覚えた魔法は異世界召喚魔法!?
16話 仲間
16話
「また、女神様のとこに行ってたんですか?色々言ってても仲はいいんですね」
魔法陣から出るとタリアが待ち構えていた。宴も終わり後片付けをしていた。
「違うよ、たまたまお礼を持っていっただけだ」
タリアは笑顔で少し笑っていた。
後片付けが終わった後今夜の寝床に連れて行かれた。壊された家が多い中わざわざ被害の無い綺麗な家を貸してくれた。疲れていた俺は寝床に着くなりすぐ寝てしまった。
~翌朝~
壁の隙間から日が差し込んできて目が覚めた。外からは家の復旧作業をしているのだろうなにやら騒がしい。寝床から起きて外に出ると
「鏡さん、おはよう」
「昨日の疲れはもう取れたかい」
俺の存在に気づいた村の人が話しかけてきた。
「バッチリです!ところで村長はどこにいますか?」
「あぁ、村長ならこの先で皆に指示を出しているぞ」
何故、村長の場所を聞いたかと言うと昨日の話で五十嵐が地図をもらってマイナ町に行ったそうなので俺も地図を貰おうと考えた訳だ。少し歩くと村長の元に着いた。
「おはようございます村長」
「おぉ、おはようございます鏡様」
「あの1つお願いがあるのですが前に五十嵐にあげた地図と同じものを貰えないでしょうか?」
「いいですとも、必要なだけ持って行ってください」
村長は、村の若い人を呼んで地図を3枚ほど持ってきてくれた。その後寝床に戻りこれからのことについて考えた。
この村からタリーエ王国まで1000キロもあるなかなかの距離だ歩いて行くとしたら1ヶ月ほどかかるもし着いたとしても沙知が絶対にいるというわけではない。少し考えているとタリアが入ってきた。
「あの、鏡さん無理だったら断っても構いません。タリーエ王国に行くのであれば私も着いて行ってもよろしいでしょうか?」
「うーん、理由があるのか?」
「村を離れるのは嫌ですがタリーエ王国に行けば大きな図書館があると聞きます。そこに行けば父のことが分かるかもしれないのです」
「父親がどうかしたのか?」
「どうしてか分かりませんが昔から父は、ダンジョンに潜るのが好きでした。でも、ある時を境に戻って来ることは無かったのです。それから兵士を連れてきて探してもらっても1本道のダンジョンなのに父の姿はありませんでした。」
「つまり、一番奥まで行ってテレポートしてしまったと考えたのか」
「えぇ、だからダンジョンのテレポートについて調べて父を探しに行きたいんです」
「図書館に行けばどこにテレポートするのか分かるの?」
「分かりません。ですが分かるとしたら図書館にしか無いと思ったんです。」
「分かった。俺もちょうど同じような境遇なんだ。まずは、タリーエ王国目指してマイナ町に行こう」
「はい!ありがとうございます。これからよろしくお願いします!」
「こちらこそ」
タリーエ王国に行けば何か情報が分かるかもしれないのでタリアの為にもまずはタリーエに行くことにした。その後、タリアの母親と村の皆に見送られて昼過ぎに村を出た。村を出てタリアと会話をしているとタリアは驚きの発言をした。
「そういえば、タリアの父親の名前はなんて言うんだ?」
「鏡さんの名前と似ていて戸村 健二って言います。鏡さんもそうですけど珍しい名前ですよね」
その名前は、この世界ではない元の世界で聞くような名前だった。
続く
「また、女神様のとこに行ってたんですか?色々言ってても仲はいいんですね」
魔法陣から出るとタリアが待ち構えていた。宴も終わり後片付けをしていた。
「違うよ、たまたまお礼を持っていっただけだ」
タリアは笑顔で少し笑っていた。
後片付けが終わった後今夜の寝床に連れて行かれた。壊された家が多い中わざわざ被害の無い綺麗な家を貸してくれた。疲れていた俺は寝床に着くなりすぐ寝てしまった。
~翌朝~
壁の隙間から日が差し込んできて目が覚めた。外からは家の復旧作業をしているのだろうなにやら騒がしい。寝床から起きて外に出ると
「鏡さん、おはよう」
「昨日の疲れはもう取れたかい」
俺の存在に気づいた村の人が話しかけてきた。
「バッチリです!ところで村長はどこにいますか?」
「あぁ、村長ならこの先で皆に指示を出しているぞ」
何故、村長の場所を聞いたかと言うと昨日の話で五十嵐が地図をもらってマイナ町に行ったそうなので俺も地図を貰おうと考えた訳だ。少し歩くと村長の元に着いた。
「おはようございます村長」
「おぉ、おはようございます鏡様」
「あの1つお願いがあるのですが前に五十嵐にあげた地図と同じものを貰えないでしょうか?」
「いいですとも、必要なだけ持って行ってください」
村長は、村の若い人を呼んで地図を3枚ほど持ってきてくれた。その後寝床に戻りこれからのことについて考えた。
この村からタリーエ王国まで1000キロもあるなかなかの距離だ歩いて行くとしたら1ヶ月ほどかかるもし着いたとしても沙知が絶対にいるというわけではない。少し考えているとタリアが入ってきた。
「あの、鏡さん無理だったら断っても構いません。タリーエ王国に行くのであれば私も着いて行ってもよろしいでしょうか?」
「うーん、理由があるのか?」
「村を離れるのは嫌ですがタリーエ王国に行けば大きな図書館があると聞きます。そこに行けば父のことが分かるかもしれないのです」
「父親がどうかしたのか?」
「どうしてか分かりませんが昔から父は、ダンジョンに潜るのが好きでした。でも、ある時を境に戻って来ることは無かったのです。それから兵士を連れてきて探してもらっても1本道のダンジョンなのに父の姿はありませんでした。」
「つまり、一番奥まで行ってテレポートしてしまったと考えたのか」
「えぇ、だからダンジョンのテレポートについて調べて父を探しに行きたいんです」
「図書館に行けばどこにテレポートするのか分かるの?」
「分かりません。ですが分かるとしたら図書館にしか無いと思ったんです。」
「分かった。俺もちょうど同じような境遇なんだ。まずは、タリーエ王国目指してマイナ町に行こう」
「はい!ありがとうございます。これからよろしくお願いします!」
「こちらこそ」
タリーエ王国に行けば何か情報が分かるかもしれないのでタリアの為にもまずはタリーエに行くことにした。その後、タリアの母親と村の皆に見送られて昼過ぎに村を出た。村を出てタリアと会話をしているとタリアは驚きの発言をした。
「そういえば、タリアの父親の名前はなんて言うんだ?」
「鏡さんの名前と似ていて戸村 健二って言います。鏡さんもそうですけど珍しい名前ですよね」
その名前は、この世界ではない元の世界で聞くような名前だった。
続く
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