覚えた魔法は異世界召喚魔法!?
57話 逃走
57話
マリウスは目の前の巨大な影から目を離さずにいた。
「なんでここにドラゴンがいるの。さすがに今の僕でも負けッ」
マリウスの言葉を遮るようにドラゴン-テスタメントは攻撃を開始した。口からのブレスに翼を使った暴風それに加え尻尾での追い討ちマリウスは懸命にあの透明なシールドでガードするも一瞬で破られる。
「聞いてないよ。ドラゴンがいるなんてそんなに僕をいじめて楽しいの?」
穴の上から見ていた俺は言った。
「いじめじゃない俺達は兵士達の仕返しをしているだけだ」
「分かったよ。今回は僕の負けでいいよ。でも今度あったら許さないからね」
マリウスはテレポートらしき魔法を唱えた。
「逃すか!」
内田が真っ先に動いたが僅差で間に合わなかった。
「くそ、鏡!あいつを逃したのは痛手だ。後々厄介になる気がしてならない」
「分かってる。あいつの対策を考えるのもそうだが今はそれどころじゃない」
内田とナーラに今の状況を説明した。
「おい、ナーラ俺はまだこっちに残ることにしたぞ。ルシファーを倒す前に王国が滅んだら元もこもないからな」
「そうですね。私達がこちらに来たいじょう悪魔に見つかっているかもしれませんから長く居ても短く居ても同じことです」
「悪いな、助かるよ二人とも」
「本当は3人でしたけど。それにしてもさっきドラゴンを上手いこと隠して戦わせたのはいい判断でした」
「もしドラゴンを地上で暴れさせたらそっちの方が被害がでそうだったからな」
「ドラゴンじゃないなのテス君なの」
ナノがふくれっ面で俺に注意した。
「それよりこれからどうするんだ鏡?榊達が戦っているんだろそこの加勢にいくのか?」
「いや、まずはタリア達と合流して辺りを調べてみる。マリウスが独り言で言ってたことが気になるからな」
「確かあの人がどうとか言ってたよな」
「あぁ、もしかするとルシファーかベリアルの可能性があるかもしれない」
「まさか!?この近くにいるってのか?」
「だからそれをこれから調べてみるんだとりあえずタリアのとこに向かうぞ」
「でもタリアちゃんは桜田達と行動してるんだろ場所は分かるのか?」
俺はナーラの方を見る続けて内田とナノもナーラの方を見た。
「な、なんですか?私にどうしろと.......任せてくださいタリアちゃんの元に向かえばいいんですね」
「お前、自分の職最近使って無かったから忘れてただろ」
「何を言うんですか内田、最終兵器である私にそのようなことを言うのは失礼です」
その後内田とナーラは言い争っていたが俺達はタリアと合流することができた。
続く
マリウスは目の前の巨大な影から目を離さずにいた。
「なんでここにドラゴンがいるの。さすがに今の僕でも負けッ」
マリウスの言葉を遮るようにドラゴン-テスタメントは攻撃を開始した。口からのブレスに翼を使った暴風それに加え尻尾での追い討ちマリウスは懸命にあの透明なシールドでガードするも一瞬で破られる。
「聞いてないよ。ドラゴンがいるなんてそんなに僕をいじめて楽しいの?」
穴の上から見ていた俺は言った。
「いじめじゃない俺達は兵士達の仕返しをしているだけだ」
「分かったよ。今回は僕の負けでいいよ。でも今度あったら許さないからね」
マリウスはテレポートらしき魔法を唱えた。
「逃すか!」
内田が真っ先に動いたが僅差で間に合わなかった。
「くそ、鏡!あいつを逃したのは痛手だ。後々厄介になる気がしてならない」
「分かってる。あいつの対策を考えるのもそうだが今はそれどころじゃない」
内田とナーラに今の状況を説明した。
「おい、ナーラ俺はまだこっちに残ることにしたぞ。ルシファーを倒す前に王国が滅んだら元もこもないからな」
「そうですね。私達がこちらに来たいじょう悪魔に見つかっているかもしれませんから長く居ても短く居ても同じことです」
「悪いな、助かるよ二人とも」
「本当は3人でしたけど。それにしてもさっきドラゴンを上手いこと隠して戦わせたのはいい判断でした」
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「ドラゴンじゃないなのテス君なの」
ナノがふくれっ面で俺に注意した。
「それよりこれからどうするんだ鏡?榊達が戦っているんだろそこの加勢にいくのか?」
「いや、まずはタリア達と合流して辺りを調べてみる。マリウスが独り言で言ってたことが気になるからな」
「確かあの人がどうとか言ってたよな」
「あぁ、もしかするとルシファーかベリアルの可能性があるかもしれない」
「まさか!?この近くにいるってのか?」
「だからそれをこれから調べてみるんだとりあえずタリアのとこに向かうぞ」
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「お前、自分の職最近使って無かったから忘れてただろ」
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その後内田とナーラは言い争っていたが俺達はタリアと合流することができた。
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