覚えた魔法は異世界召喚魔法!?
21話 マイナ町
21話
目の前には、4頭分されたトロールが転がっていた。
「た、倒しちゃいました。」
タリアは、自分で驚きながらこちらに振り向いた。
「あぁ、女神の渡す武器だから強いとは思っていたけどまさか、初戦闘でここまでとは思わなかった。」
「どうしましょう。女神様に返した方がいいでしょうか。」
「いや、もうその武器はタリアのものだから大事に持っとくといいよ」
「分かりました。」
タリアは、自分の周りに浮いていた剣を自分の影の中に片付けた。夜も遅いのでテントを立て直しそのまま寝ることにした。
翌朝
空腹で目が覚めた。よく考えてみると昨日の昼から何も食べていなかった。俺は、バックの中から軽い軽食を二人分取り出した。
「んん、おはようございます。」
音に気づいたのかタリアが目を覚ました。
「あぁ、ごめんね。起こしちゃって」
「気にしないでください。ちょうど起きる時間ですし。」
昨日の夜、タリアだけテントの中で寝かそうとしたが俺が外で寝るなら一緒に外で寝ると聞かなかったので一緒にテントで寝ることにした。やましいことは、断じてしていない。
この時俺は、大事な女の子のことを思い出していた。
「町まで、すぐです。準備してすぐ出発しましょう」
「そうだな。早めに行って町で装備を整えよう」
その後、2時間くらい歩くとマイナ町が見えてきた。さほど大きくないが壁で囲われていてモンスターへの対策は完璧だった。門の前まで行くと一人の兵士が立っていた。
「この町に入りたければステータスカードを見せてくれ」
俺とタリアはステータスカードを兵士に渡した。今さらだかタリアのステータスカードはこの時初めて見た。
タリア イービス
レベル  8
属性  風
固有職  風の守り人
鏡 一夜
レベル  3
属性  無
固有職  領域外の者
ステータスカードを見た門番は、不思議そうな顔で聞いてきた。
「その荷物をみる限りではお前達旅人か?こんなレベルで護衛も付けずによく生きてるな」
「俺達は、カナ村から旅を始めたのでまだそれほど距離を歩いてないんです」
「そうだったのか。それならこの町で護衛を雇っていくといいぞ。先日、化け物みたいなレベルの奴がきたからそいつに頼むのも手だぞ」
(五十嵐のことだろうな)
「ありがとうございます。色々と探してみます」
そして、俺達は町の中に入った。いらない豆知識だがさっきの門番は念写の魔法使いでステータスカードを念写してコピーをとっているらしい。
「鏡さん、護衛とか話してましたけど雇うんですか?」
「いや、今のところは雇うつもりはないな。金もないしね」
「そうですよね。鏡さん強いですし護衛なんかいりませんよね」
タリアに言われるとなんだか複雑だ。今の戦闘力ではタリアの方が圧倒的に強い。
「でも、凄いレベルの人がまだこの町にいるんだったら会ってみたいですね」
「そうだな」
続く
目の前には、4頭分されたトロールが転がっていた。
「た、倒しちゃいました。」
タリアは、自分で驚きながらこちらに振り向いた。
「あぁ、女神の渡す武器だから強いとは思っていたけどまさか、初戦闘でここまでとは思わなかった。」
「どうしましょう。女神様に返した方がいいでしょうか。」
「いや、もうその武器はタリアのものだから大事に持っとくといいよ」
「分かりました。」
タリアは、自分の周りに浮いていた剣を自分の影の中に片付けた。夜も遅いのでテントを立て直しそのまま寝ることにした。
翌朝
空腹で目が覚めた。よく考えてみると昨日の昼から何も食べていなかった。俺は、バックの中から軽い軽食を二人分取り出した。
「んん、おはようございます。」
音に気づいたのかタリアが目を覚ました。
「あぁ、ごめんね。起こしちゃって」
「気にしないでください。ちょうど起きる時間ですし。」
昨日の夜、タリアだけテントの中で寝かそうとしたが俺が外で寝るなら一緒に外で寝ると聞かなかったので一緒にテントで寝ることにした。やましいことは、断じてしていない。
この時俺は、大事な女の子のことを思い出していた。
「町まで、すぐです。準備してすぐ出発しましょう」
「そうだな。早めに行って町で装備を整えよう」
その後、2時間くらい歩くとマイナ町が見えてきた。さほど大きくないが壁で囲われていてモンスターへの対策は完璧だった。門の前まで行くと一人の兵士が立っていた。
「この町に入りたければステータスカードを見せてくれ」
俺とタリアはステータスカードを兵士に渡した。今さらだかタリアのステータスカードはこの時初めて見た。
タリア イービス
レベル  8
属性  風
固有職  風の守り人
鏡 一夜
レベル  3
属性  無
固有職  領域外の者
ステータスカードを見た門番は、不思議そうな顔で聞いてきた。
「その荷物をみる限りではお前達旅人か?こんなレベルで護衛も付けずによく生きてるな」
「俺達は、カナ村から旅を始めたのでまだそれほど距離を歩いてないんです」
「そうだったのか。それならこの町で護衛を雇っていくといいぞ。先日、化け物みたいなレベルの奴がきたからそいつに頼むのも手だぞ」
(五十嵐のことだろうな)
「ありがとうございます。色々と探してみます」
そして、俺達は町の中に入った。いらない豆知識だがさっきの門番は念写の魔法使いでステータスカードを念写してコピーをとっているらしい。
「鏡さん、護衛とか話してましたけど雇うんですか?」
「いや、今のところは雇うつもりはないな。金もないしね」
「そうですよね。鏡さん強いですし護衛なんかいりませんよね」
タリアに言われるとなんだか複雑だ。今の戦闘力ではタリアの方が圧倒的に強い。
「でも、凄いレベルの人がまだこの町にいるんだったら会ってみたいですね」
「そうだな」
続く
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