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T.T.S.

沖 鴉者

【現状報告】FileNo.4 『Sample 13』

from_T.T.S.No.2
to_T.T.S.Master

 本作戦は非常に複雑かつ困難な状況下にある。
 次から次へと分水嶺に見舞われ、現状の把握が精一杯で選択の正誤の判断が付けられない。
 
 そして申し訳ないが、本件には俺個人の事情が多分多層で関わっているようだ。
 正直、混乱の最中だが、現状を送るので判断を求めたい。

 ・2176年クリスマスイブ。例によってMasterアンタに呼び出された。
  紫姫音はキレるしギルバートが戻って来るとかほざかれるしで最悪だ。
  心底恨むぞMaster。

 ・罫線跨いで渡米。
  ギルバート、P.T.T.S.C北米大陸セTントラルUタイム部隊と合流。
  薔薇乃根への突入作戦は序盤こそ順調だったが、Neuemenschheitherstellungplan被験者と思われる者による妨害が発生。
  T.T.S.支援部隊は脅威判定を切り替え、当該者の追跡と撃墜に目標を変更。

 ・結果。目標はNeuemenschheitherstellungplan被験者と断定。
  かつ、俺の妹であることを確認した。
  存在は知っていたが、俺も会ったのは初めてだ。

 ・ここから少しだが、俺の過去の話になる。
  俺はNeuemenschheitherstellungplanの研究所に拘留されていた時、実父シオンに誘導される形で施設を脱出。賞金稼ぎバウンティハンターのアモロウナグと接触した。

 ・アモロウナグの個人データからシオンと思われる人物の滞在先に向かった俺は、そこで紫姫音と出会った。
  紫姫音はシオンの言伝を預っていた。

 ・指定された場所に行くとシオンの人格のコピーが待っていたが、俺はヤツの身勝手さに嫌気がさしていた。
  だから一度は対話を拒否したんだ。
  でもな……









 脳内記録はここで途切れている。

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