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腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜

けん玉マスター

5話 夜の学校

「ふう…何とかなったな…。」
「そうだな…。」
「疲れた〜。お腹減ったよ〜。」
「…私も…疲れた。」
「まさか4人だけで終わらせられるとは思わなかったな。」
「明日絶対菜々ちゃんと美琴ちゃん、喜んでくれるね!」
「ジュースの1本ぐらい奢って欲しいもんだな…。」
優たちは色を塗り終わったベニヤ板の前で息をつく。
なんと優たちは花園と江ノ島が帰った後、4人で全て塗り終えたのだった。


「…疲れたね…そろそろ帰ろっか。」
「だな…。」
「お腹減ったよ〜。」
「なにか食ってくか?」
「…賛成。」
「僕も特に問題は無い。」
「決まりだね!どこ行く?」
そんな話をしながら昇降口に向かう4人だった。


「サイゼにしない?私パスタ食べたい。」
「そうだなぁ…俺は米がいいな。」
「僕は魚が食べたいな。」
「…パンケーキ。」
「えー…どれかにしてよ…。」
「ていうか真っ暗だな…。」
下駄箱から外を見ると外は既に真っ暗だった。
「…ていうかもう9時だし…。」
「完全下校時間過ぎてるな。」
「だね…。開いてなかったりして。なーんて、あるわけないか。」
「待て…何盛大にフラグ立ててんだお前。」
「え?」
ガチャ…ガチャガチャ…
「…あ、開かない…。」
「ま、まじ?」
「…まじ。」
「と、閉じ込められたってこと?!」
「う、嘘!!」
「松山…一拍置く癖はどうした…。」
「お、お化けとか…出るってこと?!」
「い、嫌よ!そんなの!」
「落ち着け…。職員室に誰かしら残ってるだろ?」
「…オホン…そ、そうね。行きましょう。」
「だ、だね!」


「うむ…。」
「「そ、そんな…!」」
「仕方ないだろ。」
優たちの前には無慈悲に閉まる職員室。
「「と、閉じ込められたぁ〜!!」」
「うっ…うう…私達はここで一生を終えるの?」
「いーやーだー!!」
「ミーシェ、朝になったら帰れるだろ…。それから松山、キャラを保て。」
「当直の警備員がいるはずだ。事務室に行こう。」
「ほ、ほんと?!」
「そのはずだ。」
「…オホン…そ、そうね!」


「ぐがぁ〜!ぐがぁ〜!」
「おいくそじじい、起きろ。」
「ぐがぁ〜!…ムニエル…。」
「え?ムニエル?」
「寝言だろ…。真に受けんな。」
「お、起きなさいよ!くそじじい!」
「松山…落ち着け。」
目の前には酔っ払い寝息を立てる当直の警備員。
「こ、これってまさか…。」
「私たち…」
「ああ。」
「そうだな…。」
「「「「閉じ込められた…((?!))。」」」」
「そんな…!飢え死にしちゃうよ!」
「いやぁぁぁぁぁ!」
「落ち着けよ。保健室行けば布団もあるだろ?」
「そうだな。水道水も出る。電気だってつく。なんの心配もないだろ?」
「二人とも…よくそんなに冷静でいられるわねぇ!」
「「ありがとう。」」
「褒めてないし!」
「とにかく俺は眠い。保健室から布団でも取ってこようぜ?」
「ほ、保健室?!」
「ん?どうかしたか?」
「あなた達…馬鹿なの?」
「あ?喧嘩売ってんのか?」
「保健室なんて…」
「そうだよ!」
「「何が?」」
「「お化けの巣窟じゃない!!」」
「「…」」
「「な、何よ…?」」
「くだらない。」
「はぁ?」
「そんな非科学的なものが存在するわけないだろ?」
「そうだな。とっとと行こうぜ?」
「ちょっと!小宮くん!藤山くん!」
「ユウ〜!陸く〜ん!」
完全に一拍置く癖を忘れた松山とミーシェを置いて2人は保健室に歩き始めた。


「待ってよぉ…。怖いよぉ…。」
「そんなに怖いなら待ってりゃあいいだろ?」
「あなた達馬鹿なの?!か弱い女の子2人を置いていく気?!」
「少なくとも松山は握力60はあるからな。か弱くないだろ?」
「そういう問題じゃないのよ!…てかなんで知ってるのよ!?」
「ふえーん…お姉ちゃあん!」
「なんだよミーシェ。お前学校に泊まり込みで作業すんの夢だったんだろ?かなったじゃねぇか。」
「それとこれとは話が別!なんで保健室に行かなきゃ行けないのよぉ!!」
「なら朝まで起きてるか?あ、そうだ。体育館でバスケしよーぜ。」
「いいな、それ。」
「「た、体育…館?」」
「ああ、何か問題あるか?」
「「ばっかじゃないの?!」」
「は?」
「体育館なんて七不思議の塊じゃない?!」
「そ、そうなのか?」
「ねえねえ、窓ぶち割って帰るってのは?」
「本気で言ってんの?それ。」
「だ、だってぇ!私…トイレ行きたい!」
「?、行けばいいじゃないか。すぐそこだ。」
陸は女子トイレを指さした。
「ト、トイレの花子さんとかぁ!!」
「花子さんだあ?いるわけねぇだろ。とっとと行ってこい。」
「いるもん!絶対花子さんいるもん!」
「いねーよ!」
「じゃ、じゃあユウ…着いてきて!!」
「…は?」
「怖くないんでしょ?!なら着いてきてよぉ!」
「そりゃお前…女子トイレだぞ?」
「いいから!」
「い、いやいやいやいやいやいやいやいや!お前何言ってんの?」
「いいから!」
「お、おい!」
ミーシェは優を引っ張りトイレに向かった。


「ユウ〜…居る〜?」
「…ああ。いるよ。」
「…耳…塞いでて。」
「は?なんで?」
「っ〜!いいから!!」
「?、…ああ。」
「塞いでる?」
「ああ。」
「いいって言うまでダメだかんね。」
「ああ。」


「あれ?陸くんと由希ちゃんは?」
「おかしいな。」
戻ってくると陸と松山の姿がなかった。
「先行ってるんじゃないか?」
「そ、そう…かなぁ?」
「ほら、俺らも行こうぜ。」
「ま、待ってよぉ!」
2人は夜の学校の中保健室に向かって歩き出した。


…しかし2人が消えたのは…始まりに過ぎなかったんだ。




最近全然投稿出来てなくてすいません!
ちょっと忙しくて…。
今日から再開しますんで…。

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コメント

  • かつあん

    「塞いでる?」
    「ああ」
    聞こえてるってことは、ユウ。お前耳塞いでないな?w
    でも本当に耳塞いでミーシェの声聞こえてなくてユウが何も答えなくてもミーシェ怖がりそうだしなーw

    1
  • ペンギン

    はい!よろしくお願いします!
    楽しみにしています!

    1
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