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異世界転移したいっ!

個上仔下

金の錬金術師

 〜前回のあらすじ〜
 魔王を殺す寸前までいった三神樹戸………っ!しかし……っ!樹戸…………っ!気付く…………っ!魔王を殺すと……元の世界に戻ることになると………っ!!これから樹戸はどうするのか…………っ!?




「頭イテェ………。」
今は朝である。昨日、この世界では合法だということで、酒を飲んでみた。その飲んだ酒が美味いのなんの。
 結果、酒場でだいぶ飲んだくれた僕はあることに気づいた。皆さんはお気づきだろうか。

            金 が 無 い

 この世界の通貨は「シルラ」だという事で、酒場にはツケにしといて、そのシルラを集めます。まず最初に考えたのは、僕の《二次元再現アニメプロモーション》を使ってなんとか金を生成できないか、という事だった。ので、アニメ「鋼の錬◯術師」で主人公たちが使ってる錬金術で、レンガをシルラに変えよう。
「あの兄弟どうやってたっけ?」
確か、手を叩いてから触るだけでいいんだよな?……って思ったけど、シルラがどんなものか知らないんだよな。
 こういう時は、マナスに聞いてみよう!
「この世界の通貨ってどんなやつなんすか?」
「ええっと………こういうやつよ。」
そう言って、銀色の硬貨を1枚取り出す。見た目的には25セント硬貨みたいな感じ。
「これはなにで出来てるんすか?」
「見た目通りの銀よ。」
でしょうね。レンガって銀にできんのか。
 
 とりあえず、やってみましょう!まずは、手のひら大のレンガを机の上に置きます。次に、パンッ!と手を勢いよく合わせます。レンガに触ります。レンガがシルラに………シルラに…………か、変わり…………変わりません。えっ?なぜに?意味わからん。




「僕には………無理か………。」
窓辺で黄昏ながら呟く。
「アニメでは、あんなに簡単そうにやってたのに………。」
僕には想像力が無いのだろうか。いや、妄想力ならある。なら、なぜ出来ないのだろうか。
「やっぱり………心の問題………か。」
アニメの主人公達は、みんなが純粋な良心を持っている。それに比べて僕が持っているのは不純な下心だけだ。出来るはずがないのだ。
「それにしても、この能力にもできない事があるんだな。」
この能力があれば何でも出来ると思っていたので、ちょっとびっくりである。だが、今はそれよりも金が必要だ。能力以外で簡単に金を集められる方法は何かあるだろうか。う〜ん…………わからん。
 こういう時も、マナスに聞いてみよう!
「なんか、金集める方法ないすか?」
「クエストを受けるのはどうかしら。強かったら簡単に稼げるわよ。」
あ〜なるほどね〜。その手があったか〜……………ってバカ!僕は何で気付かなかったんだ!?この世界ならあるに決まってんだろ!
「………どこでクエスト受けれるんすか?」
「それより、なんでそんな苦しそうな顔なの?」
おっと、顔に出ていたか。
「まあ、いいわ。それで、クエストを受けれる場所だったわね?クエストなら、この街の中央部にある冒険者ギルドで受けられるわ。」
出た、冒険者ギルド。この響きめっちゃ好き。
「とりあえずそこに行きましょう。ほんでクエスト受けましょう。」
「そうね。それと、あなたは気持ちを顔に出さない練習をしなさい。」
おっと、今度は嬉しそうな顔になってたか。こんなんじゃ、妄想した時大変だ!


ってことで、次回はクエスト回でございます。

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