クラス転移で俺だけずば抜けチート!?
151話 プヨのご飯
スライムのプヨを仲間にしてから数時間。もう日も落ちて外は真っ暗だ。
俺は、外で危険を冒してまで食事するより俺の空間魔法で作った空間の方がゆっくりと出来ると思ったのでみんなをその空間に入れて夕食の準備をした。
「なぁ、スライムって何を食べるか分かるか?」
みんなが食事の準備をしている中、俺はプヨ用の食事を用意しようとした。だが、魔物であるスライムは何を食べるのか分からなかった。
「魔物だから肉かしら?」
ユイにそう提案したので俺は、この前狩った魔物の肉をアイテムボックスから取り出し、プヨに近づける。
「キュー?」
プヨは、不思議そうにそれを見つめる。
「肉は、違うようだ。」
「なら、何を食べるのかしらね?」
ナビは、知ってるか?
(はい、スライムは魔力をもらうことで生きることが出来るのです。)
魔力をもらう?
まっ、やってみるか。
俺は、プヨに触れ、自分の魔力を少しずつ注ぐ。
「キュ、キュー!!」
おおっ!なんか元気になったぽいな。
(マスター!それ以上はダメです!魔力の与えすぎで死んでしまいます!)
や、ヤバっ!
俺は、手を離しプヨの様子を見る。
「キュー!」
何とかギリギリセーフだったみたいだ。
でも、ほんの少ししか与えてないのにもうお腹いっぱいになるんだな。
「竜斗、何をしたの?」
「プヨに俺の魔力をあげたんだよ。スライムって魔力を与えることがご飯の代わりなんだと。」
「へぇ、そうなのね。」
「でも、あげる量には注意しないといけないな。ほんの少しでお腹いっぱいになるからそれ以上あげたら死んでしまうんだって。」
「分かったわ。なら、今度からはみんなで交代しながらあげましょ。」
「ああ、そうだな。」
「キュー!キュー!」
プヨは、お腹いっぱいになったからかすごい動き回っている。
なんか、小動物みたいで可愛い。
その後、俺たちも夕食をとり就寝準備に入った。
もちろん就寝時もこの空間を使ってゆっくりと休めるようにした。
だが、一応俺は、その空間の外に出て野営をする。盗賊とかに出会したら面倒だもんな。
俺は、寒く暗い外に一人でいる。
あ〜、なんか結構寂しいな。この頃、1人になるなんてこと無かったからな。
ってか、
「痛てぇ〜」
今日、結構我慢してきたけど1人になったことで気が緩んで……あ〜、痛てぇ。体中あちこちが痛い。
はぁ〜、体は痛いし一人は寂しいし、なんか嫌だな。
「竜斗。」
「っ!」
俺は、咄嗟に声をかけられ後ろを振り返る。
「シェ、シェレール?どうしてここに?」
確か、シェレールはみんなと一緒にあの空間で寝ていたはずだ。
なのにどうしてここに?
