ハルハリコ

ウミネコ

シムとハル

シムとのゲームを前に録画していたものを居ればアメリカンコーヒーを飲みつつ耳にイヤホンつけて見ていた。

「タカ!右二時方向にお客様だ!」ボイスチャットで指示出す。
その声は凛としてて聞き取りやすい。
普通に喋れば可愛らしい高い声音のだが、指示出すときの冷静な時は聞こえやすい様にの配慮だろう。彼女はゆっくり低めの声で話す。
そして何よりもチームメイトを見捨てない。
怪我人を引きずって敵を相手したりしつつでも安全なとこに連れて必ず助ける。
そして完全に体力など回復する薬を渡す。
カバンのキャパはそんなになくても必ず回復薬わたしてくれるのだ。

そのキル稼ぐ姿は学ぶことが多かった。
今でも彼女の姿を撮りながらも研究をしてる。
動画を見終えて携帯をしまう。
常連のおばちゃんたちの内の二人は特等席の揺り椅子に爆睡していて。
他のお年寄りたちは笑いながら旦那さん達のことを話していた。
子供たちは男の子達だけだろう。
その子達は梨紗という店員さんに算数の宿題がわからないとこぼし教えてとねだり、
もう一人の店員ハルさんは常連さん以外の人の会計をやっていた。
「また来てくださいね」
人懐っこいその笑顔にレジ前にいた男性客もつられて微笑んでいた。

どうしてか、シムと重なるのだ…
いやこんな近くにいるとは思えない。
それにこんな兼職してて忙しいはずの人が毎日できる余裕ないはずだ。

ゲームの中だけの…恋なのだからそれにとどめなきゃな。
シムの中身の人プレーヤーがどんな人か気になってたけど…
あえて問わない事にしてる…マナー違反だから…

俺はただ頭を振って考えを打ち消した。

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