妹はヤンデレで小学3年生、姉はツンデレで大学2年生
12.
朝、いつものように登校していると視線を感じた。ストーカーさんのお出ましだ。いつもは下校時にしかいないのについに朝までいるようになってしまった。ストーカーが誰かは心当たりがない。何故かって?異性と話すことが新垣さんを除いて全くない!皆無!じゃあ新垣さんがストーカーじゃないかって?ないないない。僕と違ってカースト上位の新垣さんがカースト底辺の僕なんかに好意を向けるわけが無い。新垣さんは皆に友達など以外は平等に明るく接するので僕もそのお零れを貰っているだけに過ぎない。デパートではたまたまあったからで今後こんなことはないだろう。
そう考えると、俺の思い違いかもしれない。うわっ、それキモ過ぎだろ自意識過剰とか。やべぇよ。異性の人と関わり無さすぎてこんなんまでなるとは。
はぁー。
そうだ!あの角まで走って角で待っていれば、急いで付けてきたストーカー?を捕まえれるじゃないか!断じて自分が自意識過剰ということを認めたくないわけじゃない!ないったらない!
そう思ったらが吉、俺は角まで走り待機することにした。
そろそろか。
タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッ
足音が聞こえる。やっぱり俺は自意識過剰じゃなかった!歓喜!!! 
ってそうじゃなかった。緊張してきた。
「えっ!」  ドン!
角から近すぎて急いで付けてきたストーカー?さんとぶつかってしまった。
「いて、て、て。すいませ・・ん?」
「い、いえいえ。こちらこそすいませ・・え!?」
顔を上げるとそこには、ぶつかってしまったことを謝ろうと顔上げ驚いた顔をしたそうであってはいけない。そうでなくて欲しい。そうでないだろう。と予想していた。
「どうしてて・・・・・・・・・・新垣さんが?」
彼女はわたわたと焦りだした。
「ど、どうしてって。たまたま、うん!たまたまだよ!そ、そっちこそどうして角で止まってたの?べ、別に私は雄太くんを付けてたとかじゃないかからね?たまたま家の方向が一緒だったとか。たまたま雄太くんの後ろを歩いていただけだからね!?」
oh......。何故だ。神よ。何故よりにもよって彼女、新垣さんをストーカーにした。普通そこは、同じ図書委員の黒髪お下げのメガネちゃんとかがセオリーじゃん。今回だけ特別とか要らないから。限定マ〇クとかあまり食べないから。安全思考だから。てか俺図書委員じゃなくね。
「新垣さん。」
「な、何かな?」
「新垣さんが・・・ストーカー、だよね?」
新垣さんは俯いてしまって表情が見えない。
言ってしまった!これで違ったら俺高校生活終了のお知らせなんですけど、【悲報】クラスのキモヲタにストーカーと間違えられる。キモすぎワロタ。とか広まりそう。
新垣さんは俯いたまましゃべりだした。
「そんなわけないじゃん。」
「いや、でもさっき家の方向が一緒って言ってたよね。なんで俺の家知ってるの?前に新垣さんが校門で俺とは逆の方に急いで帰ってるの見たんだけど。それにどうして俺が角で止まっていると思ったの?その口ぶりじゃ、さっきまで俺が歩いて登校しているのを知っているみたいなんだけど。」
あっ、つい言いすぎてしまったかも。すると、新垣さんが顔を上げた。ハイライトのない目をして。
「あ~あ、バレちゃった♪結構楽しかったんだけとな~、雄太くんを後ろから付けてずーっと見つめ続けるの。猫見つけて嬉しそうな雄太くん。たまに躓く雄太くん。転んで泣いてる男の子を助けて上げる雄太くん。コンビニによって買ったアイスを食べる雄太くん。本屋さんに行って進撃の魚人を買って嬉しそうな雄太くん。可愛かったな~!」
新垣さんが怖い!新垣さんが言ってたいた事はここ最近の俺が下校時にあったことだった。何よりも、それを恍惚とした表情で俺から目を離さずに言ってくるのがもっと怖い!
「どうしてこんなことをするの?」
「どうしてって。雄太くんが悪いんだよ。高校に入って久しぶりにあったのに全然覚えていてくれないし、私が雄太くんを好きなこと全然気づいてくれないし。何度も話しかけたのに。」
はて、新垣さんとは高校に入って初めてあったと思うのだけど、小、中と両方違う学校だと思ったのだけれど。高校は知り合いが1人もいない高校を選んだのに。
「ごめん、新垣さんとは高校に入って初めてあったと思うんだけど、どっこであったか教えて貰っていいかな?」
すると、新垣さんはより目にハイライトをうしなわせた。
「やっぱり、覚えてないんだ。」
「ごめん。」
「どうして?私は8年間ずっと雄太くんを思っていたのに。」
まさか新垣さんがヤンデレストーカーだったとは、それにここまで思ってくれているのだから“あのこと“は伝えた方がいいかもしれない。新垣さんなら内緒にしてくれるだろうし。
「ごめん。そのことに関しては色々あって……。」
「その色々って何かな?」
「今ここでは言えない。今日の放課後時間ある?」
「あるよ。」
「じゃあ、今日の放課後に教室で話すよ。」
「わかった。」
俺が覚えてないせいで新垣さんを傷つけてしまった。新垣さんの表情は暗く、悲しみが伝わってきた。
最近の朝はどうも平穏に過ごせないようだ。
俺たちは無言のまま登校し、授業を受けた。
そう考えると、俺の思い違いかもしれない。うわっ、それキモ過ぎだろ自意識過剰とか。やべぇよ。異性の人と関わり無さすぎてこんなんまでなるとは。
はぁー。
そうだ!あの角まで走って角で待っていれば、急いで付けてきたストーカー?を捕まえれるじゃないか!断じて自分が自意識過剰ということを認めたくないわけじゃない!ないったらない!
