「あ、ありがとうございます。」
「「修学旅行か…。」」
陸と優がしみじみと話す。
「どうしたの?」
「いや、去年の林間学校はあんまり楽しめなかったからな…。」
「楽しみだ。」
「去年はどうしてたの?」
「俺は1日目に風邪ひいてずっと宿舎で寝てた。」
「僕はバスに酔って散々な目にあった。」
「そ、そうなんだ。」
「京都だよな?」
「今のうちに観光地リサーチしておくか?」
「そうしよそうしよ!」
「ミーシェさんは勉強しなさい。」
「はい…。」
勉強会が幸を奏して、ミーシェはなんとか赤点を取らずに中間テストを突破した。(数学はおまけで1点もらい30点だった。)
そして、修学旅行が幕を開ける。
遅めの投稿。
一周まわって早めの投稿です!
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コメント
かつあん
修学旅行かー。京都また行きたいなー
ミラル ムカデ
下手したら1周半回ってそうですよねw
豆腐
おぉ!修学旅行!これはまた一悶着ありそうな予感(о'¬'о)ジュルリ