覚えた魔法は異世界召喚魔法!?
7話 ダンジョン
7話
ダンジョンの入り口に到着した俺達はこれからの準備も兼ねて一休みしていた。この先のダンジョンの敵はそこまで強くないらしいが毒を持った敵がいるそうで周囲には気をつけろとのことだ。ダンジョンは、まだまだ分からないことが多く人類が見つけたダンジョンの全ては1つたりとも最深部には行けていないようだ。そこで、榊はタジールに尋ねてみた。
「隊長、何故人類は最深部に行けてないのですか?」
皆が、思っていたことを榊は率先してタジールに質問した。
「ダンジョンは、奥が深くてな全てのダンジョンが下の方に進んでいくのだ、もちろん最深部に行こうした者達もいたが何故か地上にテレポートさせられてしまうんだ。」
「なんか、興味深いですね。ものすごいお宝が眠っている可能生もありますね」
「どうだろうな、しかし一説では全てのダンジョンは地下で繋がっているらしいんだ、あくまで噂だがな.....」
「最深部の話はもういいだろう俺達は少し入るだけだ、休憩も充分しただろう。これからダンジョンに入るぞ」
タジール隊長はそういうと地面に置いてあった剣を持って皆を並べた。
「俺が先頭を行く、後の者は俺についてきてくれ、鏡は俺のそばにいろ」
「あの、私も一夜のそばにいていいでしょうか?」
「構わないが君は、たしか付与の魔道士の宮野だったな。それなら戦闘になった場合サポートをしてくれ」
「分かりました」
沙知も先頭の方に来ることになった。タジール隊長がいるから危なそうなモンスターに出会った時教えてくれるのでモンスターについて学べそうだ。
一行は、ダンジョンに入った。ダンジョンは外と比べるとだいぶ暗いが壁に光っている石があるおかげ目が慣れれば支障はなさそうだ。入り口付近は、あまり広くはない高さ2m横2.5mくらいだろうか。そのまま、少し奥の広い場所まで20分くらい歩いた。ここは、入り口の2倍くらいありそうだ。すると、目の前から蜘蛛型のモンスターが現れた。タジールは、戦闘体制にはいった。
「宮野!俺に攻撃力アップの魔法をかけてくれ」
「はい! 
アタックブースト!」
タジールは、剣を大きく振りかざすと蜘蛛型モンスターめがけて振り下ろした。
キュー
蜘蛛のモンスターは、悲鳴をあげながら倒れた。
「凄いなこの魔法は、まだ体から力が溢れてくるのを感じる」
「...ありがとうございます..」
沙知はあまり嬉しそうではなかった。すると、後ろの方から
「モンスターだ!」
「地面から次から次へと出てくるぞ!」
後ろからもさっきの蜘蛛型のモンスターが出てきたようだ。タジールは、急いで後ろに向かおうとするが前からもぞろぞろと湧いて出てきた。
「くそ、こいつらこの地面に巣を張ってやがったな」
クラスの皆は、パニックになった。いくら自分達が強くても見たことないモンスターがぞろぞろと湧いてきたのだから。皆は、自分の身を守る為に魔法をバラバラに放ちはじめた。タジールは、必死に止めようとした。
「やめろ!今ここは、こいつらが地面に巣を張ったせいで地盤が緩くなっている!崩れるぞ!」
タジールの言葉は、届かなかった。後ろでは、その言葉に気づいたのか榊達も他の皆を止めようとしていた。だが今にも地面が崩れそうになっている。俺はどうすればいいか考えた。隣では、沙知も皆が助かる方法を考えている。
「そうだ!沙知、全員に落下ダメージを減らす魔法をかけてくれ!」
「分かんないよ、落下ダメージを減らす魔法なんて」
「じゃあ、防御力を上げる魔法でもなんでもいいありったけ皆にかけてくれ!」
「分かった
ディフェンスブースト!」
沙知が、唱えた直後だった。地面が崩れ俺達は下層へ落ちていった。
続く
ダンジョンの入り口に到着した俺達はこれからの準備も兼ねて一休みしていた。この先のダンジョンの敵はそこまで強くないらしいが毒を持った敵がいるそうで周囲には気をつけろとのことだ。ダンジョンは、まだまだ分からないことが多く人類が見つけたダンジョンの全ては1つたりとも最深部には行けていないようだ。そこで、榊はタジールに尋ねてみた。
「隊長、何故人類は最深部に行けてないのですか?」
皆が、思っていたことを榊は率先してタジールに質問した。
「ダンジョンは、奥が深くてな全てのダンジョンが下の方に進んでいくのだ、もちろん最深部に行こうした者達もいたが何故か地上にテレポートさせられてしまうんだ。」
「なんか、興味深いですね。ものすごいお宝が眠っている可能生もありますね」
「どうだろうな、しかし一説では全てのダンジョンは地下で繋がっているらしいんだ、あくまで噂だがな.....」
「最深部の話はもういいだろう俺達は少し入るだけだ、休憩も充分しただろう。これからダンジョンに入るぞ」
タジール隊長はそういうと地面に置いてあった剣を持って皆を並べた。
「俺が先頭を行く、後の者は俺についてきてくれ、鏡は俺のそばにいろ」
「あの、私も一夜のそばにいていいでしょうか?」
「構わないが君は、たしか付与の魔道士の宮野だったな。それなら戦闘になった場合サポートをしてくれ」
「分かりました」
沙知も先頭の方に来ることになった。タジール隊長がいるから危なそうなモンスターに出会った時教えてくれるのでモンスターについて学べそうだ。
一行は、ダンジョンに入った。ダンジョンは外と比べるとだいぶ暗いが壁に光っている石があるおかげ目が慣れれば支障はなさそうだ。入り口付近は、あまり広くはない高さ2m横2.5mくらいだろうか。そのまま、少し奥の広い場所まで20分くらい歩いた。ここは、入り口の2倍くらいありそうだ。すると、目の前から蜘蛛型のモンスターが現れた。タジールは、戦闘体制にはいった。
「宮野!俺に攻撃力アップの魔法をかけてくれ」
「はい! 
アタックブースト!」
タジールは、剣を大きく振りかざすと蜘蛛型モンスターめがけて振り下ろした。
キュー
蜘蛛のモンスターは、悲鳴をあげながら倒れた。
「凄いなこの魔法は、まだ体から力が溢れてくるのを感じる」
「...ありがとうございます..」
沙知はあまり嬉しそうではなかった。すると、後ろの方から
「モンスターだ!」
「地面から次から次へと出てくるぞ!」
後ろからもさっきの蜘蛛型のモンスターが出てきたようだ。タジールは、急いで後ろに向かおうとするが前からもぞろぞろと湧いて出てきた。
「くそ、こいつらこの地面に巣を張ってやがったな」
クラスの皆は、パニックになった。いくら自分達が強くても見たことないモンスターがぞろぞろと湧いてきたのだから。皆は、自分の身を守る為に魔法をバラバラに放ちはじめた。タジールは、必死に止めようとした。
「やめろ!今ここは、こいつらが地面に巣を張ったせいで地盤が緩くなっている!崩れるぞ!」
タジールの言葉は、届かなかった。後ろでは、その言葉に気づいたのか榊達も他の皆を止めようとしていた。だが今にも地面が崩れそうになっている。俺はどうすればいいか考えた。隣では、沙知も皆が助かる方法を考えている。
「そうだ!沙知、全員に落下ダメージを減らす魔法をかけてくれ!」
「分かんないよ、落下ダメージを減らす魔法なんて」
「じゃあ、防御力を上げる魔法でもなんでもいいありったけ皆にかけてくれ!」
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