虐められていた僕は召喚された世界で奈落に落ちて、力を持った俺は地上に返り咲く

黒鉄やまと

第13話 旅立ち

転移によって俺たちはダンジョンの入口に転移した。

「五日ぶりくらいか……?」

「ここが……外……」

俺は久しぶりに見る太陽の光に目を細めながらそういった。

「まずはどこかの街に向かうか……歩いていくのは面倒だからバイクでも作るか…」

「バイク?」

「まあ、見てろって、物質創造」

俺は超万能のバイクを創造する

目の前には黒いボディに白いラインが入ったバイクが出来た。


形状変化型魔力駆動機 オスカー
《効果》形状変化、耐空バリア、破壊不可
衝撃吸収
形状変化モード
第1形態 二輪駆動
基本形態。バイクモード。地面を走る時は土魔法で1m先の地面を慣らして走る。また、衝撃吸収によってほぼ衝撃は出ない。最大速度は時速1000キロ。定員は2人まで
燃料は魔力

第2形態 四輪駆動
車モード。二輪駆動と同じ性能。最大速度は時速800キロ。定員は四人まで、
燃料は魔力。

第3形態 空中駆動
二輪駆動の空を飛ぶモード。飛ぶ時は足の置き場から横に羽が出て、重力魔法で浮いた状態からジェットが出て飛ぶ。車輪はしまわれる。
燃料は魔力。

第4形態 水中駆動
四輪駆動の水中を泳ぐモード。水深500キロまで走ることができる。車輪の代わりにプロペラが出てくる。探知や防御バリアなども使える。自動モードあり。燃料は魔力。

第五形態 地中駆動
地中を先端についたドリルで掘りそこを進むモード。水中駆動と同じく探知や防御バリアなども使える。燃料は魔力。

という内容の乗り物ができた。

「よし!じゃあ乗るぞ」

「うん。」

「しゅっぱーつ!!」


俺とステラを乗せたバイクは走り始めた。






じゅっぷんほど10分ほど走ると、城壁が見えてきた。森の脇にバイクを止めてそこからは歩きだ。バイクは無限収納に入れる。

「神夜、あそこは?」

「あそこはソレイユ王国の城門だ。そして、王都でもある。」

「じゃああそこに?」

「ああ、俺の復讐対象がいる。」

「もう復讐するの?」

「いや、まだやらないよ」

「どうして?」

「一応勇者もいるからね。魔王がいる訳だし」

「じゃあ何をするの?」

「情報集めと冒険者登録だ」

「そうなんだ」

話しながら歩いていると、城門の入口についた。

「身分証はあるか?」

「すみません。遠い村から来て旅の途中なんです。なので、身分証はありません。」

「じゃあ2人で銅貨8枚だ。それとこの水晶に触れてくれ。犯罪歴を調べる水晶だ」

お金はダンジョンに行く時に少し持っていたのでそこから出す。水晶は特に悪いことはしていないので特になんの反応はなかった。

「よし通っていいぞ」

「はい」

「入れたね」

「ああ、まずは冒険者登録をするぞ」

「うん。」

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コメント

  • eruno

    じゅっぷん10分になってますよ

    2
  • ノベルバユーザー282808

    バイク高性能過ぎw

    2
  • べりあすた

    そのバイク欲しいんやけどw

    2
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