そう思ったらが吉、俺は角まで走り待機することにした。
そろそろか。
タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッ
足音が聞こえる。やっぱり俺は自意識過剰じゃなかった!歓喜!!! 
ってそうじゃなかった。緊張してきた。
「えっ!」  ドン!
角から近すぎて急いで付けてきたストーカー?さんとぶつかってしまった。
「いて、て、て。すいませ・・ん?」
「い、いえいえ。こちらこそすいませ・・え!?」
顔を上げるとそこには、ぶつかってしまったことを謝ろうと顔上げ驚いた顔をしたそうであってはいけない。そうでなくて欲しい。そうでないだろう。と予想していた。
「どうしてて・・・・・・・・・・新垣さんが?」
彼女はわたわたと焦りだした。
「ど、どうしてって。たまたま、うん!たまたまだよ!そ、そっちこそどうして角で止まってたの?べ、別に私は雄太くんを付けてたとかじゃないかからね?たまたま家の方向が一緒だったとか。たまたま雄太くんの後ろを歩いていただけだからね!?」
oh......。何故だ。神よ。何故よりにもよって彼女、新垣さんをストーカーにした。普通そこは、同じ図書委員の黒髪お下げのメガネちゃんとかがセオリーじゃん。今回だけ特別とか要らないから。限定マ〇クとかあまり食べないから。安全思考だから。てか俺図書委員じゃなくね。
「新垣さん。」
「な、何かな?」
「新垣さんが・・・ストーカー、だよね?」
新垣さんは俯いてしまって表情が見えない。
言ってしまった!これで違ったら俺高校生活終了のお知らせなんですけど、【悲報】クラスのキモヲタにストーカーと間違えられる。キモすぎワロタ。とか広まりそう。
新垣さんは俯いたまましゃべりだした。
「そんなわけないじゃん。」
「いや、でもさっき家の方向が一緒って言ってたよね。なんで俺の家知ってるの?前に新垣さんが校門で俺とは逆の方に急いで帰ってるの見たんだけど。それにどうして俺が角で止まっていると思ったの?その口ぶりじゃ、さっきまで俺が歩いて登校しているのを知っているみたいなんだけど。」
あっ、つい言いすぎてしまったかも。すると、新垣さんが顔を上げた。ハイライトのない目をして。
「あ~あ、バレちゃった♪結構楽しかったんだけとな~、雄太くんを後ろから付けてずーっと見つめ続けるの。猫見つけて嬉しそうな雄太くん。たまに躓く雄太くん。転んで泣いてる男の子を助けて上げる雄太くん。コンビニによって買ったアイスを食べる雄太くん。本屋さんに行って進撃の魚人を買って嬉しそうな雄太くん。可愛かったな~!」
新垣さんが怖い!新垣さんが言ってたいた事はここ最近の俺が下校時にあったことだった。何よりも、それを恍惚とした表情で俺から目を離さずに言ってくるのがもっと怖い!
「どうしてこんなことをするの?」
「どうしてって。雄太くんが悪いんだよ。高校に入って久しぶりにあったのに全然覚えていてくれないし、私が雄太くんを好きなこと全然気づいてくれないし。何度も話しかけたのに。」
はて、新垣さんとは高校に入って初めてあったと思うのだけど、小、中と両方違う学校だと思ったのだけれど。高校は知り合いが1人もいない高校を選んだのに。
「ごめん、新垣さんとは高校に入って初めてあったと思うんだけど、どっこであったか教えて貰っていいかな?」
すると、新垣さんはより目にハイライトをうしなわせた。
「やっぱり、覚えてないんだ。」
「ごめん。」
「どうして?私は8年間ずっと雄太くんを思っていたのに。」
まさか新垣さんがヤンデレストーカーだったとは、それにここまで思ってくれているのだから“あのこと“は伝えた方がいいかもしれない。新垣さんなら内緒にしてくれるだろうし。
「ごめん。そのことに関しては色々あって……。」
「その色々って何かな?」
「今ここでは言えない。今日の放課後時間ある?」
「あるよ。」
「じゃあ、今日の放課後に教室で話すよ。」
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