妹はヤンデレで小学3年生、姉はツンデレで大学2年生
7.
雫と仲直りして俺たちは今デパートに来ている。もちろん手を繋いで来た。デパートの中を歩いている今も繋いでいる。雫の手は柔らかくてぷにぷにしていてクセになりそうだ。
「ねぇ、お兄ちゃん何買うの?」
「まず、新しい服を買って適当に歩いたら晩飯の食材を買って帰るつもりだけど。雫は欲しいのある?」
「うん!私は新しいコートが欲しい!あとパフェ食べたい!」
「分かった。じゃあ、先に雫のコートを買いに行くか。それから俺の服でパフェを食べながら少し休憩したら食材を買って帰るか。」
「お兄ちゃん細かすぎだよ。それに途中で他のも見るかもでしょっ♪」
「ごめん、つい。」
「あっ!ここ見たい!」
雫の指先には小学生の女の子の服がたくさん並べられている店でもふもふとしたかわいらしいコートが目につく。それにしても女の子が多すぎないか?そこに男1人って気まずい。
「なぁ、雫はもう3年生だ1人で洋服買えるよな。お兄ちゃん女の子しかいないお店に入るの少し、いや、かなり気まずいんだけど…。出来るよね?」
俺は入りたくないがために駄々をこねる。
しかし
「一緒に行ってくれないの?」
雫は上目遣いでめば尻に涙を貯め[一緒に来て...。]と訴えてくる。かわいい...。可愛すぎる!可愛いこそ正義!故に無敵!俺の抵抗は可愛いを前では無力!それに、こんな可愛い妹のお願いを断れる兄がいるだろうか?いる訳がない。
「分かった。けど離れないでね。その瞬間にお兄ちゃん通報されちゃうからね。捕まっちゃうからね。」
そう言った途端に雫は笑顔を咲かせ俺の腕に抱きついてきた。
「大丈夫!絶対離さないから♪」
「あ、ありがとう。」
「早く行こっ!お兄ちゃん!」
と雫は腕に抱きついたまま歩き出す。
えっ?この体制で?これ不味くない。
俺は気づいてしまった。ごく一般の兄妹はこういった時、隣に並んで歩くか、仲が良ければ手を繋ぐとこまでだろう。しかし、今の体制は?俺からしてみれば妹が腕に抱きついている。けれども、周りの人からしたらどうだ?小学生の女の子がかなり年の離れた男の腕に抱きついている。親子にしては若すぎる。兄妹にしては仲が良すぎる。よって残された考えはこうだ。
【通報レベルの関係】だ!!!!!!
これはまずい。もうあそこの3人の奥さん達が怪しい人を見る目付きで片手にスマホを持ってこちらを見ている。
「歩きにくいから手を繋ぐまでにしないか?」
「ヤダっ!これがいいの!」
「で、でもこの体制だと通報されちゃうから。」
「なら今から言うことを聞いてくれたらいいよ。」
「分かった。」
「家に帰ったら私に勉強を教えて。」
「そんなんでいいのか? 勉強ならいつでも教えてあげるけど。」
「いいの。約束だよ。」
雫は腕から離れ代わりに手を繋いで来た。
この先が思いやられる。
「ねぇ、お兄ちゃん何買うの?」
「まず、新しい服を買って適当に歩いたら晩飯の食材を買って帰るつもりだけど。雫は欲しいのある?」
「うん!私は新しいコートが欲しい!あとパフェ食べたい!」
「分かった。じゃあ、先に雫のコートを買いに行くか。それから俺の服でパフェを食べながら少し休憩したら食材を買って帰るか。」
「お兄ちゃん細かすぎだよ。それに途中で他のも見るかもでしょっ♪」
「ごめん、つい。」
「あっ!ここ見たい!」
雫の指先には小学生の女の子の服がたくさん並べられている店でもふもふとしたかわいらしいコートが目につく。それにしても女の子が多すぎないか?そこに男1人って気まずい。
「なぁ、雫はもう3年生だ1人で洋服買えるよな。お兄ちゃん女の子しかいないお店に入るの少し、いや、かなり気まずいんだけど…。出来るよね?」
俺は入りたくないがために駄々をこねる。
しかし
「一緒に行ってくれないの?」
雫は上目遣いでめば尻に涙を貯め[一緒に来て...。]と訴えてくる。かわいい...。可愛すぎる!可愛いこそ正義!故に無敵!俺の抵抗は可愛いを前では無力!それに、こんな可愛い妹のお願いを断れる兄がいるだろうか?いる訳がない。
「分かった。けど離れないでね。その瞬間にお兄ちゃん通報されちゃうからね。捕まっちゃうからね。」
そう言った途端に雫は笑顔を咲かせ俺の腕に抱きついてきた。
「大丈夫!絶対離さないから♪」
「あ、ありがとう。」
「早く行こっ!お兄ちゃん!」
と雫は腕に抱きついたまま歩き出す。
えっ?この体制で?これ不味くない。
俺は気づいてしまった。ごく一般の兄妹はこういった時、隣に並んで歩くか、仲が良ければ手を繋ぐとこまでだろう。しかし、今の体制は?俺からしてみれば妹が腕に抱きついている。けれども、周りの人からしたらどうだ?小学生の女の子がかなり年の離れた男の腕に抱きついている。親子にしては若すぎる。兄妹にしては仲が良すぎる。よって残された考えはこうだ。
【通報レベルの関係】だ!!!!!!
これはまずい。もうあそこの3人の奥さん達が怪しい人を見る目付きで片手にスマホを持ってこちらを見ている。
「歩きにくいから手を繋ぐまでにしないか?」
「ヤダっ!これがいいの!」
「で、でもこの体制だと通報されちゃうから。」
「なら今から言うことを聞いてくれたらいいよ。」
「分かった。」
「家に帰ったら私に勉強を教えて。」
「そんなんでいいのか? 勉強ならいつでも教えてあげるけど。」
「いいの。約束だよ。」
雫は腕から離れ代わりに手を繋いで来た。
この先が思いやられる。
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