「ふふっ、またナビさんに協力してもらい外に出してもらいました。みなさんは、もう寝ているので私がいなくなったことには気づいていませんよ。」
「そ、そうか、ナビか。」
(マスターが一人で寂しそうだったので。)
気の利くサポート役員だ。
今の俺にとってはとてもありがたい。
「竜斗、お怪我の方はもう大丈夫なんですか?」
「まぁ……多少は……」
「痛いんですね。全く………」
シェレールは、そう言って俺の頬に触れた。
「あまり無茶してはいけませんよ。みんなに心配をかけたくないという竜斗の気持ちは分かりますがそれで竜斗が倒れてしまったら余計心配してしまうでしょう。もちろん私も心配しますよ?だから、無理しないでください。」
「………分かってるよ。明日からはなるべく休むようにする。」
「はい、そうしてください。」
シェレールは、そう言って俺の頬から手を離した。
その代わりにシェレールの体が俺に密着した。シェレールの頭が俺の肩に乗っている形だ。
「こうしてるととても暖かいですね。」
「ああ、そうだな。」
確かに暖かい。それも体温だけでなく心も暖まる。
「シェレール、ありがとう。一緒にいてくれて。」
「何を言っているんですか、私が一緒にいたいからこうしてるんです。」
シェレールは、そう言って今度は顔を俺の方に向ける。
シェレールの顔は目がすこし色っぽくなっていて俺に何かを求めているようだった。
「………竜斗………」
シェレールは、俺の名前を囁いて俺の肩に手を置き顔を更に近づける。
そして………
「………ちゅっ……」
シェレールの甘い唇が俺の唇に触れた。
そのキスは、数秒で終わった。
「………竜斗〜………」
おっ、シェレール、甘えモードに入ったな。
この時のシェレールは、とことん甘えてくる。
今、俺の名前を呼んだのはもう一回という要求の意味だ。
俺は、その意味を分かっているがちょっと、意地悪してやろうと。
「ん〜?どうした、シェレール?」
俺がそう言うとシェレールは、頬を膨らませ俺の頬を摘んだ。
「む〜!分かってるくせにぃ〜!」
「ははっ、ごめんって。」
「なら………竜斗〜………」
「ん?どうした?」
「む〜!」
今度は俺の胸をポンポンと殴った。全く痛くはない。逆にマッサージになって気持ちいいくらいだ。
まぁでも、さすがに二度も同じことをしてしまったのは悪いな。
「ごめんごめん。………ちゆっ……」
俺は、シェレールの意表を突いてキスをする。
「っ!………」
シェレールは、最初は目を見開いて驚いたもののそのあとはすぐにキスに集中した。
さすがにここじゃエッチなことは出来ないので今晩はキスだけで済ませた。
シェレールが少し不満を漏らしていたがエッチなことが出来ない分、俺にとことん甘えてきた。
そんなシェレールは、小動物みたいでとても可愛らしかった。
俺は、外で危険を冒してまで食事するより俺の空間魔法で作った空間の方がゆっくりと出来ると思ったのでみんなをその空間に入れて夕食の準備をした。
「なぁ、スライムって何を食べるか分かるか?」
みんなが食事の準備をしている中、俺はプヨ用の食事を用意しようとした。だが、魔物であるスライムは何を食べるのか分からなかった。
「魔物だから肉かしら?」
ユイにそう提案したので俺は、この前狩った魔物の肉をアイテムボックスから取り出し、プヨに近づける。
「キュー?」
プヨは、不思議そうにそれを見つめる。
「肉は、違うようだ。」
「なら、何を食べるのかしらね?」
ナビは、知ってるか?
(はい、スライムは魔力をもらうことで生きることが出来るのです。)
魔力をもらう?
まっ、やってみるか。
俺は、プヨに触れ、自分の魔力を少しずつ注ぐ。
「キュ、キュー!!」
おおっ!なんか元気になったぽいな。
(マスター!それ以上はダメです!魔力の与えすぎで死んでしまいます!)
や、ヤバっ!
俺は、手を離しプヨの様子を見る。
「キュー!」
何とかギリギリセーフだったみたいだ。
でも、ほんの少ししか与えてないのにもうお腹いっぱいになるんだな。
「竜斗、何をしたの?」
「プヨに俺の魔力をあげたんだよ。スライムって魔力を与えることがご飯の代わりなんだと。」
「へぇ、そうなのね。」
「でも、あげる量には注意しないといけないな。ほんの少しでお腹いっぱいになるからそれ以上あげたら死んでしまうんだって。」
「分かったわ。なら、今度からはみんなで交代しながらあげましょ。」
「ああ、そうだな。」
「キュー!キュー!」
プヨは、お腹いっぱいになったからかすごい動き回っている。
なんか、小動物みたいで可愛い。
その後、俺たちも夕食をとり就寝準備に入った。
もちろん就寝時もこの空間を使ってゆっくりと休めるようにした。
だが、一応俺は、その空間の外に出て野営をする。盗賊とかに出会したら面倒だもんな。
俺は、寒く暗い外に一人でいる。
あ〜、なんか結構寂しいな。この頃、1人になるなんてこと無かったからな。
ってか、
「痛てぇ〜」
今日、結構我慢してきたけど1人になったことで気が緩んで……あ〜、痛てぇ。体中あちこちが痛い。
はぁ〜、体は痛いし一人は寂しいし、なんか嫌だな。
「竜斗。」
「っ!」
俺は、咄嗟に声をかけられ後ろを振り返る。
「シェ、シェレール?どうしてここに?」
確か、シェレールはみんなと一緒にあの空間で寝ていたはずだ。
なのにどうしてここに?
