屋根裏見たら異世界降臨

ノベルバユーザー198902

12話 向かう先は

「あっおっちゃん会計!」


「だぁれぇがおっちゃんだ?」


「ひぃぃぃ!おっちゃんすみません。」


「分かればいいんだ、分かれば。って分かってねぇじゃねぇか!?」


そんな会話をしてるとナツとメネルが笑う。


「んじゃヴァーギル達を追いかけて行きますか!」


今後の方針はまずはネクロマンサーとヴァーギルを追いかける事。それとその二人を殺すこと。少しの間はこれが方針だ。


「ってか、まずは情報を集めなきゃな。」


「その必要はないよ!多分だけど魔水砂漠だと思う。」


「理由は?」


「理由は二つ!1つは多分だけど、そっちの方向に向かった!多分だけどね」


多分だけどね!と可愛らしく強調してくるメネル。


「もうひとつはそこにあるマジックアイテムを狙ってるんだと思う。」


「ひとつ目単純だなぁ。んじゃ質問!マジックアイテムってどんな効果の?」


「魔水砂漠とはマジックアイテムが、眠っていて、効果が水を無限に出せるから魔法の水が流れる砂漠。らしい。」


「らしい?まぁいいや」


「とりあえずオアシスみたいな感じ?らしい。」


心の中でおいおいおいと突っ込む。


「へー、オアシスかぁ。って事はそのマジックアイテムをヴァーギルとかが狙ってると?」


「僕もそうだと思う。」


「じゃあ決まりだな!とりあえずそこに向かおう」

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