屋根裏見たら異世界降臨
25話 ハルキ達の敵
「ナツ、メネル!この水路を辿って行くぞ!」
そう言い、ジリジリと照らす太陽の下、ハルキ達は駆け出す。
「はぁはぁはぁ熱い」
「もうちょいだ、頑張ろう。」
が気をぬけない。なぜなら未だに爆発音が止まらないからだ。
「多分あいつらは中心地に向かってる。急いで…」
「そこの君。いや君達、と言うのが正しいか。」
走って向かっている方向には岩に腰を掛け、フードを被った人がいた。見たところ男性だ。声的にも男性。間違いないだろう。
「くっそ、足止め役の手下か!?」
「そうみたいだね。」
「ハルキ!このまま突っ切って言っちゃて。こいつはちょっとした敵、私一人で大丈夫。」
と、言い訳しておこう。ちょっとした敵でも何でもないんだ。アイス街で手に入れた情報。すっかり忘れていた。
「私あとから追いかけるから。」
「分かった、俺とナツは先に行くよ!」
ハルキ、なっちゃん、ごめん。
私
ここでお別れかも。
・・・・・・・・・・・・
「よしっナツ見えてきた!」
「スケルトンも見えてきた!」
そして
「スケルトンの後ろにいるのは…ネクロマンサーだ!」
「ネクロマンサーは頼めるか?」
「任せて!」
そう言うと正面にいるスケルトンの処理から始める。
「【抜刀剣】」
そう言うと剣(太刀)を鞘から抜いたかと思えばスケルトンが倒れていく。
「ナツ、いつの間に」
「私だって負けられないもの。ヴァーギルは頼んだよ!」
「ああ、先に行くぜ!風の精霊よ、我が背中を押せ。【風の加護・俊】」
そう唱えると背中に風が吹き、一気に格段と移動スピードが速くなる。
「あいつは無理か、ならそこのウルフからだな。」
久しぶりに聞く、ネクロマンサーの声。
「一人で大丈夫か?勝てるとでも?」
「前とは違うんだからね♪」
がこれは半分は事実。もう半分はハッタリだ。先の戦闘から休まずに戦闘だ。それに大蛇とは度等かそれ以上。計り知れない敵だ。
「さて、ハルキ任せたよ。」
・・・・・・・・・・・・
ジリジリと照らす太陽の下風の加護使い、風を切り走っていく。一般人は気づかないであろう。その場所をハルキが走っていった事に。
「思ったよりすごいな。よくアニメでこう言うのがあるから使ってみたかったんだよな~♪」
何よりも気持ちいい。爽快。
「なんとも言えぬ感触と言うかなんというか。」
と、とぼけてるが段々と真ん中に近づく。
それと同時に人影が見えてくる。
「やっぱり、来たかぁ!確か」仲間が呼んでいた名前を思い出す。
「もうあの時のようにはならねぇ!」今度こそは!
「ハルキ!」
「ヴァーギル!」
風の加護で走ってきたハルキと待ち構えたヴァーギルの剣の音が、決戦場。魔水砂漠に鳴り響いた。
そう言い、ジリジリと照らす太陽の下、ハルキ達は駆け出す。
「はぁはぁはぁ熱い」
「もうちょいだ、頑張ろう。」
が気をぬけない。なぜなら未だに爆発音が止まらないからだ。
「多分あいつらは中心地に向かってる。急いで…」
「そこの君。いや君達、と言うのが正しいか。」
走って向かっている方向には岩に腰を掛け、フードを被った人がいた。見たところ男性だ。声的にも男性。間違いないだろう。
「くっそ、足止め役の手下か!?」
「そうみたいだね。」
「ハルキ!このまま突っ切って言っちゃて。こいつはちょっとした敵、私一人で大丈夫。」
と、言い訳しておこう。ちょっとした敵でも何でもないんだ。アイス街で手に入れた情報。すっかり忘れていた。
「私あとから追いかけるから。」
「分かった、俺とナツは先に行くよ!」
ハルキ、なっちゃん、ごめん。
私
ここでお別れかも。
・・・・・・・・・・・・
「よしっナツ見えてきた!」
「スケルトンも見えてきた!」
そして
「スケルトンの後ろにいるのは…ネクロマンサーだ!」
「ネクロマンサーは頼めるか?」
「任せて!」
そう言うと正面にいるスケルトンの処理から始める。
「【抜刀剣】」
そう言うと剣(太刀)を鞘から抜いたかと思えばスケルトンが倒れていく。
「ナツ、いつの間に」
「私だって負けられないもの。ヴァーギルは頼んだよ!」
「ああ、先に行くぜ!風の精霊よ、我が背中を押せ。【風の加護・俊】」
そう唱えると背中に風が吹き、一気に格段と移動スピードが速くなる。
「あいつは無理か、ならそこのウルフからだな。」
久しぶりに聞く、ネクロマンサーの声。
「一人で大丈夫か?勝てるとでも?」
「前とは違うんだからね♪」
がこれは半分は事実。もう半分はハッタリだ。先の戦闘から休まずに戦闘だ。それに大蛇とは度等かそれ以上。計り知れない敵だ。
「さて、ハルキ任せたよ。」
・・・・・・・・・・・・
ジリジリと照らす太陽の下風の加護使い、風を切り走っていく。一般人は気づかないであろう。その場所をハルキが走っていった事に。
「思ったよりすごいな。よくアニメでこう言うのがあるから使ってみたかったんだよな~♪」
何よりも気持ちいい。爽快。
「なんとも言えぬ感触と言うかなんというか。」
と、とぼけてるが段々と真ん中に近づく。
それと同時に人影が見えてくる。
「やっぱり、来たかぁ!確か」仲間が呼んでいた名前を思い出す。
「もうあの時のようにはならねぇ!」今度こそは!
「ハルキ!」
「ヴァーギル!」
風の加護で走ってきたハルキと待ち構えたヴァーギルの剣の音が、決戦場。魔水砂漠に鳴り響いた。
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