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その少女は求む~私はしたいことしかしません~

sekiyasya

私は私


気が付くと洞窟のような場所に寝ていた

「と、思ったら良いかしら」

そう言って起き上がり辺りを見回す

「本当に洞窟みたいねそれも水源があるような」

水源があるように感じた理由はとても湿っていたのだ

「…こっちね」

湿っている方にできるだけ行かないように歩く

どれだけ歩いたかは分からないが光が見えてきたそんなときに気付いたがステータスとかを見ていなかった

「………ステータス見る方法教わるの忘れてた。どうしようか」

いろいろ試したがよく分からずステータスが出ないため諦め外に出て町を探そうと思ったが

「森!!」

周りは森で周囲が全く分からない奥深くのようだ

「はぁ場所指定はしていなかったし、正直草原やらに寝転がらされてもわけわかんないしまだ良いか」

そう森であるならばこの世界木の実はもちろん動物、そして魔物が存在する魔物は森に多いのではじめはそれでも良いだろうただ

「あ、そっかスキルの使い方分からないから意味無いや」

スキルが使えないそれは自分の身体能力を頼るしかない、シイナはスキル無しでも勝てる自信はあるが未知の生物は警戒しておくのが良いだろうと今のところ魔物は避けて過ごそうと思ったところ

「きゃぁぁぁぁ」
「…」

その声は女性のものだった
無視だ無視こういうのは本当だろうけど私は好きに生きるんだ

「誰か―!助けてください!オークに囲まれてしまって!あーーーーー!?!」
「…」

頭を掻いてため息を吐く
声のする方へ走る

(こんなに早く走れるの?!前と違うのだけど?!)

前までも人を越えた身体能力を有していたが今はそれを越えているようだ

(っとこの辺だったかな?)

と軽く止まろうと思うとだんだんと減速していき止まる

「あれ?ここじゃなかったっけ?」

と呟くと草木の奥から1人の青い髪でミディアムヘアーの綺麗な薄い青い色の服を着た貴族っぽい少女(シイナよりも背が高い)が走ってきてシイナにすがりついた

「あ、あ、あ、た、たたた助けてくださいぃ!!」
「あぁ…貴女ですか」

するとすぐ後ろからこん棒をもった豚のような二足歩行の生き物が5体出てきた

「ぶあぁぁぁあぁ!」
「ひ、ひぃぃぃ。オークですぅ」
「オークねぇ」

シイナは目の前の少女とオークのことよりも自分の状態が気になっていた

(何でこんなに落ち着いているのかしら?私があれを強いと思っていないから?)

そんなことを思っているとオークが1体こん棒で殴り付けに走る、だが

『止まりなさい』

その一言でオークは立ち止まり他の4体のオークも動きが止まる
それをみていた少女は驚き呆然とする

「…え?」
「さて事情を説明してもらいましょうか」

そう言っても動かない少女にしびれを切らし腕を引いて顔を近づけた

「早く?どうしてこうなったの?」
「あ、えと」

少女はその優しそうで怪しく怖い笑顔に圧されてなぜこうなったのか話し出す
そして少女の話では隣の領地に早く行かなくてはいけないが普段通りの道はここの森を迂回するので遅くなるため危険だが森を通ったが運悪くオークの群れにあい護衛が戦っていたが私だけ逃げろと言われ領地に戻ろうとしたところを襲われ森に戻されて今の状況らしい

「貴女の護衛は?」
「あっ!そうだ!早く早く!助けなきゃ!」

どうやら護衛がついていても突破できなかったらしい

(オークは強いみたいね。助けるのは良いとしてもどうやって助けましょうか)

そう考えていると

「ね、ねぇあのオーク達どうしちゃったの」
「…ん?あれ?ええとねぇ…」

あれ?ヤバいどうしよ正直どうやったかは分からないし止まりなさいって言ったら止まっただけだし、そうか実際にこうなっているのなら倒すか無力化ができるかもしれないのか

「分かんない」
「え?でもオークは人を襲うし人間でもこんな格好で止まんないよ」

確かにこん棒を振りかぶった状態で止まった人は見たことがない少しだけ面白く笑っていると

「笑えるほど余裕なら助けてください。お母さんを護衛の人たちを助けてください!」

必死に頭を下げて言う
そこまでされたら断るわけにもいかず

「分かったわ、助けてあげるただし」
「ただし?」

やっぱり貴族みたいね頭がいいと言うか教育されていると言うかまぁとにかく

「私は私、今回貴女達を助けはするけどそれで雇おうなどと考えないでね」
「…分かりました、ですが良好とするのはよろしいですね?」
「ふふふ」

笑いながら頷いてみせるとありがとうございますと頭を下げた本当に貴族なのだろう

「じゃあ教えてくれる?貴女のお仲間さん達のところ」

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