腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜
24話 大胆
コンコン…
「はーい。」
「失礼します。」
「あら?ユウくん?…とミーシェ…。怪我?」
「あ、ベルさん…。ミーシェが足怪我しちゃって…見てやってくれませんか?」
「それはいいけど…なんでお姫様抱っこ?」
「「あ…」」
「ユ、ユウ!降ろして!」
「あ、ああ…。」
「ふーん…なるほどねぇ…。」
「な、なんすか?」
「もしかして2人って…付き合ってるの?」
「あ…えと…」
「はい。」
「やっぱりそーなのねぇ…。」
「はい…報告が遅くなってすいません…。」
「いいのよ、妹のことに口出しするつもりないから。それにミーシェの選んだ相手なら文句なんてないわ。」
「お姉ちゃん…。」
「でも…ミーシェ泣かせたら…分かってるわよね?」
「は、はぃ…」
「ああん?聞こえねーよ。」
「は、はい!」
「よろしい。ミーシェ、怪我見せてごらん。」
「あ、うん。」
「ふーむ…ちゃんと洗ってあるわね、偉いわ。じゃあ今から消毒を…」
すると保健室の扉が勢いよく開いた。
「山田先生!熱中症で倒れてしまった生徒がいて…目を覚まさないんです!急いで校庭に来てください!」
「すぐ行きます。…悪いわね、ユウくん、ミーシェのことよろしくね?」
「え?あ、はい。」
ベルは急ぎ足で保健室を出ていった。
「というわけで…消毒するぞ?」
「う、うん…あ、あんまり痛くしないでね?」
「お、おう…。」
優は改めてミーシェの足に目をやる。
(き、きれいな足だな…白くて…。)
「ユウ?」
「あ、ああ。悪い。染みるからな?」
「う…うん。」
優は消毒液を含んだガーゼで傷口に触れる。
「っ…あっ!」
「…え?」
(何?今の声。)
チョン…
「っ…あんっ!」
「おい!」
「え?な、何?」
「お前…わざとじゃないよな?」
「な、何が?」
「な、なんもない。」
「?…馴染むまで…ゆっくりね?」
(なんか…エロいぞ!)
そのままミーシェの声に理性が壊れそうになるのを堪え、優はミーシェの膝に絆創膏を貼った。
「これでよし。…痛くないか?」
「うん…。ありがとう。」
「その怪我でよく走ったな。偉いぞ。」
優はミーシェの頭に手を置く。
「えへへ…ありがとう…。…ユウはやっぱり…カッコイイね。」
「…は?」
「走ってる時のユウ…すごくかっこよかった。あんなに差…開いてたのに…。」
「まあ…あの時は火事場のクソ力ってやつだよ。」
「それでも…ユウは凄いよ…。」
「そうか?俺はお前の方がすごいと思うけどな。」
「え?なんで?」
「お前…渡辺のこと一言も攻めてないだろ?」
「…」
「損する性格だよな…お前って。」
「し、失礼な!私だって言う時は言います!」
「でも俺はお前の…そんな優しいとこが…す、好きだぞ?だから…あんまり1人で抱え込みすぎんなよ?俺に相談できないんだったら陸や花園でもいい。きっと力になってくれるから。な?」
「うん…!」
「…さて、そろそろ戻るか…。」
優は立ち上がる。
キュ…
ミーシェが立ち上がった優のジャージの裾を掴む。
「ミーシェ?」
「…あとちょっとだけ…二人きりがいいな…。」
「…っ…そ、そうだな!次の種目まで時間あるしな!」
「うん…。」
「あ、暑いな…。ミーシェは大丈夫か?」
「う、うん…。」
「…」
「…」
((やばい…なんか…緊張する。))
その時ミーシェはカナに言われたことを思い出す。
『もっと大胆にならなきゃ! 』
「…大…胆…」
「ミーシ…」
優が言おうとした瞬間唇を何かが覆う。
ミーシェの顔がすごく近くにある。
(え?)
「ぷはぁ…。…キ、キスってこんな感じなんだぁ…。」
「え?」
「わ、私先戻るね!」
ミーシェは足早に保健室を出ていった。
「え?…え?…え?…はあああああああああああああああああああああああああああああ?!?!?!」
…イマノハナンダ?
すいません!間に合わなかったし短めです!
次回は体育祭編完結です!
フォローorコメントよろしくお願いします!
