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異世界転移したいっ!

個上仔下

未知(魔王)との遭遇

 〜前回のあらすじ〜
 やっとの思いで2度目の異世界転生を果たした三神樹戸。だけどその直後、魔王と名乗る人に斬られそうになっちゃう!これからどうなっちゃうの〜?




「俺は魔王。魔王だ。」
彼は魔王らしい。……………なんだそれ。
「え……魔王って、あの?」
「ああ、あの魔王だ。」
え?討伐目標じゃん。ヤバっ!
 けど、早とちりはいけないか。一応聞いておこう。
「あの〜、ただのイタイ人じゃないですよね。」
「…………そんな風に見えるか?」
ですよねー。じゃあもう選択肢は一つしかないじゃん。殺すか。
「じゃあ殺しますね〜。」
「待て待て待て待て!!」
えぇ〜……魔王必死じゃん。そんな顔は見たくなかったわ〜。
「なんすか。殺した方がいいじゃないすか。」
「いや、お前の都合だろ!?」
うん、まあそうなんだけど。
「魔王ってみんなの怒りの矛先じゃないすか。」
「いや、そうなんだけどな!?こっちの都合もあるからさ!」
「は?魔王にそんな権利があると思ってるんすか?」
「…………なんか、泣きたくなってきた。」
魔王泣かせたったwww。
「てか、なんで斬ってきたんすか。」
いい加減純粋に尋ねてみる。
「いやそれよりお前、魔王泣かせといて…………………まあいいか。理由だったか?それは……お前が勇者だからだ!!」
「やっぱ知ってたんすか。」
そう言いながら、「魔剣創造ソード・バース」を発動する。

〈解説〉
魔剣創造ソード・バースとは、アニメ「ハイ◯クールD×D」に出でくる技で、魔剣を創り出す能力である。

 その「魔剣創造ソード・バース」で創り出した魔剣を、魔王の喉元に当てる。
「おおおちおおお落ち着け!!」
「遺言、聞いてあげますよ。」
「俺を見逃してくれたら、世界の半分をやろう!」
「はい、いいっすねー。」
「やめい!!」
やばい、こいつめっちゃ面白い。
 と、そこで魔王が神妙な面持ちで語り始めた。
「実は………前の勇者に、部下を全員殺されてな。そいつらの為に、俺は勇者を倒さなきゃいかん。」
ですよね〜!知ってる〜!
「とりあえず、恨むなら自分の存在を恨んでください。」
「クソッ!!」
魔王は悪態を吐くと、自身の持ってる剣で斬りかかってきた。そこはやはり魔王なので、なかなか速い。だが、今の僕はなんでもできるのだ。そんな攻撃は当たらない。
「こ、ここまでか……………。」
魔王もやっと観念した。さっさとこいつを殺して……………ん?待てよ。こいつ殺したら、現実世界に帰ることになんじゃね?そうだよな。だってやることやったんだもんな。それはマズイよな。
 
 ということで、魔王は殺さない事にしました♡
「おい、どういう心変わりだ。」
「まあいいじゃないすか。あんたを殺すと、こっちも困るんすよ。見逃してやるんで、城にでも帰ってください。」
「クソッ……………!」
魔王は吐き捨てるように言うと、言う通りに帰ってくれた。
「あ、危なかったわね…………。だけど、なんで見逃したの?」
安心したのか、マナスが聞いてきた。居たんだ。
「魔王には、万全の状態で戦って欲しいんで。」
とりあえずこれで誤魔化しておく。
 今はそれで大丈夫だが、この先どうすればいいのだろうか。はっきり言うと、魔王はいつでも倒せる。だが、倒すと現実世界に戻る事になるだろう。それは嫌だ。
 ……………まあ、いいか。先のことは先の僕に任せて、今日は遊ぼう!

                                                  To be continue…






 すっごい今更ですけど、前回の魔王の奇襲時に使った技の解説を。
 本文で、危険を察知しているやつです。
あれは、マンガ(映画?)「スパ◯ダーマン」で蜘蛛男が使ってる、「スパイダーセンス」と言うものですね。自分の身に危険が迫ると、体全体で危険を察知するやつです。
 それを言いたかっただけです。それでは、さようなら!

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コメント

  • 阿崎叢

    これは書籍化決定だなもはや

    1
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