「ふふっ、またナビさんに協力してもらい外に出してもらいました。みなさんは、もう寝ているので私がいなくなったことには気づいていませんよ。」
「そ、そうか、ナビか。」
(マスターが一人で寂しそうだったので。)
気の利くサポート役員だ。
今の俺にとってはとてもありがたい。
「竜斗、お怪我の方はもう大丈夫なんですか?」
「まぁ……多少は……」
「痛いんですね。全く………」
シェレールは、そう言って俺の頬に触れた。
「あまり無茶してはいけませんよ。みんなに心配をかけたくないという竜斗の気持ちは分かりますがそれで竜斗が倒れてしまったら余計心配してしまうでしょう。もちろん私も心配しますよ?だから、無理しないでください。」
「………分かってるよ。明日からはなるべく休むようにする。」
「はい、そうしてください。」
シェレールは、そう言って俺の頬から手を離した。
その代わりにシェレールの体が俺に密着した。シェレールの頭が俺の肩に乗っている形だ。
「こうしてるととても暖かいですね。」
「ああ、そうだな。」
確かに暖かい。それも体温だけでなく心も暖まる。
「シェレール、ありがとう。一緒にいてくれて。」
「何を言っているんですか、私が一緒にいたいからこうしてるんです。」
シェレールは、そう言って今度は顔を俺の方に向ける。
シェレールの顔は目がすこし色っぽくなっていて俺に何かを求めているようだった。
「………竜斗………」
シェレールは、俺の名前を囁いて俺の肩に手を置き顔を更に近づける。
そして………
「………ちゅっ……」
シェレールの甘い唇が俺の唇に触れた。
そのキスは、数秒で終わった。
「………竜斗〜………」
おっ、シェレール、甘えモードに入ったな。
この時のシェレールは、とことん甘えてくる。
今、俺の名前を呼んだのはもう一回という要求の意味だ。
俺は、その意味を分かっているがちょっと、意地悪してやろうと。
「ん〜?どうした、シェレール?」
俺がそう言うとシェレールは、頬を膨らませ俺の頬を摘んだ。
「む〜!分かってるくせにぃ〜!」
「ははっ、ごめんって。」
「なら………竜斗〜………」
「ん?どうした?」
「む〜!」
今度は俺の胸をポンポンと殴った。全く痛くはない。逆にマッサージになって気持ちいいくらいだ。
まぁでも、さすがに二度も同じことをしてしまったのは悪いな。
「ごめんごめん。………ちゆっ……」
俺は、シェレールの意表を突いてキスをする。
「っ!………」
シェレールは、最初は目を見開いて驚いたもののそのあとはすぐにキスに集中した。
さすがにここじゃエッチなことは出来ないので今晩はキスだけで済ませた。
シェレールが少し不満を漏らしていたがエッチなことが出来ない分、俺にとことん甘えてきた。
そんなシェレールは、小動物みたいでとても可愛らしかった。
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コメント
ノベルバユーザー305026
ギルとかそのへんの人達はいるの?
精霊とかは?
ペンギン
甘えるシェレールは相変わらず可愛いw
ノベルバユーザー264858
プヨは可愛わイチャイチャシェレール回なんて最高やん