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大罪の魔女達

黒猫

大罪の魔女達の集会

「おそいわよ?報復」私が会合の指定場所に着くともう全員揃っていた。
「あはは、姉さまってば厳しいなあ。」私は2番目の色欲の姉さまに言った。
色欲の姉さまはその名の通り大胆に胸元を開けて長いスリットの入ったドレスを着ていた。
「そうよ?いっつも美味しいお菓子を作ってくれるのは報復ちゃんなんだからそんなこと言っちゃダメよ?」3番目の暴食の姉さまが一番上の姉さまに言った。
暴食の姉さまは、お嬢様が着るようなフリっとしたドレスを着ていた。
「ありがとうございます姉さま今回はアップルパイです。」私はそう言うと姉さま達の目の前にアップルパイを出した。
「相変わらずの腕前だねリベンジ」5番目の傲慢の姉さまが言う。
「そう呼ぶのはやめてください姉さま!!」私が頬をぷくっと膨らませながら言うと傲慢の姉さまは「あははは悪い悪い」と、笑いながら言った。
傲慢の姉さまほボーイッシュにタキシードをぴしっと着こなしている。
「…あれ?怠惰の姉さまは?」2番目の姉さまがいないことに気がついて私が姉さま達に聞くと1番上の姉さまがため息を着いた。
「あのアホは本当に…使い魔だけよこして自分は惰眠を貪るから行かないとか言ったのよ?」色欲の姉さまが私に言った。
「そうなんだ…残念だな…せっかく怠惰の姉さまにお土産にミートパイ作って来たのに…」私が言うと、姉さま達がガタタと音を立てて席から立ち上がった。
「報復…それはいくつ作ってきた?」6番目の強欲の姉さまが私に聞いた。
強欲の姉さまはパンクな格好だった。
革ジャンに、革のパンツ…まさに革尽くし!!なんてね。
「え?えっと…この前ヌーの群れが国に押し寄せてきてねそれを退治してくれって言われたから退治してお礼に沢山牛肉を貰ったからあらびき肉にしてさめとクランと潮と明桜(めいら)の分を作って姉さま達の分を作って姉さま達の使い魔さん達の分を作ったから…59個だよ?だって姉さま達いっぱい食べるでしょ?」私が言うと4番目の憤怒の姉さまが顔を赤くして言った。
憤怒の姉さまは、喪服の様なドレスに黒いカーディガンを羽織っていた。
「それは仕方ないのよ…報復の作るお料理は美味しいのだから…」そう言われると私は嬉しくてふわりと笑った。
「ありがとうございます姉さま!!ところでアップルパイのできはどうですか?」私が照れ隠しで聞くと満場一致で美味しい!!と出た。
「でも…少し物足りないのよね…」7番目の嫉妬の姉さまが少し申し訳無さそうに言った。
嫉妬の姉さまは、いっつも仮面を被っている。
しかし服装は傲慢の姉さまと同じでボーイッシュなタキシードを着ているが少しタキシードに着られている感じがして少し笑ってしまいそうになった。
「ふふっ姉さま達ならそう来ると思っていました!!」そう言うと私は姉さま達の目の前に黄色いプルプルした食べ物を出した。
異世界で言うプリンだ。
「?報復さまこれは何ですか?」怠惰の姉さまの代わりに来た使い魔さんが私に聞いた。
「異世界のプリンと言うお菓子なんだって!!転生者の方から教えてもらったんだよ!!」私が言うと姉さま達は少し驚いていた。
それもそのはず私たち大罪の魔女と関わるなんて不幸しかないのだから…「少し驚いたわまさか友好的な転生者が居るなんて」色欲の姉さまが言った。
「私達も異世界に行ってみたいね」私が少し呟くと姉さま達の顔が沈んだ。
「そしたら…皆戻してあげられるのに…」
空気が沈んでしばらく経つと色欲の姉さまがパンっと手を合わせた。
「落ち込んでいてもしょうがないわ!!今日はそろそろお開きにしましょう!!」色欲の姉さまが言うと私たちは返事をした「「「「「「「はーい」」」」」」」
私は帰り際に怠惰の姉さまの使い魔さんと一緒になった。
私たち大罪の魔女は1人で帰ってはいけないそう言う決まりなのだ。
まあ、変なヤツらに襲われたりしないようになのだが…姉さま達もさめ達も少し過保護だと思う。
「あ!!そう言えば破魔さんって甘いもの好きですか?」私がそう唐突に聞くと少し戸惑ってはい…と小さな声破魔さんが答えた。
「じゃあこれどうぞ姉さまがいっつもお世話になっている謝礼です。」そう言うと私は金平糖を取り出して渡した。
「これは?」破魔さんが不思議そうに聞いてくる。
「金平糖と言ってこれも転生者の方から教えて頂いたものなんです!!とっても美味しいんですよ!!」そうこうしていると分かれ道に着いた。
「さめ…」そこにはさめが居た…
「そんな心配して迎えにこなくても大丈夫だよ?あ、破魔さん気をつけて帰ってね!!またねー!!」そう言って破魔さんを見送るとさめと私は帰って行った。

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