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その少女は求む~私はしたいことしかしません~

sekiyasya

私が自由であるならば


目が開いた数秒ぼーっとしていたがはっと気づいて起き上がる

「わた、私は死ねたはず!なぜなぜ!なぜ?!…意識がある」

天御志射鳴は首を切って自殺したはずだと何度も頭を振るそんなとき後ろから声がかかった

「…天御志射鳴さん、こっちにいらっしゃい」

その言葉に条件反射的に跳んで離れる
その光景を見て創造神は同じなんだなぁと思うそれと同時に危機感に晒される

「大丈夫ですよ、怪しい…ものではないです」

一瞬彼女からしたら怪しいかもと思ったが大丈夫と思えた

「そう」

天御はそれだけ返して警戒を解いた
創造神はあれ?と思ったが敵意がないのが分かったのかと思いそのまま席を勧める
天御はイスに座り誰なのかと聞いた

「そうね、私は創造神と呼ばれるものでいいでしょうか?」
「…創造神…」
「?そうです」
「…神様?」
「はい」
「…ほんとに?」
「えぇもちろんですよ」

創造神は頭にはてなが浮かんだ状態で受け答えをしていた恨んでくれていてもいいのですがと思ったが次の瞬間には床に倒れていた

(あれ?私はなんで?…)
「神様…かみさまぁ、助けて、お願い…自由にさせて」
「…」

言葉につまる顔に水が落ちる彼女の声はとても震えている
創造神は思ったいくら永い時を生きていたとしても成長しなかったのだろう時を経て口調が変わろうとも性格が変わろうとも心が
だから私は笑う

「…もちろんです。貴女が自由に生きていけるように、自由に生きていける世界へ送ります」
「…うっ、うぅ…」

天御は創造神の服を強く掴んで泣いている
だんだんと創造神の笑みが崩れていく

「さ、さてそのためにも今からいろいろとしましょう。ほら、立って」
「…ぅ」

まだ出てくる涙を手で抑えながら(抑えきれていない)立ち上がる
創造神は泣き止むまで待ってあげるからと頭をそっと撫でた
数分たって

「お見苦しいところをお見せしました、すみません」
「大丈夫ですよそもそもそんな風になるような呪いを付けた私たちが謝るべきです、すみません」

2人は既に綺麗にされていた天御が泣き止んだ頃に創造神がでは綺麗にしましょうとしたのだ

「ではすることは結構ありますよ特に私が」
「まぁ、そうですよね」
「ではまずはどうしましょう貴女がどうなったのかを言いましょうか?」
「いえいいわ聞いたところで今が変わる訳じゃない」

泣いていたときとは別人のように冷静だ

「そう、ならこれからいく世界についてね軽く説明しましょうか」
「えぇ、お願い」
「では、天御さんがこれからいく世界はエルビギンスと呼ばれる世界科学よりも魔法という力で発展を遂げている世界です。その世界は私たち神の直接干渉がたまにあるので宗教が所々あるでしょう。それとその世界ではステータスという自分の能力表みたいなものがあり、そのステータスは自分の行動によって動いたり動かなかったりとあやふやですが成長していきます」
「…なるほど、ゲームの世界みたいなものですね」
「ゲームではありませんよ?それが現実になりますからセーブやリセットは無いですよ?」
「大丈夫ですそこは普段と変わりません」
「えぇとあとは…まぁスキルがあることぐらいですかね。何か聞きたいことがあるならどうぞ」

何か聞きたいことですか特にこれといっては…
その時脳裏に浮かぶ紫色の髪の女性が

「………ねぇ」
「はいなんでしょう」
「雪は分かる?」
「…えぇ貴女のお弟子さんですよね」

少し腕が後ろに動いてしまったが放置で話す

「雪はどうなったか分かる?」
「雪さんは亡くなられたあとこちらに呼びエルビギンスへといってもらいました」
「そう…」

天御は胸に手を当てふぅと息をはいた返しはそっけないものだったが安心したのだろう

「他はないわまだあるのでしょう?」
「あ、はいあとは天御さんのお仕事ですね」
「私?」
「はい、先ほどステータスの話しはしましたね?」

天御は頷き続きを促した
創造神は青い半透明のプレートみたいなものをどこからともなく出し天御に渡した

「そのステータスを天御さんには決めてもらおうと思います、もちろん転移したあと成長しますのでステータスは上がっていきます」
「分かった。だけど貴女の仕事少ない」
「ええっ?!ちゃっ、ちゃんと転移時にステータスの定着とかいろいろするんですよぉ」
「分かったから落ち着いて」

それからステータスを決めスキルを決めようとしたが

「あっ、天御さんはスキル全部でいいですよ」
「…好き勝手するよ?」
「いいですよ実をいうとその過去に付けた成長させない呪いが全部天御さんについてるんですよなので……どう、し、まし、たか」

天御は少しだけ怒っている

「なんで?」
「いえ、それ、は、分かりません。もしかすると…呪い、の期間が終わる丁度だったのではないかと」
「…………」
「……」

創造神は冷や汗だらだらだ内心今から説明だったのにぃと困った顔と焦った顔が混ざった顔になっている

「お、お詫びの贈り物の1つがスキル全部な訳です」

だんだんと威圧もとい殺気が弱まっていく

「そう分かったそれに貴女がやったわけではないのでしょう」

その言葉に創造神は素早く首を振った、縦に

「贈り物まだあるの?」
「あるのですが…そのぉ」
「なに?」
「あ、いえ天御さんが強すぎて能力強化は贈り物にならないのではないかと思いまして」
「それも贈り物だったのでしょう?他の贈り物と一緒にください」
「あはい。それと最後は天御さんが望んだものをとおもったのですが」
「望むものねえ」

創造神としては何でもいいのだ本当の意味で何でもいいのだ世界を壊すものでも神を殺せるものでもだからこの言葉は驚きだった

「じゃあ私と友達になってください」

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