大罪の魔女達

黒猫

呪いの魔女

「あが…」色欲
「かはっ」強欲
「あがあああああ」暴食
「ゴボッ」嫉妬
「ぐう…あがっ」傲慢
「うぐ…あがあ」憤怒
「零…来るな…零…相手は…呪いの魔女だ…き…たら…おま…えは…」怠惰の姉さまが言うと途切れた。


「落葉って人…絶対に許さない…さめ…絶対に後悔させてやるからね…落葉っ奴を!!」私は歯ぎしりをした。
姉さま達を傷つけた…許さない…私の家族を傷つけた奴は絶対に半殺しにしてやる!!


数十分後…
私は呪いの魔女と対峙していた。
「ああ…お前が最後の特例で大罪の魔女になった…報復の魔女か…」
「そうだけど…あんたはきっと妬みの魔女だね私達は大罪の魔女に好きでなった訳じゃないのにそれに嫉妬して、固執してなんてあまっちょろいんだろ…」私がそう言うと魔女からの殺気が増した。
「そんな殺気で私が怯むと思う?殺気ってのはこうゆうのを言うんだよ。」そう言うと私は私を魔女といい縛り上げ生きながら解体した奴らの顔を思い浮かべた。
「はっ…たしかに殺気は凄いがまだまだね私を…ひっ…」そう言うと魔女は腰を抜かした。
「あんたみたいなあまっちょろい覚悟で私達は大罪の魔女名乗ってる訳じゃないんだよ人間共への憎しみも妬みも(あれ?これ意味おなじじゃ?)背負って生きてんの!!私達は好きで人間共庇ってんの!!私達は魔女であり魔女じゃない!!私達は大罪の魔女だ!!そんじょそこらの魔女と比べんな!!」私がそう言うと姉さま達が動き出した。
「な…何故動ける!殺したはずなのに!!」魔女が後ずさりする。
「ストーーーーーーップ!!何やってんだよあんたら!!」「零殿もやめるでござるよ!!」忍さんがそういったのを覚えている。
そこで意識は途切れた。

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