ハルハリコ

ウミネコ

ユウダイ、不審な女性に声かけられる

こっ酷く、彼女に振られた。
「ユウダイは正直財布なの。」とケラケラ笑われて怒ったけど…浮気の末の寝取られた形だが浮気相手は俺よりもスペック高い人だった。
なんせ俺は単位制高校で二年くらい不登校しててダブってる高校生だ。

一応親父の会社で手伝いもしてるし
バイトもしてて貯蓄もしている。
そこに目をつけてたらしく、財布にされてたらしい。

20歳なって…情けないもんだった。

最近真面目に学校行って彼女できてたけど
この展開なるとも思ってなかった。

思わず彼女が浮気相手?本命の男を連れて来た時唖然として別れることをすんなり受け入れたつもりなのだけど…

駅で歩いてるうちに情けなさすぎて過呼吸起こしながら泣いていた。

そこに歳の近い女性が近づいて来て冷たいミネラルウォーターとクッキーとハンカチを渡して来た。

「過呼吸起こしてるけど…ゆっくり呼吸して?あ、水飲む?大丈夫?」
なんだこいつ…大量の布とスケッチブックとかなんか…色々持ってるけど…職業なんだろ?

「平…気、ほっといてくれ。」
「…わかった。」あっさりとした返事が来たが女性は渡したものは俺に握らせ、
「ほんとに困ったらうちの店おいで。話聞くから」と優しく微笑んで去った。

今思えばナイスバディで綺麗だったなぁ…

クッキーには販売元と書かれた場所と
手書きでハートフルクッキーと書かれた
福祉協力店のマークのついたジンジャークッキーだった。
福祉関連の人で仕事柄ほっとけなかったのかな…

じゃああの布は?スケッチブックとかは、、なんか気になった。

白いハンカチには刺繍に深い青の糸でharukoと記名があり
彼女の名前だろうと推測できてた。
クッキーから推測できることだけど販売元の店はハリコ

どんな店なんだろ?
ググったらお洒落な雑貨カフェと言うのかな
ある街の駄菓子屋的存在の場所でもあるらしく午後は子供たちがクッキーやチョコレートを買い、店の外のカフェスペースに座って食べてる様子がネットに載せられていた。暖かい日差しの差すような雰囲気でどの写真もほのぼのしている。

足踏みミシンの看板がマークのお店だ。

夜は場所を提供し、別の店がダイニングバーをしているようだった。
俺には夢の世界のような…素敵なお店…である。


まぁ…調べるだけ調べて…帰宅して一眠りしてた時にはすっかり忘れてたけどね!

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