覚えた魔法は異世界召喚魔法!?
50話 本領発揮
50話
「どうした。もう終わりか王国の守り人さんよ」
ボティスが倒れている桜田達にさらに火の球を放ち追撃をしかける。タリアは今にも桜田達の前に飛び出しそうだった。その時火の球の前に武地が捨て身で飛び込んだ。
「俺の能力は耐久力だって倍になるんだ。まだまだこれからだぜボティス!」
武地の言葉ははったりだった。ボロボロの自分の体を盾にしてみんなを守ったのだった。それは桜田達も知っていた。みんな今すぐにでも武地をフォローしにいきたいが体が動かなかった。
「ならこれはどうかな」
ボティスはさっきとは比べものにならないほどの火の球を自身の真上にだした。それを武地達めがけて放った。
「くそっ」
火の球は武地に当たる直前で風のようなシールドで威力が落ちた後命中した。武地は攻撃の衝撃で意識を失った。しかし、風のシールドがなければ命に関わっていた。風のシールドで武地を守った奴は検討がついている。
「タリア...」
「鏡さん、剣は見せていませんしこのくらいの助けはいいですよね」
タリアは自分の職である魔法を使った。それが結果的に威力を殺すくらいのシールドにはなった。
「後は残り3人だ。お前らは俺をどう楽しませてくれる?」
武地の姿を見てやる気をふるい立たせた桜田以外の二人がボティスに立ち向かった。
「たったこの程度か!」
ボティスは肉弾戦だけであっけなく二人を戦闘不能にした。それを見ていた桜田は絶望のような顔をしていた。そしてまたタリアが俺に語りかけてきた。
「鏡さん、助けないとほんとに桜田さんが死んでしまいます。王国の人達を嫌っているのは分かります。けど、命は命です。手の届く範囲に助けられる人がいるなら私は助けたいんです」
今までとは違って本心で俺にお願いをしてきた。この時、俺の心は少し動いた。
「分かった。けど、条件があるあまり本気はだすな」
タリアは少し笑いながら頷き、決意の表情でボティスの前に立った。
「なんだ一般人は引っ込んでろ。死にたくねーだろ」
ボティスはタリアに逃げるように促した。
「タリアちゃんやめて、私はまだ戦えるから早く一夜くんのところまで戻って」
離れたところで見ていた兵士達もタリアに戻るように訴える。しかし、タリアは誰に対しても聞く耳を持たなかった。
「おい一般人そろそろ邪魔だから消えな」
ボティスは火の球をタリアに投げつけた。
タリアは瞬時に風のシールドを出して防いだしかしタリアの職のレベルでは完全に防ぐことはできないため左手に火傷を負った。
「お前かさっきの男を庇ったシールドを出したのは、けどその程度じゃでかいの食らえばあの男みたいに一発で意識がなくなるぞ。残念だったな」
「お願いタリアちゃんもういいからこれ以上傷つかないで」
桜田だけでなく遠くの兵士もまだ逃げるように促している。
「お嬢ちゃん早く逃げろ!」
「君のレベルじゃかないっこない。火だるまになるのがオチだぞ」
やはりタリアは聞く耳を持たない。
「はっはっは、一般人!お前には耳がないのか。これで最後だ!」
ボティスは武地に放ったサイズの火の球をタリアに投げつけた。
「やっぱり、私の本来の職ではまだまだですね。もっと鍛えて桜田さんや鏡さん、ナノちゃんを守れるようにしないといけませんね」
タリアの影から4本の剣が飛び出し飛んでくる火の球をバラバラに切り裂いた。
「今のわたしはまだこの剣に守ってもらってます」
続く
「どうした。もう終わりか王国の守り人さんよ」
ボティスが倒れている桜田達にさらに火の球を放ち追撃をしかける。タリアは今にも桜田達の前に飛び出しそうだった。その時火の球の前に武地が捨て身で飛び込んだ。
「俺の能力は耐久力だって倍になるんだ。まだまだこれからだぜボティス!」
武地の言葉ははったりだった。ボロボロの自分の体を盾にしてみんなを守ったのだった。それは桜田達も知っていた。みんな今すぐにでも武地をフォローしにいきたいが体が動かなかった。
「ならこれはどうかな」
ボティスはさっきとは比べものにならないほどの火の球を自身の真上にだした。それを武地達めがけて放った。
「くそっ」
火の球は武地に当たる直前で風のようなシールドで威力が落ちた後命中した。武地は攻撃の衝撃で意識を失った。しかし、風のシールドがなければ命に関わっていた。風のシールドで武地を守った奴は検討がついている。
「タリア...」
「鏡さん、剣は見せていませんしこのくらいの助けはいいですよね」
タリアは自分の職である魔法を使った。それが結果的に威力を殺すくらいのシールドにはなった。
「後は残り3人だ。お前らは俺をどう楽しませてくれる?」
武地の姿を見てやる気をふるい立たせた桜田以外の二人がボティスに立ち向かった。
「たったこの程度か!」
ボティスは肉弾戦だけであっけなく二人を戦闘不能にした。それを見ていた桜田は絶望のような顔をしていた。そしてまたタリアが俺に語りかけてきた。
「鏡さん、助けないとほんとに桜田さんが死んでしまいます。王国の人達を嫌っているのは分かります。けど、命は命です。手の届く範囲に助けられる人がいるなら私は助けたいんです」
今までとは違って本心で俺にお願いをしてきた。この時、俺の心は少し動いた。
「分かった。けど、条件があるあまり本気はだすな」
タリアは少し笑いながら頷き、決意の表情でボティスの前に立った。
「なんだ一般人は引っ込んでろ。死にたくねーだろ」
ボティスはタリアに逃げるように促した。
「タリアちゃんやめて、私はまだ戦えるから早く一夜くんのところまで戻って」
離れたところで見ていた兵士達もタリアに戻るように訴える。しかし、タリアは誰に対しても聞く耳を持たなかった。
「おい一般人そろそろ邪魔だから消えな」
ボティスは火の球をタリアに投げつけた。
タリアは瞬時に風のシールドを出して防いだしかしタリアの職のレベルでは完全に防ぐことはできないため左手に火傷を負った。
「お前かさっきの男を庇ったシールドを出したのは、けどその程度じゃでかいの食らえばあの男みたいに一発で意識がなくなるぞ。残念だったな」
「お願いタリアちゃんもういいからこれ以上傷つかないで」
桜田だけでなく遠くの兵士もまだ逃げるように促している。
「お嬢ちゃん早く逃げろ!」
「君のレベルじゃかないっこない。火だるまになるのがオチだぞ」
やはりタリアは聞く耳を持たない。
「はっはっは、一般人!お前には耳がないのか。これで最後だ!」
ボティスは武地に放ったサイズの火の球をタリアに投げつけた。
「やっぱり、私の本来の職ではまだまだですね。もっと鍛えて桜田さんや鏡さん、ナノちゃんを守れるようにしないといけませんね」
タリアの影から4本の剣が飛び出し飛んでくる火の球をバラバラに切り裂いた。
「今のわたしはまだこの剣に守ってもらってます」
続く
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