理不尽

aisu

理不尽

 この世界は理不尽だ。

 いつからか、そう思うようになった。
だってそうだろう?
学校のテストでは、
点が良ければ褒められる。
だが、点が悪ければ怒られる。
ほら、理不尽だ。

社会に出てからもそうだ。
いや、社会に出てからのほうが多いかもしれない。
仲間が失敗したら、僕まで怒られる。
ほら、理不尽だ。

この世界は理不尽だ。
けれど、君に会えた時からは、
そう思うことも少なくなってきた。

だって、本当に世界が理不尽だったら、
君に会うこともなかっただろうから。

たとえこの世界が理不尽でも、
君がいる限り、僕は生きていられる。
もしも君が居なくなったら、だって?

その時はたくさん悲しんで、
君の分までたくさん生きよう。

ほら笑った。
僕は君の優しい笑顔が好きなんだ。

僕の口からは恥ずかしくて言えないけど、
君が産まれてきてくれたことに
ありがとう。

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