屋根裏見たら異世界降臨

ノベルバユーザー198902

15話 時は過ぎていく②

港町であるバルネルはもちろん海に沿ってあるため、たまーに海のモンスターが出現するのだが…


「なんで今なの?」


「ちょちょちょ、僕行ってくるね!!」


ナツが行く→モンスターは巨大イカ→触手!?


「いや、待て待て待て待て」


「?」


ナツはもちろんそれについて行こうとしたシャルセーナも首を傾げている。


「いや、そのとりあえずここで待ってて、俺一人大丈夫だから!」


「確かに僕達出る幕ないか。」


「そんなに強いんですか?」


「そりゃもちろん!ああ見えて剣技とかは本当に凄いんだよ〜!」


良かったナツがアホで。


「と、とりあえず行ってくるよ」


と行って街を駆け出して着くが…


「この巨大イカ5体もいたっけ?」


ほかの冒険者も来て戦っているが苦戦状態な様子。


「あれっ?」


剣を抜こうとするが空気を掴むばかりで剣に触ることする出来ない。


「ってか剣ないじゃん!ちょちょちょ」


と辺りを見渡しても海と港があるだけで…


「打撃で行けるかな?いやでもワン〇ースのサ〇ジも足でウサギ蹴っ飛ばしたりしてるし行けるな」


いざ行動に移そうとすると


「ちょ、ハルー!」


「やっぱり私達も手伝います!」


一人は太刀を、一人は鎌を…というか死神が見えてきそう


「応戦するよ、打撃だけじゃキツイだろうし」


「いやいいってこういう系相手じゃお決まりのパターン来るから!」


「お決まりのパターンってなんです?」


とシャルセーナが問いかけてくるが答えられるわけがないからつまり…


    答える
→濁す


「いや、そのーだなええっと手伝ってくれるのは嬉しいんだけど気持ちだけということで」


「濁したなぁ?」


ギクリ


「まぁハルが言いたくないならいいけどとりあえずその…」


微かにナツは頬を赤めて顔を逸らし


「仲間…だしさ、ね?」


おいエロい。


「私もパーティーに入れてもらってるしお願いします!」


「わ、分かったからとりあえず行くぞ!」


こんな会話をしてるあいだに巨大イカは何匹か増えており…


「急ぐぞ!ナツとシャルセーナは2人1組で頼む。」


「分かった」


「任せてください」


その瞬間駆け出し、二人と別れ各自で討伐を開始する。

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