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腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜

けん玉マスター

3話 文化色

「そっち持ってー。」
「ここ?」
「あとちょっと右かな…。…よし…そこ。」
文化祭の準備が本格的に始まった。
学校では既に授業は無く、皆文化祭の準備に励んでいた。
「陸、テープ貸して。」
「ほら。」
「ユウ〜、届かない〜。」
「貸してみろ。…ほら。」
「わぁ〜!ありがとう!」
「そちらの教室の方はどうですか?藤山さん、サボらずにやってますか?」
花園がやってきた。
「サボってねえよ。」
「ユウはしっかりやってくれてるよ!」
「そうですか…引き続きお願いします。」
「ああ…。」
「うん!任せて!」


「花園とは何かあったのか?」
「え?」
「なんか仲悪いっていうか…ピリピリしてるよね?」
「ああ…1年の時にちょっとな…。文化祭サボったから。そのせいであいつ何かと言ってくるんだよ。授業は寝るなだのな。」
「そうなんだ…」
「まあ、真面目な性格だからな。」
「だね!副委員長だし!」
「まあ今年はちゃんとやるさ。お前らもいるしな。」
「ふふっ…そうだね…。」
「ああ…。」
「よーしっ!絶対成功させるぞ〜!」
「「ああ!」」

「ちっ…可愛こぶりやがって…。」
「うざ…。」
渡辺を中心とした3人組のグループがそんな様子を見て呟いた。

「ねえねえ、ミーシェ、優くん、小宮くん。衣装作ってみたんだけど…。」
「あ、菜々ちゃん、由希ちゃん。出来たの?見せて見せて!」
「…着てみる?」
「いいの?!」
「…うん。試着してみて。」
「やったぁ!ねえねえ!ユウと陸くんも一緒に着よ?」
「僕は別に…。」
「俺は着てみたいな…。」
「優…着るのか?」
「陸も一緒に着ないか?」
「わ、分かった…。」


「じゃーん!魔女で〜す!」
おおぉー!!
クラス中の男子が歓喜した。
「ねえ、ユウ、似合う?」
「お、お、おふ…。」
「似合う?」
「おふ。」
「おふ?」
「に、ににに…似合ってるよ…。」
「わぁ〜!やったぁ!」
(((可愛いな、このカップル。)))
そう思うクラス中の女子だった。
「ユウも着てみようよ!」
「おう。俺は…これか。」
「うん!優は絶対狼男が似合うよ!」
「そうか…?」
優は更衣室に向かった。


「なあ松山…腹丸出しなんだが…。」
「…あれ?チラ見せにしたんだけどなぁ…。」
狼男の衣装から優の鍛え上げられた腹筋が顔を覗かせる。

「え?藤山って…あの腹筋…。」
「やばくない?」
「キャー…あの腹筋やば…!」
クラス中の女子が騒ぎ始める。

「あんまジロジロ見られると恥ずかしいんだか…。」
優は頭に付けた耳をいじる。
「…ユウ…カッコイイ…!」
「マジで?変じゃないか?」
「うん!カッコイイよ!」
「そ、そうか…そうか…。」
(((なんだよ!このカップル!)))

「ほら、陸も着てこいよ。」
「あ、ああ。」

「…恥ずかしいんだが…。」
「隠れてないでこいよ!」
「ちょっ…やめてくれ…。」
「いいから!」
「お、おい!」
優とミーシェが小宮を無理やり連れ出す。
「じゃん!どう?陸くんのドラキュラ!」
「…」
「…」
「…小宮くん、メガネ外してみたら?」
「外すと見えないんだ。」
「…今だけよ。ほら…」
「お、おい!」
バキューン!
ドキューン!
「…え?撃たれた?」
何人かの女子が悶絶している。

「え?!やばくない?!小宮ってあんなイケメンだったの?!」
「メガネ取るとやばい…!」
「わ、私…惚れそう…!」

「…」
「流石だな…陸。」
「似合ってるよ!」
「そうか?」

(((なんかあのグループ…凄い!!)))



「こっちも塗らないとね…。」
「ミーシェ、そこは赤だろ?」
「え?あ!そうだった!どうしよう?」
「上から塗れば何とかなるだろ。…ほれ。」
「おお!さっすがユウ!」
「まあな…。」
「楽しそうだね、ミーシェさん。」
「え?あ、渡辺さん…。」
そこに3人組の女子がやってきた。
「じゃあこっちもよろしく〜。」
「え?」
そこにはまだ色付けが終わっていない数枚のいたがあった。
「だって好きでしょ?こういうの。」
「で、でも…。」
「おい、人に仕事押し付けてんじゃねえよ。」
「は?藤山は関係ないでしょ?私はミーシェさんにいってんの!」
「あのなぁ…。」
「いいの。ユウ。」
「え?」
「助かるわ〜。じゃあね〜。」
3人組は去っていった。
「いいのか?ミーシェ。」
「うん、私が残ってやるよ。」
「…はあ…。」
「ユウ?」
「馬鹿か君は。」
「り、陸くんまで…。」
「この量が1人で終わるわけねぇだろ?」
「ユウ…陸くん…。」
「僕達も手伝うさ。」
「今日はバイトもないしな。ほら、とっとと手動かせ。」
「う、うん!」
「たく…あいつら…押し付けやがって…。花園にチクって面倒事押し付けるか。」
「花園に面倒かかるだろ…。」
「いいんだよ、日々の恨みを晴らしてやる…。クク…。」
「…でもさ…こうして残ってやるの…なんかいいよね…。」
教室を見渡すと3人の他に、江ノ島と松山も残っていた。
「そっちは衣装?」
「あ、うん!あとちょっとで終わるんだけど…。」
「…終わったらそっち手伝うね…。」
「あ、ありがとう!」
「助かる…。渡辺達が押し付けてってな…。」
「そうなの?無理しないでね?」
「ああ、サンキュ。」


「よしっ!衣装は終わりっと…。」
「…そっち手伝うよ。」
江ノ島と松山も合流する。
「はははっ…陸くん鼻にペンキついてる〜!」
「む…。」
「…そう言うミーシェは鼻に着いてるわよ?」
「え?あ!ホントだ!」
「喋ってないでとっととやれ〜。」
「…あ!そうだ!…ねえねえユウ。」
ミーシェは後ろから優の肩を叩く。
「ん?」
ぷに…べチョ…
振り返ったと同時に優のほっぺにペンキ付きのミーシェの人差し指が当たる。
「あははっ!これで一緒だね!」
「…てめぇ…ほれ!」
優は筆でミーシェの鼻に触れる。
「ああー!このっ!」
「ちょ!やめ…」
「君たち…ペンキまみれだぞ…。」

「「へ?」」



遅くなりすいません…。
「クレイジークラスルーム」の方ですが今テスト中なので頭を使うと死にそうなのでテスト終わってから投稿を再開します。楽しみにしてくださっている方申し訳ございません。

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コメント

  • 帆楼

    ついに、小宮がメガネを外した!

    1
  • かつあん

    うおーーー!メガネ取った小宮さん逃した顔みてみたーーーい!

    1
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