君は魔法で僕は剣を…。というか魔力無いんでお願いします(泣)
4話 ゼイスとの遭遇
「はぁ、私も付き合うよ」
「まじか!助かる。」
階段を降り、観客席を抜けると通路があり、それをさらに歩くと庭が見えてくる。そこで剣を降るなどの鍛錬する者もいれば喋りつつまったりしてる者もいる。が、練習相手がいるからここは鍛錬場に向かう事にする。
「ふぅ、着いた。」
鍛錬場。ここにはその名の通り鍛錬ができる道具や練習試合ができる闘技場も置かれている。今回は練習試合が出来る闘技場に用がある。
「ふぅ、始めようぜと言いたいけど魔力大丈夫、じゃないよな?」
「まぁ、大丈夫ではないけど魔力の実ものすごい安かったからいっぱいあるし、それ食べながらやるよ」
「あぁ、う、ん?」
ー魔力の実ー
比較的安く手に入る言わば魔力回復アイテムである。食べることで回復させられるが苦い。さらに農家などでは簡単に大量生産可能。それにより平均的に安いのである。ちなみにこれを食べてもアランが魔法を使えることは無かった。
「どうする?火球撃ちまくろうか?気分的にそうしたい」
「オッケー!って、なんかおかしな部分あるよね!?」
ちょっと意味深というか闇というかその部分は気にしないとして
「んじゃいつでもいいぞー」
ローズは闘技場のステージに上がり、「ふふっ」と可愛く笑うと魔法を放ち始める。
【火球】
先程の試合と比べ物にならないくらいの量を出す。だが、それは一気にではなく、1個ずつだが。
「試合みたいに考えなくていいからどんどん飛ばしていくよっ!」
「うぇっ!?ちょちょちょ多い多い!!」
とか言いつつ全て剣に当てて、さらには勢いを消し地面に火球を叩きつけ消している。
「むぅー、そういう割りには相変わらずなんだから。昔っからちゃっかりしちゃって」
が、1球だけ地面に擦り合わせて消そうとしたが弾いてしまい、木の壁に当たってしまう。
「ねね、アラン魔法防御結界ボタン押した?」
ー自動式魔法防御結界ー
その名の通り魔法を弾く結界。それにより壁が壊れないようにする。ボタンを押すことで術式が発動し水晶に貯められた魔力を使い、術式で魔法を弾く結界を発動させる事が出来る。この結界を普通に魔法として使おうとすると囲う事が出来ず、最低3人は必要となる。
「え?てっきりローズが押したかと。」
「えっ?」
「へっ?」
その頃には「ボッ」と音とともに燃え始めていた。
「やばいやばいやばい!」
「ちょ、ローズ水術でなんとか…」
「私あの火を消すほどの水術まだ使えないんだけど?」
「あっ」
「あっ」
そして二人は悟った。
「終わった」
諦めかけたその時。いや、完全に諦めた時だった。
【竜の息吹】
火が一気に凍っていく。火すらも凍らす魔法を使えるのは…
「ゼイス!?」
「ゼイスいつ間に来たんだ?」
「俺の勝手だ。やっぱり平民じゃこんなものか。」
「むっ、そこまで言わなくても…」
「俺はもう1度貴族へ戻る。ただそれだけだ。お前らとはもう違うんだ。決意も、何もかも。関わらないでくれ」
そう言いその場をあとにしようとする。
「おい待てよ」
その瞬間全身をバネのように使い、ゼイスの前に姿を現す。
「なっ!?」
「魔力無しに負けたらどうする?」
「考えられないな。もしもの、前提でありえない。」
そう言うとゼイスは去ってしまう。
そして決勝の時間は空気を読むこともなく、時として姿を現しやって来る。
「まじか!助かる。」
階段を降り、観客席を抜けると通路があり、それをさらに歩くと庭が見えてくる。そこで剣を降るなどの鍛錬する者もいれば喋りつつまったりしてる者もいる。が、練習相手がいるからここは鍛錬場に向かう事にする。
「ふぅ、着いた。」
鍛錬場。ここにはその名の通り鍛錬ができる道具や練習試合ができる闘技場も置かれている。今回は練習試合が出来る闘技場に用がある。
「ふぅ、始めようぜと言いたいけど魔力大丈夫、じゃないよな?」
「まぁ、大丈夫ではないけど魔力の実ものすごい安かったからいっぱいあるし、それ食べながらやるよ」
「あぁ、う、ん?」
ー魔力の実ー
比較的安く手に入る言わば魔力回復アイテムである。食べることで回復させられるが苦い。さらに農家などでは簡単に大量生産可能。それにより平均的に安いのである。ちなみにこれを食べてもアランが魔法を使えることは無かった。
「どうする?火球撃ちまくろうか?気分的にそうしたい」
「オッケー!って、なんかおかしな部分あるよね!?」
ちょっと意味深というか闇というかその部分は気にしないとして
「んじゃいつでもいいぞー」
ローズは闘技場のステージに上がり、「ふふっ」と可愛く笑うと魔法を放ち始める。
【火球】
先程の試合と比べ物にならないくらいの量を出す。だが、それは一気にではなく、1個ずつだが。
「試合みたいに考えなくていいからどんどん飛ばしていくよっ!」
「うぇっ!?ちょちょちょ多い多い!!」
とか言いつつ全て剣に当てて、さらには勢いを消し地面に火球を叩きつけ消している。
「むぅー、そういう割りには相変わらずなんだから。昔っからちゃっかりしちゃって」
が、1球だけ地面に擦り合わせて消そうとしたが弾いてしまい、木の壁に当たってしまう。
「ねね、アラン魔法防御結界ボタン押した?」
ー自動式魔法防御結界ー
その名の通り魔法を弾く結界。それにより壁が壊れないようにする。ボタンを押すことで術式が発動し水晶に貯められた魔力を使い、術式で魔法を弾く結界を発動させる事が出来る。この結界を普通に魔法として使おうとすると囲う事が出来ず、最低3人は必要となる。
「え?てっきりローズが押したかと。」
「えっ?」
「へっ?」
その頃には「ボッ」と音とともに燃え始めていた。
「やばいやばいやばい!」
「ちょ、ローズ水術でなんとか…」
「私あの火を消すほどの水術まだ使えないんだけど?」
「あっ」
「あっ」
そして二人は悟った。
「終わった」
諦めかけたその時。いや、完全に諦めた時だった。
【竜の息吹】
火が一気に凍っていく。火すらも凍らす魔法を使えるのは…
「ゼイス!?」
「ゼイスいつ間に来たんだ?」
「俺の勝手だ。やっぱり平民じゃこんなものか。」
「むっ、そこまで言わなくても…」
「俺はもう1度貴族へ戻る。ただそれだけだ。お前らとはもう違うんだ。決意も、何もかも。関わらないでくれ」
そう言いその場をあとにしようとする。
「おい待てよ」
その瞬間全身をバネのように使い、ゼイスの前に姿を現す。
「なっ!?」
「魔力無しに負けたらどうする?」
「考えられないな。もしもの、前提でありえない。」
そう言うとゼイスは去ってしまう。
そして決勝の時間は空気を読むこともなく、時として姿を現しやって来る。
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