「はーい。」
「失礼します。」
「あら?ユウくん?…とミーシェ…。怪我?」
「あ、ベルさん…。ミーシェが足怪我しちゃって…見てやってくれませんか?」
「それはいいけど…なんでお姫様抱っこ?」
「「あ…」」
「ユ、ユウ!降ろして!」
「あ、ああ…。」
「ふーん…なるほどねぇ…。」
「な、なんすか?」
「もしかして2人って…付き合ってるの?」
「あ…えと…」
「はい。」
「やっぱりそーなのねぇ…。」
「はい…報告が遅くなってすいません…。」
「いいのよ、妹のことに口出しするつもりないから。それにミーシェの選んだ相手なら文句なんてないわ。」
「お姉ちゃん…。」
「でも…ミーシェ泣かせたら…分かってるわよね?」
「は、はぃ…」
「ああん?聞こえねーよ。」
「は、はい!」
「よろしい。ミーシェ、怪我見せてごらん。」
「あ、うん。」
「ふーむ…ちゃんと洗ってあるわね、偉いわ。じゃあ今から消毒を…」
すると保健室の扉が勢いよく開いた。
「山田先生!熱中症で倒れてしまった生徒がいて…目を覚まさないんです!急いで校庭に来てください!」
「すぐ行きます。…悪いわね、ユウくん、ミーシェのことよろしくね?」
「え?あ、はい。」
ベルは急ぎ足で保健室を出ていった。
「というわけで…消毒するぞ?」
「う、うん…あ、あんまり痛くしないでね?」
「お、おう…。」
優は改めてミーシェの足に目をやる。
(き、きれいな足だな…白くて…。)
「ユウ?」
「あ、ああ。悪い。染みるからな?」
「う…うん。」
優は消毒液を含んだガーゼで傷口に触れる。
「っ…あっ!」
「…え?」
(何?今の声。)
チョン…
「っ…あんっ!」
「おい!」
「え?な、何?」
「お前…わざとじゃないよな?」
「な、何が?」
「な、なんもない。」
「?…馴染むまで…ゆっくりね?」
(なんか…エロいぞ!)
そのままミーシェの声に理性が壊れそうになるのを堪え、優はミーシェの膝に絆創膏を貼った。
「これでよし。…痛くないか?」
「うん…。ありがとう。」
「その怪我でよく走ったな。偉いぞ。」
優はミーシェの頭に手を置く。
「えへへ…ありがとう…。…ユウはやっぱり…カッコイイね。」
「…は?」
「走ってる時のユウ…すごくかっこよかった。あんなに差…開いてたのに…。」
「まあ…あの時は火事場のクソ力ってやつだよ。」
「それでも…ユウは凄いよ…。」
「そうか?俺はお前の方がすごいと思うけどな。」
「え?なんで?」
「お前…渡辺のこと一言も攻めてないだろ?」
「…」
「損する性格だよな…お前って。」
「し、失礼な!私だって言う時は言います!」
「でも俺はお前の…そんな優しいとこが…す、好きだぞ?だから…あんまり1人で抱え込みすぎんなよ?俺に相談できないんだったら陸や花園でもいい。きっと力になってくれるから。な?」
「うん…!」
「…さて、そろそろ戻るか…。」
優は立ち上がる。
キュ…
ミーシェが立ち上がった優のジャージの裾を掴む。
「ミーシェ?」
「…あとちょっとだけ…二人きりがいいな…。」
「…っ…そ、そうだな!次の種目まで時間あるしな!」
「うん…。」
「あ、暑いな…。ミーシェは大丈夫か?」
「う、うん…。」
「…」
「…」
((やばい…なんか…緊張する。))
その時ミーシェはカナに言われたことを思い出す。
『もっと大胆にならなきゃ! 』
「…大…胆…」
「ミーシ…」
優が言おうとした瞬間唇を何かが覆う。
ミーシェの顔がすごく近くにある。
(え?)
「ぷはぁ…。…キ、キスってこんな感じなんだぁ…。」
「え?」
「わ、私先戻るね!」
ミーシェは足早に保健室を出ていった。
「え?…え?…え?…はあああああああああああああああああああああああああああああ?!?!?!」
…イマノハナンダ?
すいません!間に合わなかったし短めです!
次回は体育祭編完結です!
フォローorコメントよろしくお願いします!
「腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
甘え上手な彼女2
-
564
-
-
甘え上手な彼女
-
881
-
-
僕と彼女たちのありきたりなようで、ありきたりではない日常。
-
479
-
-
俺の高校生活がラブコメ的な状況になっている件
-
499
-
-
学園のアイドルと同居することになりましたが・・・
-
629
-
-
甘え上手な彼女3 秋編
-
366
-
-
《冷姫》に告白をした結果泣かれてしまったが、なぜかその後積極的に話しかけてくる件
-
904
-
-
超絶美少女の彼氏(凡人)は尽くされているが気苦労が絶えない
-
1,027
-
-
99回告白したけどダメでした
-
833
-
-
美少女同級生が新たな家族に!!
-
1,394
-
-
草食系男子が肉食系女子に食べられるまで
-
989
-
-
部活の後輩と付き合ってみた
-
1,775
-
-
ヘタレ魔法学生の俺に、四人も美少女が寄ってくるなんてあり得ない!
-
452
-
-
先輩はわがまま
-
366
-
-
奴ら(許嫁+幼馴染諸々)が我が家に引っ越してきたのだが…
-
962
-
-
家族に愛されすぎて困ってます!
-
549
-
-
妹との日常。
-
919
-
-
学園の人気者のあいつは幼馴染で……元カノ
-
259
-
-
非リアの俺と学園アイドルが付き合った結果
-
4,280
-
-
二次元美少女と恋をしたいっ!←そんなことさせないですよ?
-
638
-
コメント
かつあん
ミーシェエロいぞ...( *˙ω˙*)و グッ!
...おいユウわそこ変われ()
たくあん
キスってどんな感じなんだ…
ペンギン
遂にミーシェが大胆に!!!!!!!!w