セブンスナイト ―少年は最強の騎士へと成り上がる―

清弥

3章の登場人物

◎ウィリアム
 ◯データ
  ・性別_男 ・年_16歳 ・称号_『緑の騎士』・『七色の騎士』


 ◯外見
  緑の色をした短めのショートウルフの髪を持ち、同じく緑の瞳を持つ。元々インドア派だったため、身体は細く平均よりも身長は高め。優しい雰囲気を持つ顔をしており、偏差値は多少高めだったりする。よく周りからメガネが似合いそうと言われる。


 ◯詳細
  本筋の主人公。
  街で働きながら生計を立てていた少年。趣味は一般庶民では中々在り得ない読書であり、中でも英雄譚を好んで読む傾向がある。非常に真面目で他人に優しい好青年っぷりから、周りの評価はかなり高かった。しかし、人が暴力を振るわれる現場を見てしまえば何も考えず行動していしまう悪い癖を持つ。その為、周りの評価は高いものの将来を心配されることも多かった。
  NEW→ヘンリーに切断された右腕は偽腕により復活。それと同時にワイアットから引き継いだ『黄の騎士』の力を得ている。
  名前の意味は「勇敢な守護者」で、その名の通りの性格を表す。


 ◯得物
  ・風之守護ウィリクス
   『緑の騎士』となったウィリアムが得た大楯。「離れた場所に風の結界を出現させる能力」と、「敵の敵意を自身へ向かせる能力」を持つ。”印”が宿るのは左手の甲。
  ・原土之創造クェルマディ
   『黄の騎士』を引き継いだウィリアムが得た大槌。「万物を思う通りに変化させる能力」と、「万物全てを打ち砕く能力」を持つ。”印”が宿るのは右肩。


◎アニータ・ミエルン
 ◯データ
  ・性別_女 ・年_21歳 ・称号_『藍の騎士』


 ◯外見
  腰まであるロングヘアの金髪と同じくらい美しい青い瞳をしている女性。戦うことを本業としていない為にそこまで身体には筋肉はついておらず、違う表現をすれば柔らかい。ただ、よくよく見れば薄く筋肉が張り巡らせているのがわかる、美しい体型をしている。


 ◯詳細
  元々は旦那を持っている予定だったが、急遽少ないヒロイン枠に無理やり詰め込まれた美女。
  あまり自ら戦おうとはせず、”人嫌い”だと自身で決めつけ一人で治療院を営む。事実は自分のミスで亡くなった人々への罪の意識から、人と付き合うことを畏れていた。「自分にも他人にも厳しく」がモットーであり、その為遠慮をあまりしないが根は優しいため、無理やり頼み込めば嫌々付き合ってくれる。自分がある程度男から目を引く容姿をしていることに気付いているので、維持するため日々密かに鍛錬を行っている。
  NEW→ウィリアムの異様性を完全に悟り、その歪みを何とかしたいと願いつつも彼の根底にある過去を今だ聞けないことに、焦りと無力感を感じている。
  名前の意味は「優雅さ、品位」で、美しさを表す。


 ◯得物
  ・純水之救済ルニアリィ
   力が『藍の水』から『藍の純水』へと変化したことで得た両銃。病や傷を付与することは不可能になったが、代わりに「”心を含む”傷や病を癒す能力」を持つようになった。


◎ワイアット・クリュセ
 ○データ
  ・性別_男 ・年_61歳 ・称号_元『黄の騎士』


 ○外見
  モジャモジャパーマの茶髪と、爛々に輝く黄色の瞳を持つ老いた男性。鍛冶や戦いを得意とし続けていた為、その身体は鋼の筋肉で覆われている。年相応の皺が多いが、腰は全くと言って曲がっておらずその瞳は青年のような強い光を放つ。


 ○詳細
  一切として本編では出ていないが、一応妻子孫持ち。ただし子どもと孫は町へと出て行った。
  本編中では基本、物調麺で物々しい雰囲気があったが実は普段は優しい。あれは大事な弟子が行方不明になったことによるイライラのせいであり、弟子たちはそれが分かっているからこそ大いに焦りながら行動していた。「普段優しい人ほど怒ると怖い」とはよく言った物である。
  なお、彼は若き頃に『黄の土』から『黄の原土』へと至る経験をしているため、この物語で登場時からすでに『黄の騎士』として完成されていた。彼が目指したのは”最高の品を創造すること”であり、創り上げた最高の品で”世界をより良く創造すること”でもある。しかしこの世に最高の物は一切として存在せず、しかして諦める事は出来ず努力し続けたのが彼の一生でもあった。
  名前の意味は「小さき戦士」であり、その体格や生き様を表す。


--------------------------------↓サブキャラ---------------------------------------


◎カスティ
 ○データ
  ・性別_男 ・年_???歳
 ○説明
  自称、魔族側の『七色の騎士』と名乗っている男だが、それが本当かは定かではない。黒い肌とそれによって驚くほど目立って見える金の髪を持つ。ウィリアムたちの知らない、何かを知っているようだ。

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