転職マン!

ぽろんちょ

まえがき

私は40過ぎの世間で言う中年、おじさんの部類に入る。本人はまったくそのようなつもりもないのだが、そんな私の想いなど気に止める者がいるはずもないのに等しく、世間の風はいささか冷ややかでもある。唐突に、自虐的な自己紹介から始まってしまったが、社会人、ビジネスマン、サラリーマン、色々な呼び名はあるが、いずれにしても20年ほど会社勤めをしていることには変わりがない。そんな私だが、これまでに片手の指の数ではほんの少し足りない程の転職を経験してきている。個人的には転職という表現より、キャリアアップやキャリアチェンジというワードを使いたいのだが、しかし、実際のところ転がるように職を、今まさに変わろうとしているので、あえて転職という言葉を使い、これを機に過去から現在に至る転職という名の慟哭をエッセイという形で、いや、そんなに高尚でもないが、綴ろうと思う。

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