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異世界を8世界ほど救ってくれって頼まれました。~本音で進む英雄譚~(仮)

八神 凪

プロローグ

「というわけで、君には世界を救っていただきたい!」


そう言って、禿げ上がった頭を下げるじいさん。
それに続き、後ろにいた鎧を着たおっさんや、ピンクの髪をした女の子、さらに狼の頭と人間の身体をした人などにも頭を下げられる。今挙げた人とじいさんを含めて、全部で8人がキレイに頭を下げる。


世界を救ってほしい?
というかそもそもここはどこなんだ?
辺りを見渡しても、だだっ広く、真っ白い空間がずーっと続いているだけで、他には何もなかった。


俺は今日発売の新作RPG「デウスファンタジー」をやっていたはずなんだけど・・・。


「いきなりこんなところに連れてこられて、世界を救ってくれってどういうことなんだかさっぱりだよ・・・。詳しく話していただけますか?」


「おお、そうじゃな!ここは神の園と呼ばれる夢と現実の狭間にある場所じゃ。ここにはあらゆる世界の神がおって、自分の作った世界を各々で管理しておるのじゃよ。なので儂も含めて、ここに居る8人はお前さん達の世界で言う神様じゃ」


最初に頭を下げた禿の爺さんがここの説明をしてくれる。


「うーんそういわれてもピンと来ないですよ。ウチのじいちゃんみたいな人に「神様だ」って言われてはいそうですか、とはならないよ」


「中々手厳しい子じゃのう・・、よし、神様っぽいところを見せてやろう!お主頼むぞ」


「え、俺なの!?」
鎧を着たイケマッチョが急に話を振られて困惑している。そりゃそうだ、普通言い出しっぺのじいさんがやるだろう。


「相変わらず油断できねぇじいさんだ・・よう、俺はゼアトってんだ。今から魔法を見せてやるからよーっく見てろよ」


ポヤン、と少し離れたところに木の人形が現れた。
ほほう、何もないところから人形を出すとは、ちょっと不思議だ。


「まあまて、これからが本番だ、いでよ雷!サンダーストーム!」
手からバチバチと音がした瞬間、木の人形が真っ黒になって崩れ落ちた。


「おー!すげえ!ゲームみたいだ!」
こちとらゲーム好きの高校生だ、手品かもしれないけどこういうのは興奮する。


「分かりました、ここが神様の世界というのを(100歩譲って)信じましょう。で、世界を救えってどういうことでしょうか?」


「聞いてくれる気になったか、それなんじゃがな・・・・」


じいさんが俺に告げた内容とは・・・・



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